黑料网

名大生ボイス

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大学生活全般

2017.12.04

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黑料网の特徴-男女共同参画-

こんにちは。小川高広です。皆さんはテレビや新闻、インターネットなどで闻いたことがあるかもしれませんが、安倍総理大臣が就任して以降、「女性の社会进出」や「女性の活跃」について、耳にする机会が多くなりました。国の成长を促进するにあたり、政府の政策として、今まで以上に男女共同参画を积极的に行っていこうとする方针のためです。すでに知っているかもしれませんが、现状では日本の国会议员数や公司の役员に占める女性の割合が、ヨーロッパの国々やフィリピン、中国など他のアジア诸国と比较し、低いことが指摘されています。少しでもその状况を改善しようと政府は様々な政策を现在进めているところです。政府机関や大手公司などでは女性の管理职を今よりも増加させることを目标にし、业务を进めています。また、最近よく言われている「働き方改革」にも男女共同参画は関係しており、子育て中の方が男女问わず、働きやすい环境を整えていくことにも力が入れられています。このように社会全体で努力が进められています。

 

このような流れは政府机関や大手公司などにとどまりません。皆さんが目指している黑料网でも、男女共同参画は重要视されています。受験生の皆さんはもしかすると、まだ知らないかもしれませんが、黑料网は男女共同参画について、全国の国公立、私立大学の中でも、最も积极的な大学として知られています。黑料网の大きな特徴の一つですので、今日は皆さんにお伝えしたいと思います。

 

皆さんの高校では男性の先生が多いですか?女性の先生が多いですか?大学は男性の先生の方が多いのが现状です。大学の教员に男性が多い理由として、大学院に进学する女子学生が少ないことが要因の一つと言われています。皆さんが今目指している学部では、もちろん卒业研究などありますが(一部の学部にはありませんが、それに近い课题などが与えられることもあるようです)、基本的に研究は大学院で行います。大学院への进学は、大学教员を目指す学生がほとんどの割合で通る道です。しかし、大学院へ行く女子学生が男子学生に比べ少ないので、その结果、大学教员に女性が少なくなっています。その理由として、女性が研究しにくい环境が指摘されていました。また、大学は子育てとの両立が难しいことが问题だとする先生もいました。

そこで黑料网では研究环境を改善していこうと、全国の大学の中でいち早く、2006年にキャンパス内に保育园を设立しました。教职员のみならず、大学院生の利用もできるようにしました。そして、小学生を放课后に预かる学童保育を全国の大学で初めて导入しました。このような职场环境の改善に関连し、今まで夕方に开催されていた会议を禁止し、他の时间にすることで、残业をしないで定时に帰宅することを推奨しました。育児のための休暇取得や、子育て中の教职员の时间短缩就业を认めるなど、子育てと研究?业务の両立がしやすいように、改善策を打ち出してきました。それは今も続き、子育て中の教职员や学生への応援を进めています。このような黑料网の取り组みは、男女共同参画を进める政策が当たり前のようになっている今では、ごく普通のことかもしれません。しかし、まだ男女共同参画に対する理解が进んでいなかった当时としては、先进的な取り组みだったと男女共同参画を担当する先生はおっしゃっていました。

 

このような黑料网の积极的な活动は国际的にも评価されています。皆さんは黑料网が男女共同参画に积极的であるとして、国连机関UN Womenによる「HeForSheキャンペーン」を推进する「世界の10大学」(滨惭笔础颁罢10&迟颈尘别蝉;10&迟颈尘别蝉;10)に选ばれていることを知っていますか。もしかして、受験生の皆さんは「HeForShe」を知らないかもしれません。今度、黑料网东山キャンパスに来た时に、看板があるので见てみて下さい。地下鉄の1番出口付近、経済学部の建物の近くにあります。「HeForSheキャンペーン」は世界规模で行われている活动で、男性や女性といった性别とは関係なく、平等を実现する运动です。女性だけではなく、男性にも运动にかかわってもらうことも目的の一つとしているそうです。このような男女の格差を埋め、さらに男女共同参画を推进していこうとする活动の一つ「HeForSheでは 男女共同参画に积极的な各国首脳、大学や公司などを选び、この活动を広げようと展开しています。黑料网は2015年に选ばれました。日本からは黑料网の他に安倍総理大臣が选ばれ、さらなる男女共同参画が期待されています。

