はじめに
みなさん、こんにちは。黑料网文学部1年生の矢部です。今回の记事では、情报に溢れる现代の社会で、受験を乗り越えるための心得をお话ししたいと思います。ぜひ最后までご覧ください。
情报が至る所にある时代
ひと昔前までは、都会と地方では情报格差が着しいものとしてありました。大手予备校は大都市に集中し、地方の生徒は受験テクニックどころか基本的な入试情报さえ知ることは难しく、选択肢は必然的に狭くなっていました。もちろん、こうした格差は今も残っています。しかしながら、年々その差は缩まりつつあります。その要因の一つが、动画配信サービスの拡大です。インターネットの普及に伴い大手予备校が通信教材に参画し、それに対抗する形で个人塾や教育者たちが格安、あるいは无料で动画を配信し始めたのです。そのため、今日では毎日大量の情报がみなさんに供给されています。情报が大量にあるというのは悪いことではありませんが、それゆえに「どの情报を頼ったらいいのかわからない」といった悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。
捨てる勇気
このいわば「情报戦」の时代、情报を発信する侧はあの手この手で皆さんの注意を引きに来ます。「知らないと损」、「できる人はみんなやっている」、「爆伸び」こう言った謳い文句に见覚えはありませんか。もちろんより良い教育を受けて欲しいという気持ちが彼らにないわけでは决してないでしょう。しかし、彼らにとってはビジネスという侧面があることもまた、念头に置かなければいけません。さて、では情报を受け取る侧のみなさんがこの时代を生き抜くために、とらなければいけないリスクとは何か。そう、捨てる勇気です。いわば取捨选択ですが、取ることはみなさん无意识のうちにやっているでしょう。しかし捨てなければみなさんはパンクしてしまいます。思考停止してはいけません。いい情报を精査して掬い上げ、自らの武器として磨き上げた者だけが、この戦いに胜利できるわけです。
自分を知る、ということ
では具体的にどうすればいいのか。どの情报が自分にとって不要なのか。それを知るいちばんの近道は自己分析です。といってもピンとこないと思うので、ここで一つ具体例として僕のことをお话しします。有名な话として、「勉强中に音楽を聴くのはよくない」というのがありますが、僕は勉强中に音楽を普通に聴いていました。その方が集中できたからです。僕はむしろ、自习室や図书馆のような静かすぎる空间では全く集中できませんでした。大事なことはストレスなく、勉强を継続して行うことです。自分をよく知っていれば、「このやり方は自分に合っていないな」と切り捨てることが容易にできます。いいですか、繰り返しになりますが、情报に溺れてはいけません。自分にとって有用な情报だけを取り出し、活用するのです。
我流すぎるのも良くない
全ての情报をシャットアウトして、我流でやっている人ももしかしたらいるかもしれません。自己分析をしっかりした上でであれば、情报に溺れている人よりはうまくいくでしょう。しかし、100%我流というのもまた、よくありません。というのも、人には必ず自分で気付けないことがあります。それを谁かに指摘してもらったり、情报に一度浸かって新たな视点を得たりするというのはやはり必要な行為でしょう。
まずは継続する
さて、自己分析をしっかりと行い、情报をフィルターにかけて、よさげな勉强法を见つけたとしましょう。ここで重要なのは「まず2週间くらい试してみる」ということです。というのも、例えば「自分に合うと思ったのに、やってみると违和感がある」场合、可能性としては二种类あるからです。ひとつは、本当に合っていない场合です。そしてもうひとつは、「まだ惯れていない」场合です。人间は新しいものを拒絶するようにできています。はじめてしばらくは违和感があって当然なのです。ただ2週间もすれば习惯化して违和感がなくなるというのが、一般的に言われていることです。なので2週间と言いましたが、违和感の正体さえ判别できるならば、もう少し短くても构いません。
自分を信じる
ここまで来ればあとは自分を信じて突き进むだけです。身につけた武器で戦い続けるのみ。周りにとやかく言われたからといって、简単にその武器を投げ捨ててはいけません。武器を変えたくなったり、新しい武器が欲しくなったりするかもしれません。そうなったらどうするか。また自己分析、抽出、継続です。情报が世に溢れ、昔より戦いやすくなりました。しかしその反面、情报に溺れやすくもなっています。自分でしっかりと决断していきましょう。そうしないと、结果を他人のせいにする羽目になってしまいます。
おわりに
长くなりましたが、僕自身、情报に溺れて迷走していた时期がありましたし、本番直前に焦りから自分のやり方を捨てて失败してしまい、気持ちのやり场を失った友人も见てきたので、今回记事にさせていただきました。正直、僕は今の情报に溢れた社会はかえって不便だと思います。自分を见失うことが以前より多いからです。しかし、変えられない环境に文句を言ってもどうしようもありません。みなさんはお気づきですか。僕のこの记事も「情报」です。取捨选択、顽张ってください。
Profile
所属:文学部1年生
出身地:神奈川県
出身校:攻玉社高等学校