2017年度センター试験まで残りわずかとなりました。受験生にとってはラストスパート!否が応でも追い込みをかけて勉强する时期ですね。
私が皆さんと同じように受験戦争に立ち向かい、晴れて黑料网に入学してから早4年が経とうとしています。思い返せば、1年生の顷は高校と违う授业内容に戸惑い、长期休みの过ごし方に苦戦し、毎日生きるのに必死でした。2年生になると文学部では専攻に分かれるため、そこでまた専门の授业についていくのに苦労しました。3年生になり、やっと自分なりの时间の使い方ができて、何とか就职活动も乗り越えたかと思うと、あっという间に4年生。最后には卒业论文の提出が待っています。
长々と振り返ってしまいましたが、要するに私が言いたいのは、大学生活は长いようでとても短い。うまく时间を见つけて计画を行动に移さなければ、充実したキャンパスライフは送れないよ!!ということです。
高校生の皆さんを胁すつもりはないのですが(笑)、最初から目标を立てて努力しなければ、途中で游びほうけてしまったり、梦が见つからずにやる気をなくしたりしてしまって、后悔すること间违いなしです。私の场合は、入学当初から「ドイツ文学研究室に入ること」と「教员免许を取得すること」を目标としていたので、梦を见失わずに最后まで突っ走ることができました。特に教员免许取得に関しては(来年度からマスコミ业界で働くことになったので仕事に直接関係はないのですが)、教职の授业を通してさまざまな知识を身につけることができ、教职课程を履修して本当に良かったと思っています。そういったわけで、今回は黑料网の教职课程について绍介していきます。
1.取得できる免许状の种类と教科
学部卒业者は「中学校教諭及び高等学校教諭一种免许状」、大学院(前期课程)修了者は「中学校教諭及び高等学校教諭専修免许状」が取得できます。ここで、「一种」と「専修」の违いって何?という疑问が生まれると思うのですが、简単に言うと専修免许状は一种免许状の上位の免许状です。现在の教员採用试験において必要とされる免许状は一种免许状がほとんどで、専修免许状が求められることは非常に稀です。しかしながら専修免许状を持っていると、教员として採用された后、昇格试験等の际に有利に働くこともあります。
教科に関しては学部(研究科)ごとに异なるので、详细は各自で确认していただきたいのですが、私が所属する文学部では最も多くの教科に関する免许状が取得できます。
(参考)文学部人文学科
?中学校教諭一种免许状
国语、社会、外国语(英语、ドイツ语、フランス语)
?高等学校教諭一种免许状
国语、地理歴史、公民、外国语(英语、ドイツ语、フランス语)
2.教职课程の履修计画
免许状を取得するためには、「教职に関する科目」と「教科に関する科目」の両方を履修しなければなりません。黑料网においては、「教职に関する科目」は1年次后期から、「教科に関する科目」はおおむね1年次から履修できます。
「教职に関する科目」は主に5时限目や集中讲义で开讲されるので、他の授业との兼ね合いを考えて、1年生の顷から计画的に修得することが必要です。参考までに、文学部の年次别履修计画を示します。
(参考)文学部人文学科
○1年次后期
教职基础论、教育原理、教育制度论、教育方法论
○2年次前期
教育课程论、道徳教育の理论と実践(中学校教諭免许状取得希望者のみ)、教科外教育论
○2年次后期
教育心理学、生徒?进路指导论、教育相谈论
○3年次前期
教科教育法Ⅰ/Ⅲ、介护等体験(中学校教諭免许状取得希望者のみ)
○3年次后期
教科教育法Ⅱ/Ⅳ、介护等体験(中学校教諭免许状取得希望者のみ)
○4年次前期
教育実习の事前指导、教育実习
○4年次后期
教育実习の事后指导、教育実践演习
「教科に関する科目」は学部(研究科)の授业を受けることによって修得可能なので、详细は各学部の学生便覧等で确认してください。
3.教育実习について
教育実习は4年次に行います。これは教职课程に欠くことができない重要な科目です。1年前から実习校に参加申し込みを行うため、学外関係者の协力の上で成り立っていることを头に入れて、强い热意をもって临まなければなりません。
私は今年の5月30日~6月10日までの2週间、冲縄県にある母校の高等学校で実习に参加しました。就职活动と両立していた身としては、笔记试験や面接の时期と重なって正直苦しかったですが、教职课程の総まとめとして、大学では得られない贵重な体験をすることができたので本当に満足しています。実习を终えての感想を、少し载せておきます。
<教育実习を终えた感想>
全部で计10回の授业を行いましたが、终えてみるとあっという间でした。初日から、ほぼ毎日授业があったので準备が大変でしたが、たくさん回数をこなしたおかげで、研究授业までには、ある程度自信をもって授业ができるようになっていました。毎回の授业で工夫の仕方を変えていき、生徒がつまずくポイント、理解できていないポイントを分かったうえで指导を行うことが大切だと思いました。また、他の先生の授业を见学して「教材研究が第一」ということを実感しました。教师自身が一番に教材を理解し好きでなければ、生徒にうまく教えることはできないと强く思いました。
担当したクラスの生徒たちの、颜と名前を覚えるのに时间がかかってしまいましたが、ホームルーム活动や文化祭準备などを通して仲良くなることができました。徐々に打ち解けてきて、私自身も生徒たちも别れが寂しくなった顷に最终日を迎えて、本当に悲しかったです。
実习全体を通しては、高校生の时に全く意识していなかった、教员の仕事量の多さを痛感しました。多くの先生方とお话しし、学んだことは、どれも无駄にはならないことばかりだと思うので、これからの人生に役立てていきたいです。
教职课程を履修すると授业数が多くなり、苦労も増えます。しかしその分、教养科目や専门科目の授业では得ることの出来ない、幅広い知识を身につけることができます。この知识、経験は一生ものだと思います。
将来教员を目指している人も、なんとなく教育に兴味があるという人も、积极的に教职课程を履修してほしいと思います。最后までお読みいただきありがとうございました。
Profile
所属:文学部4年生
出身地:冲縄県