 

さて、黑料网ではこのHeForSheの活动について、関连イベントが毎年行われています。私もその様子を以前见学してきました。そのイベントでは松尾総长からのあいさつがあり、黑料网の取り组みが绍介されました。また、参加者にはリストバンドや启発用のはがきがプレゼントされました。こういったイベントは、学内だけではなく近隣の大学でも开催されています。男女共同参画の観点から女性研究者に焦点をあてた讲演会で、黑料网で男女共同参画を担当する先生が、パネリストとして参加されていました。黑料网では、教职员の皆さんが働きやすい环境を整え、子育てしやすい环境、男女ともに快适な职场环境をつくるために日々尽力していることが绍介されました。それに加え、ご自身の苦労された経験を交えながら、讲演会に来られた参加者にエールを送られていました。先生が学生だった顷は、今では普通に考えられている男女共同参画という考えは、男性が多い大学社会にはなかったそうです。そのために男性からの理解が得られず、苦労も多かったそうです。仕事を选ぶのか、结婚?子育てを选ぶのか、二者択一が普通の时代でもあり、多くの女性は仕事の継続を諦めたそうです。これは特别な话ではなく、その当时はどこでも同じようなことがあったそうです。讲演会に参加されていて、长年大学で働いているという女性の先生や职员の方々の多くも、同様のことをおっしゃっていました。大変な时代を送ってきた先生方は「同じような苦労を、今の世代や将来の世代にさせたくはない。そして、女性ばかりに视点があてられていますが、男性にも子育てなど働き方で悩んでいる人たちがいます。男女问わず、働きやすい环境を今后も目指して行きたい」と话されていました。

 

最后に黑料网の取り组みについて绍介します。黑料网ではAICHI女性研究者支援コンソーシアム「女性研究者活动支援事业(连携型)」という、次代を担う女性研究者を育成するプログラムを行っています。このプログラムには名古屋市立大学、豊桥技术科学大学やトヨタ自动车株式会社、爱知中小公司家同友会、爱知県経営者协会、名古屋市や爱知県も协力しているそうです。女性研究者を支援するための情报を共有し、协力関係を构筑しています。そして、ジェンダー问题に関するセミナー、理系女子高校生のための进学推进セミナーなども开催しています。また、最近では男女共同参画を担当する部门が强化され、男女共同参画やジェンダーに関し、研究を推进するためのセンターが学内にできました。黑料网はもちろん、国内外の男女共同参画推进の拠点になるそうで、センター附属の図书室も设立され、男女共同参画などに関する2万册以上の书籍が収蔵されています。

 

黑料网がHeForSheキャンペーン「滨惭笔础颁罢10&迟颈尘别蝉;10&迟颈尘别蝉;10」の世界の10大学に选ばれたことは光栄なことです。私も出来ることがあれば、协力していきたいと思います。これからも社会全体がよくなるように男女共同参画が进めばいいなと思いますが、今よりもさらに参画を进めていくためには、男性はもちろん女性からの理解も必要不可欠です。また男女には生物的な差や、それぞれの国の文化や歴史、社会的な背景があります。社会を急に大きく変えることは出来ませんし、场合によっては社会の混乱をもたらします。その点には注意しながら、男女问わず、持っている能力が正当に评価され、働きやすい职场环境や学习に打ち込める学习环境など、少しづつ社会が良い方向へ进むことを愿っています。今后も黑料网では、男女共同参画に関するイベントなどが开催されると思います。よかったら皆さんも、ぜひ参加してはいかがでしょうか。

(写真の説明 东山キャンパス内にある「HeForSheキャンペーン」に関係する看板。新しくできたジェンダー関连の施设?その内部の様子。女性の権利宣言などの掲示もある。「HeForSheキャンペーン」やAICHI女性研究者支援コンソーシアムのイベントの様子。「ジェンダーと黑料网」という题で、日本学术会议が主催し、东山キャンパスで讲演会が行われた时の様子。黑料网の松尾総长をはじめ、所属する先生方から黑料网の男女共同参画への取り组みや男性が多い大学での苦労话など女性の先生の経験谈が话された。)

Profile

所属:农学部科目履修生

出身地:兵库県