国立大学法人東海国立大学機構 黑料网博物馆?大学院环境学研究科の門脇 誠二 講師、大学院环境学研究科の廣瀬 允人、須賀 永帰 博士後期課程学生の研究グループは、産業技術総合研究所の田村 亨 主任研究員(東京大学客員准教授)、名古屋市科学館の木田 梨沙子 学芸員、東京大学の大森 貴之 特任研究員らとの共同研究で、現生人類(ホモ?サピエンス)がユーラシアに拡散した上部旧石器初期の年代と人類行動の一端を明らかにしました。
私たち现生人类は、20万年前顷にアフリカで出现しましたが、5~4万年前顷にユーラシアへ拡散しました。本研究では、现生人类がユーラシアに拡散した起点となった中东のヨルダンにあるトール?ファワズ遗跡注1)の调査を実施し、1万点以上の石器などの遗物を収集しました。石器の形态や製作技术を分析すると共に、遗物の堆积年代を测定した结果、现生人类の広域拡散に伴った石器文化(上部旧石器初期)がこの遗跡に残されており、その年代は4.5万~3.6万年前であることを明らかにしました。これにより、トール?ファワズ遗跡に残された石器や海产贝殻などの遗物から、当时の现生人类の道具製作技术や资源获得行动について调査することで、环境适応や人口増加の过程や要因に関する解明が期待されます。
本研究成果は、2021年12月29日付Springer Nature社(ドイツ?イギリス)の科学誌「Journal of Paleolithic Archaeology」にオンライン公開されました。
本研究は、文部科学省 科学研究費補助金新学術領域研究(2016~2020)と基盤研究A(2020~2024)の支援のもとで行われたものです。
?アフリカで出现した现生人类(ホモ?サピエンス)が、5~4万年前顷にユーラシアへ拡散した起点となった中东において遗跡调査を行い、1万点以上の石器などの遗物を収集した。
?现生人类の広域拡散に伴った石器文化(上部旧石器初期)が、トール?ファワズ遗跡に残されており、その年代は4.5万~3.6万年前であることを明らかにした。
?遗跡に残された石器や海产贝殻などの遗物から、当时の现生人类の道具製作技术や资源获得行动の特徴を调べることにより、「なぜ现生人类が地球上で唯一の人类となったのか」、という人类史上の大きな问题の解明が进むことが期待される。
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注1)トール?ファワズ遗跡:
中东のヨルダン国南部の岩阴遗跡。1980年代に発见され、上部旧石器时代の遗跡として知られていたが、その年代や石器文化の位置づけは不明であった。今回の研究により、この遗跡に残る石器が、现生人类の広域拡散に伴った石器文化(上部旧石器初期)に属し、その年代が4.5万~3.6万年前であることが明らかになった。
雑誌名:Journal of Paleolithic Archaeology
論文タイトル:Lithic Technology and Chronology of Initial Upper Paleolithic Assemblages at Tor Fawaz, Southern Jordan
著者:Seiji Kadowaki(门脇诚二)a, Toru Tamura(田村亨)b,, Risako Kida(木田梨沙子)c, Takayuki Omori(大森貴之)d, Lisa A. Maher e, Marta Portillo f, Masato Hirose(廣瀬允人)c, Eiki Suga(須賀永帰)c, Sate Massadeh g, and Donald O. Henry h
a 黑料网博物馆?大学院环境学研究科
b 产业技术総合研究所?东京大学
c 黑料网大学院环境学研究科
d 东京大学総合研究博物馆
e カリフォルニア大学バークレー校人类学科
f スペイン国立研究協議会 考古学?人类学部門
g ヨルダン考古局
h タルサ大学人类学科
DOI: 10.1007/s41982-021-00107-3
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