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名大生ボイス

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大学生活全般

2017.02.22

  • 大学生活全般

大学院生の研究生活(心理学専攻の场合)

こんにちは。大学院環境学研究科 心理学講座 修士1年の平子 真里絵です。

私は大学院で研究を始めてから、间もなく1年が経とうとしています。

今回は、日ごろ大学院生が、どのように研究に取り组んでいるのか、心理学専攻の私の生活を绍介したいと思います。

「名大生の一日」というカテゴリですが、「名大生の一年」の绍介になってしまうこと、悪しからずご了承ください???。

 

まず最近の私は、「心理学会の大会」が今年の半ばに开催されるので、そこで研究成果の発表をするための準备を进めています。

私は「认知心理学」という分野で、「懐かしい记忆」の研究をしています。懐かしい出来事を思い出すことは、心理的に良い効果をもたらすことが、过去の研究で报告されています。そのようなことを踏まえ、过去の研究で明らかにされていない研究知见を生み出せるよう、努めています。

 

研究室のデスクの様子

  

研究に関して、これまでどのようなことを行ってきたか、振り返ってみます。 


<9月顷まで>

  1.  记忆に関する様々な论文を読み、セミナーの时间や空いた时间に、指导教员や周りの院生と话し合いを重ねる中で、自身の研究テーマを决定する(「记忆」分野の中でも特に「懐かしい记忆」について研究していくことに决定)。
  2. これまでに発行された、懐かしさに関する研究论文を幅広く読む(主に海外の论文)
  3. これまでの研究で何が明らかになっていて、逆にどんなことが明らかにされていないのかを考える

 

<10月~12月>

  1. 研究计画および、结果の仮説を立てる
  2. 调査に用いる刺激材料(奥别产の调査媒体や、纸媒体の调査用纸)を準备する

 

<1月>

  1. 懐かしい记忆に関する调査を、名大の学部生を対象に実施する
    • 心理学の授业を受讲していた学部生に、「奥别产调査」と「纸媒体の调査用纸への回答」に协力してもらいました

 

<2月>

  1. 调査结果を分析する(统计分析ソフトを使って実行)
  2. 结果を考察する
    • 仮説通りの结果が出なかった部分についても、なぜ出なかったのかを考察し、次の研究に生かします
  3. 学会の大会で研究成果を発表するにあたり、自身の调査内容の「要约」を作成する
    • 内容を400字以内にまとめ、大会の运営に提出します  

以上のようなことを、指导教员や周りの院生と、日々话し合いながら行ってきました。

 

研究以外の时间は、授业やセミナーに出席したり、罢础(ティーチングアシスタント)として、学部生の授业の补助を行ったりしてきました。

授业は讲义形式のものだけでなく、ディスカッション形式のものもあり、発表者が、授业のテーマに沿った论文をスライドにまとめて発表し、その内容について、指导教员と受讲者全员で议论するなど、意见交换も活発でした。

大学院修士课程の1年生は、授业の単位をいくらか修得する必要があるので、研究と授业のバランスを上手く取ってやっていくことが大切だなと个人的には感じました。

 

これから3月末にかけては、学会の大会ウェブサイトに掲载される、大会発表论文の作成に取り组みます。その后は発表资料を作ったり、発表练习をしたりしながら、大会当日を迎える予定です。

 

高校生の皆さんも、将来的には、大学院への进学を考えている方もいらっしゃるかと思います。皆さんが今后の进路を考える上で、大学院生の研究生活について、少しでも参考になれば幸いです。

Profile

所属:环境学研究科社会环境学専攻心理学讲座博士前期课程1年生

出身地:爱知県