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名大生ボイス

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受験勉强法

2017.11.20

  • 受験勉强法

工学部の大学院入学试験

 

工学部化学?生物工学科4年の河合です。今回は、僕がこの夏に受験した大学院入学试験について绍介したいと思います!

 

名大の卒业生、特に理系の卒业生の多くは専门性をさらに高めるため、大学院へ进学します。その际に受験する必要があるのが大学院入试です!(残念ながら名大に入学したからと言って无条件に大学院に进学できる訳ではありません!)

 

大学院入试の仕组みは受験する学科?専攻によって大きく异なります。

例えば、大学入试の様にペーパーテストを解くパターン、自分のこれまでの研究についてのプレゼンをするパターンなどがあります。

今回は、僕がこの夏に受験した工学部の院试について详しく绍介したいと思います。

 

 

工学部の院试の仕组み

工学部の院试は笔记试験及び面接によって合否が判断されます。

笔记试験は次に详しく説明する基础科目?専门科目?英语の3科目に分かれています。

また、一部の学科では、学部の讲义での成绩优秀者を対象とした笔记试験を免除して、面接のみの试験も行われています。笔记试験の免除の资格を得られれば、院试勉强の时间を研究に回すことができるので、今后の研究活动を有利に进めることができます。

 

また、院试の倍率ですが、一部の専攻を除いて学部の试験よりは倍率が低くなっています。

ですが、志望人数が定员よりも少ない専攻でも、専攻が设定した合格最低点に达しない受験生は容赦无く落とされるため、油断は禁物です。

 

 

院试の科目

大学院の入试科目は受験する学部や専攻によって大きく异なりますが、工学部の场合は以下のような科目构成となっています。

 

?基础科目

主に学部1~2年生で学习する数学や物理、化学といった大学の座学において基本となる科目の试験です。

基础科目の特徴は试験范囲がとにかく広い事で、数学だけでも试験范囲は教科书3~4册分となります。

さらに基础科目の试験问题は公式や解法を丸暗记しただけでは解けない问题が多く出题されるため、根本的な理解が必要となり、思った以上に勉强に时间がかかります。

しかし、基础科目をしっかり学习しておく事は、今后の研究活动やこの后绍介する専门科目の理解に多いに役立ちました。

 

?専门科目

主に学部2~3年生で学习する受験する専攻の専门分野の科目です。

専门科目は受験する専攻によって异なる问题が出题されるため一概には言えませんが、个人的な印象としては、讲义で习ってからそれほど时间が経ってない上、自分の兴味のある内容だったので基础科目ほどは勉强に苦労しなかった印象です。

専门科目は分野ごとに出题された问题を选択して回答する形式となっている専攻も多いため、自分の研究分野や得意な分野を重点的に勉强する作戦も有効です。

 

?英语

工学部の院试には英语も试験范囲です。

というのも、研究を进める上では英语论文を読み渔って情报を得る事は必要不可欠ですし、研究成果を世界に発信するための论文や学会発表(研究者に向けたプレゼン)も英语が使われるため、工学部の学生にも英语力が必要となってくるからです。(とはいっても论文発表で使われる英语は受験英语とは性质が违うので、受験勉强で英语が苦手だからと言って工学部でやっていけない訳ではありません。)

英语の试験は罢翱贰滨颁や罢翱贰贵尝といった外部试験のスコアが使用されます。

外部试験のスコアは2年前のものまで使用できるので、2年や3年の夏休み等にあらかじめ良いスコアを取っておくと院试が有利に进められます。

 

僕の院试スケジュール
2月 罢翱贰滨颁の勉强を本格的に开始

3年后期の期末试験后、そろそろやるかーと罢翱贰滨颁の勉强を本格的に开始。

罢翱贰滨颁は本番形式の问题集を完璧に1册やりこめばかなり点数が上がります。

また、罢翱贰滨颁では大学入试と违ってスピードが最も重视されるので、日ごろの勉强から时间を意识したり、试験时间の配分に気を付けたりするのが良いでしょう。

 

4月 研究室配属

4月になるといよいよ研究室に配属されます。

僕は大学入学当初から研究室配属を楽しみにしていたので、4月は院试関係の事はあまりせず、研究室の同期や先辈と交流を深めたり、研究室で使う実験装置や研究分野の理论を勉强したりしました。

 

5月?6月 研究と并行して勉强を开始

5月に入ったあたりから、研究を进めつつ、院试の勉强を开始しました。

はじめの方は1ページずつしっかりと理解しながら进めましたが、このやり方だと教科书を1章进めるごとに前の章の内容を半分近く忘れてしまうので、途中からとりあえず教科书をざっと1周するのを何回も繰り返す方式に切り替えました。(このやり方の方が教科书の内容をしっかりと理解できた気がします。大学受験にもおススメです。)

 

7月 研究がストップし本格的に院试モードに

7月中旬にあった4月からの研究の中间报告会の后、研究をストップし、本格的に院试モードに切り替えていきました。

このあたりから専门科目の勉强を开始したのですが、基础科目をしっかりと勉强してから取り组んだおかげか、それなりに早いスピードで勉强を进めることができました。

やっぱり基础は大切。

 

8月 过去问演习

8月は过去问演习をしました。

いざ、过去问を解いてみると、思ったよりも难しく、教科书で一通り勉强したはずの分野の问题が解けず、结构焦りました。院试の直前まで过去问を解きまくる毎日でした。

 

大変だったこと?よかったこと

院试で大変だったのは、膨大な范囲を勉强することと、就职が决まった同期が大势いる中で进路が未定のまま勉强しなければいけない事です。

受験はこれまでにも何度も経験しているはずでしたが、何度やっても特有の紧张感に惯れることができず(笑)、毎日友达とあーだこーだと言いながら勉强していました。

しかし、苦しい局面を友达と共有することで、さらに仲良くなれたこと、院试の勉强がその后の研究に役立っていることを考えると、院试を顽张ってよかったなぁと思いました。

 


 

こんな感じで、それなりに大変だった大学院入学试験ですが、无事に合格できれば研究に没头できる2年半が待っています!研究はとてもとても楽しいものなので、名大を受験する皆さんには、ぜひとも大学院に进学して、研究に打ち込むことを目标としてもらいたいです!

Profile

所属:工学部化学?生物工学科分子化学工学コース4年生

出身地:爱知県