文学部1年の堀聡音です。梅雨が明け、いよいよ本格的な猛暑が到来しますが、みなさんはいかがお过ごしでしょうか。私はきたる夏休みに想いを驰せつつ、迫る期末テストに向けて焦燥感に駆られながら毎日を过ごしています。
これを読んでくださっている皆さんはどんな夏休みを過ごす予定ですか?私の高校時代の夏休みといえば、宿題を後回しにして地獄を見た記憶ばかりなので正直思い出したくありません。皆さんの8割はきっと私と同じ経験をしていることでしょう。でも、高校3年生の夏休みだけは例外であってほしい。そう、受験生の夏休みは、いわゆる「受験の天王山」です。そこで、今回は夏休みの勉強の参考に少しでもなるような受験勉强法(?)を紹介させていただきます。
◎はじめに
夏休みにいざ勉强をしようと思っても、すぐに努力が结果に结びつくとは限りません。私が受験生のときは、夏休みの前后で模试の点数が9点しか上がらず、「そりゃないぜ」って感じだったので、「これに取り组めば必ず点数が上がる!」というわけではありませんし、点数が伸びる时期は人それぞれです。私も名大の合格基準と言われる共通テスト得点率8割に到达したのは、本番の2週间前でした。
◎纳得するまで譲らない
勉强をしていると、数学や化学で「ここでなんでこの式になるの??」というモヤモヤに直面することがあるでしょう。こんなとき、皆さんはどうしていますか?インターネットで解説を调べたり、友だちや先生に质问してみたり、何度も计算し直してみたり、人によっていろいろな対処法があると思います。今述べた方法やそれ以外の方法、どれを使っても自分に合っていると思えれば、それが正解です。
しかし、ここで一つだけ守ってほしいことがあります。それは、「纳得するまで譲らない」ことです。たくさんの勉强法が私たちの周りには溢れていますが、どの方法にもこの意识を根底に置くべきだと思います。この意识が学力を身につける一番の近道のはずです。逆に、一番良くないのは、问题の解答を流し见して、「あーはいはいそういうことね」って分かった気になって済ませてしまうことです。どんな方法だって纳得すればいいんです。でも纳得した気になっちゃだめです。夏のうちはまだ时间に余裕があります。だから夏休みの间はゆっくり、健気に自分を纳得させるための努力をしてください。
◎具体的になにをする?
ここまで精神论的なボヤ~ッとしたことばかり书いていたので、一年前の自分のあれこれを振り返りつつ、そろそろ具体的な勉强法について书いていこうと思います。今回は、国语?数学?世界史の勉强法について绍介させていただきます。
○国语
国语を解くコツを文学部の学生に寻ねても、おそらく9割は「フィーリング」と答えるでしょう。私も例に漏れずフィーリング人间です。正直それだけではまっっったくアテになりません。しかし、「フィーリング」といってもテキトーにマークして正解できるというわけではなく、そのフィーリングを言语化できるほどに情报が头の中で整理されていないだけで、ある程度、判断となる基準が存在するはずです。ここからは、その「フィーリング解法」を身につけるコツを、なるべく丁寧に、言叶で表现してみようと思います。
まずは、なんといっても、数をこなすことです。どの教科でもそうですが、国语は特に惯れが大切です。技术的には、问题に取り组むときに、问题文&谤补谤谤;本文&谤补谤谤;选択肢の顺で読むと答えが自然と绞れるようになるはずです。そして、古典で大事そうな単语や文法は、専用のメモ帐を作り、そこに书き留めましょう。これ、本当に役に立ちます。(私事ですが、家庭教师をしている高校生に、私が受験生のときに作成した古典メモを见せたら「手元に置きたい」と、すごく褒めてもらえたのがとても嬉しかったです。嬉しすぎてそのままプレゼントしました。)最后に、また古典の话になりますが、古文も汉文も共通テストレベルの文章を一つ选んで、それらを逐一辞书などで调べながら丁寧に訳すと、文法や単语が自ずと身に付いて、他の文も読みやすくなります。
以上が「フィーリング解法」を身につけるコツです。ぜひ试してみてください。
○数学
数学といえば、フォーカスゴールドやチャートの、あの物々しさに圧倒されて、彼らを忌避してしまう受験生が今年もたくさんいることでしょう。私も彼らから漂う威圧感を好きになれず、なかなか相手にできないまま受験を终えてしまいました。フォーカスゴールドやチャートは、全部解くぞ!と意気込むよりも、都合の良いときだけ利用してやる、くらいの気持ちで取り组む方が上手く付き合えると思います。
私は夏に数学をサボってしまったため、8月の名大オープンでは数学が200点中25点という救いようのない点数を叩き出してしまいました。だから、特に数学に関しては、えらそうなことは言えません。控えめにアドバイスをさせていただくと、今まで受けた模试の中で苦手だと思った単元を、教科书や自分好みのワークで復习するくらいで良いと思います。もっと上を目指したい人は、赤本や2次试験対策(笔记)に时间を费やしても大丈夫でしょう。
○世界史
&苍产蝉辫; 暗记第一の歴史科目は、しばらくやらないとスルスルと头からから抜け落ちていってしまう教科です。なので、定期的に復习する时间をとるべきです。世界史は勉强していても「わからない!」という壁にぶち当たることが少ないと思うので、数学のような头を使う教科の息抜きにやるくらいがちょうどいいかなと思います。私は自分の中の记忆を整理するために、一つの人物や出来事を中心に据えた树形図を书いていました。下に実际に私が书いた树形図の写真を载せておきます。
これをやると、「こことここって繋がってたのか!」という新しい発见があるので、结构楽しいです。
あと、私のように世界史の教科书の淡々とした文章が苦手な人は、驰辞耻罢耻产别で世界史の授业动画を视聴しながら、教科书にメモやマーカーを书き込む勉强法が合うと思います。
以上、夏休みの受験勉强について绍介させていただきました。
最后になりますが、受験勉强は、ほどよく気を抜きつつ行うことが大切です。たまには美味しいものを食べたり、好きな映画やドラマを见たりしたって大丈夫です。夏の暑さに负けず、みなさんの心と身体が元気な状态で、充実した夏休みを过ごせることを愿っています。私も人间らしい文化的な夏休みを过ごせるように顽张ります。
ここまで読んでくださりありがとうございました!
Profile
所属:文学部1年生
出身地:岐阜県
出身校:岐阜県立岐阜北高等学校