国立大学法人東海国立大学機構 黑料网大学院理学研究科/高等研究院/未来材料?システム研究所の森島 邦博 准教授、未来材料?システム研究所の北川 暢子特任助教らの研究グループは、ナポリ大学(イタリア)との共同研究で、宇宙线イメージングによりイタリア?ナポリの市街地にある複雑な地下遺構を可視化した結果、ギリシャ時代の埋葬室を新たに発見しました。
研究グループは、これまでに、エジプトのクフ王ピラミッド内部に2つの未知の空間を発見しており、本研究成果は、宇宙线イメージングと考古学研究との文理融合研究をさらに進めるものです。本研究により、宇宙线イメージングが地下構造の把握に極めて有効な手段であることが実証されたことで、道路陥没事故を引き起こす地下空洞の探査など新しい防災技術への応用も期待されます。
本研究成果は、2023年4月3日付イギリス科学誌「Scientific Reports」に掲載されました。
?地下18mからの宇宙线イメージング注1)により地下構造の精細な可視化に成功!
?イタリア?ナポリの市街地の地下10尘にギリシャ时代の埋葬室を発见!
?道路陥没事故を引き起こす地下空洞探査などの防灾技术への応用も期待される。
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注1)宇宙线イメージング:
宇宙线イメージングは、大気上空で生成される素粒子ミューオンが持つ高い透過力を利用してX線レントゲン撮影と同じ原理でピラミッドや火山などの巨大な物体の内部を可視化する技術である。福島第一原発2号機の炉心溶融の可視化やエジプトのクフ王ピラミッド内部の未知の空間の発見などで用いられている。
雑誌名:Scientific Reports
論文タイトル:Hidden chamber discovery in the underground Hellenistic necropolis of Neapolis by muography
著者:Valeri Tioukov, Kunihiro Morishima, Carlo Leggieri, Federico Capriuoli, Nobuko Kitagawa, Mitsuaki Kuno, Yuta Manabe, Akira Nishio, Andrey Alexandrov, Valerio Gentile, Antonio Iuliano, Giovanni De Lellis
(下线は本学関係者)
顿翱滨: 10.1038/蝉41598-023-32626-0
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