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名大生ボイス

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大学生活全般

2016.09.16

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大石くんから見た授業-Disney as a cultural teacher

こんにちは。理学部2年生の大石です。僕の学科では2年次の时间割に余裕があり、専门の授业が午前に集中しているので、お昼ご饭を食べてからぽかーんと时间が空いてしまいます。
?せっかく时间あるし英语の勉强しよう!?と思いたって、シラバスをペラペラめくっていると面白そうでしかもオールイングリッシュの授业を発见!早速担当の先生にメールしてみました。僕の拙い英文では上手く伝わらないんじゃないかと不安でしたが、「正规履修は间に合わないから単位は出せないけど、教科书なら余分に用意出来るしぜひ来なよ!」的な内容の返信が。喜び勇んで早速讲义に向かいます。
最初に受けてみた感想としては、面白いのですがやはり日本语の讲义とは违うところが多々あるなぁと。今回は讲义内容だけじゃなくてそんなところも交えて话していきますね。よろしくお愿いします。
 
この講義名は"Disney as a cultural teacher"といって名前の通りディズニーについて学んでいきます。ディズニーといえばミッキーですよね。ミッキーがみんなに愛されている理由を文化的?生物学的観点から考察したり、ミッキーを含め主要なキャラクターはどんな象徴を持っていると考えられるのかということを学んだりします。
例えば、みなさんはミッキーが登场以来だんだんと姿を変えてきたことを知っていますか?脚は短く、头部は大きく、颜つきは丸く。この形态的変化にはいったいどんな意味が込められているのでしょうか?
他にはディズニーによるおとぎ话のリメイク版についての考察など。オリジナルと全く话が変わることがあって、そこからディズニーが何に着目して制作していたのかを学んだりとなかなか今まで知る机会のなかった知识をたくさん得ることが出来ました。
 
ここまで少し紹介したように講義内容もすごくすごく面白いのですが、それ以上に先生の進め方、学生の雰囲気が他の講義とはかなり違うなという印象を受けました。それでは箇条書きで以下にあげていきますね。〈Disney class〉と〈General class〉に分けてみます。後者は僕の経験した(主に理系の)授業なので主観たっぷりですが悪しからず。
 
授业の进め方
〈General class〉
たくさんありますが、例として2つあげますね。
まず、高校までのように板书式のもの。この良いところはノートに书く过程で自分の理解が进むということです。字を追っているだけだと"分かったつもり"になりがちですから。
もうひとつはパワーポイント型。 これは、講義の内容を詰めたスライドで先生が説明していくというものです。板書する分の時間もかかりませんしスムーズに進むやり方ですけど、速くてついていけないということが起こりがちです。
 
〈Disney class〉
上に述べた二つのうちの后者に近いのですが、ビデオを见ながら进めていきます。何のビデオかなんて言わずもがなですよね。もちろんディズニー映画です。「スケルトンダンス」に始まりリメイク版の「叁匹のこぶた」や?みにくいアヒルの子」などなど、たくさんのフィルムを観赏しました。
もちろんただ見ているだけでなく、 合間合間に先生が一時停止のボタンを押して「この場面はなんでこんな音楽を使ってるんだと思う?」「子豚の服装から三匹がそれぞれ何を象徴してるのか想像できるよね!どうかな?」なんて普通なら何も考えないようなところに意味を見出していきます。
この授业のおかげで视野が広がったのか、小説を読んでる时にも少しだけ前より深読みしちゃうようになりました。
 
教科书
〈General class〉
復習やテスト勉強に利用します。僕はあまり予習はしませんでした。しようがしまいが授業で解説してくれるので、それで十分だと思ったからです。教科书に沿った授業が展開されていくと言えるかもしれません。
 
〈Disney class〉
まず、講義では教科书はほぼ使いません。だからといって教科书が必要ないかと言うとそうではなくて、事前に自分である程度の予備知識が無ければついていけないのです。これは、ディズニーという題目によることかもしれませんが。このクラスでは予備知識が頭に入ってるくらいじゃないとついていけず、前者では教科书を見ながら授業を受けることが出来ましたがなかなか同じようにはいきませんでした。
 
&苍产蝉辫;先生の立ち位置
〈General class〉
立ち位置というのは立っている位置のことで、立场だとかそういう感じの意味ではないです。
先生が前に立ち、黒板に板书しながらマイクで话して...というのが一般的かと思います。
 
〈Disney class〉
この授业では先生が生徒の席のすぐ横で话し出します。そのため必然的に先生と生徒の距离は近くなり、先生が质问を投げかける场面も生徒が意见を飞ばす场面も双方とても多くなります。よく、「日本の学生は消极的でなかなか授业に"参加"しようとしない」という苦言が呈されますが、もしかしたらそれは先生侧にも当てはまるんじゃないかなとふと思いました。
 
学生の雰囲気
〈General class〉
これは高校と大差ないでしょう。板书をノートに写し、たまに当てられると顽张って答えて...。讲义室で基本的に闻こえるのは先生の声だけですね。语学の授业でも、当てられなければ答えない、というスタンスの人が多いように思いました。
 
〈Disney class〉
言ってませんでしたが、このクラスでは受讲者のほとんどが留学生で日本人はほぼいません。
そのためか、先生が何かしら话题を振るとすぐに大势が手を挙げ口々に话し出すという、かなり活発な雰囲気でした。先ほど同じことを言いましたが、悪いところ、とまでは言えませんが日本人に足らないのはこういうところなんだなと思いました。やはり、先生だけでなく学生も讲义の主体になっている方が楽しく、また身になりやすいかなという気がします。
 
さてさて、色々书きましたが今回はこのディズニーの话题ではなくて、大学の授业の雰囲気なんかを知ってもらえればいいなと思って书きました。
これを読んでいるみなさんの中には英语が得意な人もそうじゃない人も半々ぐらいいることでしょう。でも、大学生になると英语"で"勉强する机会が増えてきます。英语でしか学べない知识を苦もなく取り入れられるようになりたいものですね。それではまた次の记事でお会いしましょう!
Profile

所属:理学部2年生

出身地:和歌山県