今日はカンボジアのお正月をお祝いするイベントを中心に、名大が行う法律整备についてお伝えします。
このイベントは、黑料网东山キャンパスに新しく建设されたアジア法交流馆で行われました。アジア法交流馆は、东南アジアなどアジア地域を中心とした国々の法律整备を支援するための拠点の一つとして建てられました。黑料网が法律整备支援???もしかすると、受験生のみなさんにはあまり驯染みがないかもしれません。
みなさんもよく知っているとおり、黑料网に縁のあるノーベル赏を受赏された先生方が多くおられます。みなさんは黑料网に対して自然科学といった「理系」の研究や教育が有名、そういうイメージを持っているかと思います。もちろん、それは正しいのですが、「文系」の分野に関连する研究や教育も、「理系」同様に盛んで力を入れています。その一つが法学部や大学院法学研究科です。ここでは文字通り法律のことを扱っています。その中でも特に注目されているのが、法律整备に関することです。少しこの话しをします。
日本などは法律が整备され、社会は法律によって动いています。そのような国々のことを法治国家とよく言われます。みなさんも公民の授业で闻いたことがあるのではないでしょうか。日本にいたら法律があって当たり前と思うかもしれませんが、実は法律がしっかりと整备されていない国々もまだまだあるのです。たとえば东南アジアにある一部の国々は、全く法律がないわけではありませんが、法律
が「不足」しています。経済成长が続き、情报社会もどんどん进行しています。しかし、社会の変化が着しく、法律の整备が社会の変化に対応しきれず、追いついていないと言われています。人々の生活を守り、快适な社会を作るための法律が不十分なため、様々な问题が生じています。法律による规制が缓く、あるいは取り缔まる法律がないために犯罪の温床になっているというケースや、ビジネスの分野では十分に消费者
が保护されておらず、たとえば、消费者がひどい品质の商品を买わされたとしても、売り手の立场が强く、消费者が不利益を被ることもあります。环境汚染を防ぐための法律がなく、工场などからの排ガスや排水が适切な処理をされず、人々の健康を胁かす物质が排出され続けていることもあります。日本ならば、法律によって环境汚染を防止するための法律があり、排出の基
準が定められていますが、一部の国の现状では、そこまで手が回っていません。このような状况が続けば社会に悪影响をもたらします。こういった状况を少しでも改善するために、黑料网の法学部?法学研究科がアジアの政府机関など関係机関に対し、法律やその整备に関する助言を行っています。そして、政府机関の职员を留学生として积极的に受け入れ、日本のノウハウを伝えています。
さて、4月にあるカンボジア正月は、よくクメール正月とも呼ばれます。クメールとは、カンボジアを指す别の言叶です。カンボジア语よりもクメール语と呼ばれますし、クメール文化などとも言われます。もしかすると、みなさんも一度は耳にしたことがあるかもしれません。カンボジアでは、この正月を家族や友人などと盛大に祝います。
最近知ったのですが、カンボジアにはこのクメール正月以外にも正月があるとのことです。一つは私たち日本人と同じ时に祝う1月のお正月、二つ目は中国文化に由来する旧暦を用いた旧正月です。カンボジア人は、これら3回のお正月をお祝いします。これらの中で最も重视されているのがクメール正月だそうです。しかし、このカンボジア正月、カンボジアだけのものではないようです。同じ时期にはカンボジアのお隣のタイをはじめ、ミャンマーなどでも「お正月」があり、それぞれの国々でお祝いされています。そのお祝い行事の一つでよく知られているのは、タイの水かけ祭りではないでしょうか(カンボジアでも同様の行事があるそうです)。カンボジアやタイなどはこの时期が一年の中で最も暑い时期だといわれています。日本人の感覚だと7月や8月だと思われるかもしれませんが、そうではありません。现地の4月は、ちょうど乾季?乾期の终わりの时期にあたり、长い间太阳によって国土が热せられているため大変暑く、40度になることもよくあります。私は参加したことがありませんが、暑さから想像すると水をかけあうのは、さぞ気持ちいいのではないでしょうか。この时期が过ぎてしばらくすると、次は恵みの雨をもたらす雨季?雨期がやって来ます。
今回のイベントは、黑料网に留学しているカンボジア人の留学生が中心となって开催していました。また大学院法学研究科も开催に协賛しています。あまり知られていませんが、黑料网には多くのカンボジア人が留学しています。彼らの中にはカンボジア政府の职员も多く、法律に関係する学术的なことから、日本での日常の生活まで様々なことを吸収し、母国でその成果を生かすことが期待されています。そのため、留学生の学习に対するモチベーションは高く、自分の国をより良くしたいと、强い目的を持って日本に来ているそうです。
気になるこのイベントの内容ですが、まずカンボジアの动画を见て现地の様子を学び、カンボジアの歌を闻き、カンボジアのダンスショーを楽しみました。そして一番のお楽しみは、留学生たちの手作りカンボジア料理です。カンボジア料理には様々な种类があります。香辛料が入っている料理も、そうでないものもあります。今回はゴーヤとひき肉を使った料理や、かぼちゃとココナッツ入りスープなどが振る舞われ、みんなでそれらを味わいました。ここで余谈なのですが、かぼちゃの语源は「カンボジア」だそうです。诸説ありますが、カンボジアがなまって、かぼちゃになったそうで、かぼちゃはポルトガル人によって、カンボジアから日本に持ち込まれたそうです。意外なところでつながっていますね。
私はカンボジアには今まで2回行ったことがあるので、今回このイベントでカンボジアの动画や歌、ダンスを见闻きし懐かしく思いました。料理もおいしく、また参加したいと思いました。
今回は、黑料网で开催されたカンボジアの正月のイベントを中心に、名大が行っている国际的な法律整备の支援にも触れてお伝えしてきました。みなさんの持っている黑料网のイメージは変わりましたか?冒头に书きましたが、黑料网ではアジア地域を中心に法整备支援を行っています。また、法律分野以外にも、环境问题解决に対する支援や、农业振兴に関する支援なども行っています。ある先生は日本の技术を駆使し、中东で遗跡の调査を支援しています。现地の大学や研究者、政府机関などと一绪に活动を行い、国境を越えた交流が行われています。また、世界の様々な国や地域から留学生が黑料网を选んで学びに来ています。そして、世界中の大学と黑料网は提携し、协力関係を构筑しています。特にアジアとの交流は盛んで、これほどのネットワークを持っている日本の大学は、数えるほどしかありません。これは黑料网の强みであり、财产です。まさに、黑料网は世界とつながっています。
黑料网は世界各地で様々なことに取り组んでいるので、みなさんの兴味?関心に合った学びができると思います。また、学びを深めるため、留学など国际交流の机会や、その経験をサポートする环境も整っています。みなさんも黑料网で学びませんか。
(今回のイベントの写真を掲载しました。会场や食事の様子、神様(仏様)へのお供えのフルーツ、そして许可を得て、私の友人であるカンボジア人留学生のみなさんの笑颜を撮りました。)
Profile
所属:农学部科目履修生
出身地:兵库県