〇はじめに
こんにちは、保健学科看護学専攻3年の土方です。今日は、私が病棟実習で過ごす1日の流れを紹介したいと思います。実習は毎日新しい発見や学びがあり、看護の魅力や難しさ、現場の大変さに触れることが出来る貴重な時間です。世の中では忙しい、大変そうという印象がありますが、実態はどうなのか……看护学生の実习のある1日を紹介していきます!
〇実习の1日
6:00 起床
朝はかなり早起きする必要があります。私の周りでは6时台に起きている人が多いですし、少し远い场所に住んでいる学生はなんと5时台に起きることもあります。実习期间中は生活リズムを整えるためにも、実习に遅刻しない為にも、早寝早起きは欠かせません。
毎朝、身だしなみを整え忘れ物がないか确认します。実习先では清洁感が大事です!患者さんに不信感を持たれないためにも、适切な髪型やメイクで行く必要があります。髪型が崩れていないか、忘れ物がないかしっかり确认してから出発します!バタバタしがちですが、実习させていただく患者さんや看护师さんに失礼のないようにという気持ちで、準备を心がけています。
8:00 病院に到着
病院に到着したら、まずは更衣室で実习服に着替え、名札やメモ帐、聴诊器、参考书など、必要な持ち物を确认します。特にメモ帐は、日々の学びや必要なデータをすぐに书き留められるように、常に持ち歩いています。このメモ帐には、事前に调べて学习したこと、看护师さんや患者さんとのやりとりで知ったこと?気づいたことなどを书いています。実习中は分からないことだらけなので、メモ帐を肌身离さず持ち歩いて适宜确认しています。
9:00 実習開始
実习が始まると、まずは担当の看护师さんに今日の目标?计画を报告し、その日担当する患者さんの情报や予定とすり合わせを行います。看护师さんや患者さんの予定を把握し、それに合わせて柔软に动かなければなりません。患者さんの状态や予定によって动きが変わるので、临机応変な対応力が求められます。また、看护师さんから今日の目标に沿ってどのような行动を行い、何を観察するかを寻ねられるため、事前に调べたり考えたりしておく必要があります。
実际に患者さんと接する际には、细やかな観察や声かけが必要になります。现在の症状や体调に合わせて声かけを変えてみたり、どんなことに困っているのか倾聴したりします。看护とは、患者さんの病态だけでなく全体を観察し、アセスメントすることが求められるため、患者さんに関する病态?环境?バックグラウンドなど様々な情报の収集が必要となります。毎日、気づきや学びが多く、教科书には载っていない临床看护を学べていると感じます。
12:00 お昼
お昼は1时间ほど休憩时间をいただきます。お昼休憩に入る前に看护师さんに、休憩をとること、午前中に気づいたことや考えたこと、午后やることの报告を忘れずに行います!
多くの学生が手作りのお弁当を持参していますが、コンビニや病院内の学食で昼食をとる人もいます。
昼休みに同じ実习をしている友达と情报交换や、気になったことを话し合うこともあります。美味しいものを食べて元気を出して、午后も顽张ろうという気持ちになります。
13:00 午後の実習始まり
看护师さんに休憩が终わったことを伝え、午后の実习が始まります!患者さんとコミュニケーションを取ったり、検査に同行したりします。患者さんとの関わりの中でどんな悩みを抱えているかを考え、私たち看护学生にどんな介入ができるかを考えていきます。
17:00 実習終わり
病栋実习が终了すると、実习记録をまとめたり先生に质问をしたりする时间です。実习では电子カルテの见方や记録の书き方など、分からないことがとても多いです!また看护问题の选出や患者さんへの看护介入に迷うこともあります。そういった课题や疑问点を先生に质问し、记録や明日の计画へ反映していきます。実习记録にはその日の学びや课题、改善点などを具体的に记入します。记録をまとめることで、その日得た知识を振り返ることができ、明日の実习、また次の実习へと繋げていくことが出来ます。
病院という惯れない场に一日中いて疲労が贮まります。また、看护师さんや患者さんとコミュニケーションをとる中での気疲れもあるため、病院からの帰り道はいつもヘトヘトです。それでも、残った実习记録を终わらせるために、家に帰ってからも机に向かいます。
22:00 自由時間
人によりますが、记録や调べ物が终われば、自由な时间も少しあります。お风吕にゆっくり浸かったり、スマホで动画を见たりしてのびのび过ごしています。明日の実习に向けて、不安なこと?分からなかったこと?気になったことをネット検索することもあります。
23:00 就寝
実习记録が终わり、実习を通して分からなかったことを调べ终わったら布団に入ります。どれだけ早く调べ物や记録が终わるかによって、寝る时间は変わってきます。朝早く起きて実习に遅刻しないために、私はできるだけ早く寝ることを心がけています。
〇実习中は寝れない&丑别濒濒颈辫;&丑别濒濒颈辫;かも?
実习期间中はどうしても忙しく、夜遅くまで起きて実习记録や调べ物を行うことも少なくありません。実际に私も初めての基础実习の时は、记録の书き方も患者さんの状态も全く理解出来ず、深夜まで调べ物をしたり记録を进めたりした日が数日ありました。しかし実习を何回か重ねると、记録を书くのになれてきたり、病态理解がスムーズに行えたりすることもあります。また、记録が沢山ある日とそこまで多くない日があるため、早く寝れそうな日はできる限り早く寝るということを心がければ、睡眠时间が极端に短くなることは无いと思います。
患者さんの状态を整理出来ていないと、明日観察すべきポイントが分からないため、调べ物は大切です。しかし、睡眠を疎かにしては看护する侧の私たちが体调不良になってしまいます。患者さんにより良いケアを提供できるよう、少しでも準备して自信を持って临むことを心がけながら、自分の体调管理も万全に行っていくことが大切だと感じています。
〇まとめ
病栋での実习は、看护の现场を肌で感じ、座学では学べないことを実际の経験から学べる贵重な场です。患者さんや看护师さん、指导者さん、先生方から教わることが多く、一歩一歩成长している自分を実感できる时间でもあります。大変ですが、看护师としての将来を考えると、この経験がかけがえのないものに思えます。
看护学生の1日を通して、私たちがどんなことを学び、どんな気持ちで実习に取り组んでいるかを少しでも感じていただけたでしょうか。読んでくださり、ありがとうございました!
Profile
所属:医学部保健学科看护学専攻3年生
出身地:爱知県
出身校:爱知高等学校