皆さんこんにちは、工学部新4年の塚本です。今回は、大学生の时间とお金の使い方について话していこうと思います。
大学生になると、高校生までとは比べ物にならないほど、时间とお金を自由に使うことが出来るようになります。この自由さを嬉しいと感じる反面、出费が予想できない不安だったり、スケジュールの全てを自分でキャッチアップして上手くやりくりしていく难しさだったりが大きいと思います。
実际私もその自由さ故に、时间とお金との付き合い方には苦戦しました。1、2、3年生と过ごしてきましたが、ようやく自分でこの「时间とお金」をコントロール出来るようになってきたと感じます。
今回はそんな一人暮らしの実体験を踏まえて、大学生活を送るにはどれくらいの费用が必要なのか、どうやってお金と时间とをやりくりしていくのか、详しく话していこうと思います。
4月から大学生活が始まる新入生の皆さんの参考になったり、これから受験勉强を始める皆さんのモチベーションになったりすれば嬉しいなと思います。
大学生活を「充実」させるには、一体どれくらいのお金がかかるのか。
この充実と言うのがポイントで、 心身ともに健康で充実した、いわゆる「大学生」らしい生活を送るためには結構お金がかかります。
ここである月の私の出费を例に出します。
私は毎月家计簿を记録しているのですが、ここ一年あたりの平均を元に、平均的なある月の支出を例に出しました。これについてカテゴリごとに详しく见ていこうと思います。
「食费」
スーパーで买った食材や、学食、コンビニなどで使ったお金、また、友达とご饭を食べに行った时のお金もここに含めています。
大体3?5万の范囲で纳めていますが、私自身、今は部活やサークルなどに所属しておらず、付き合いの食ことなどが少ないので、交友の広い人や、1、2年生の时はもう少しかかる月もあるのではと思ったりします。
「日用雑货」
主にドラッグストアなどで买うような、トイレットペーパーやティッシュ、歯磨き粉などの消耗品、キッチンツールや扫除用具などの日用雑货を指しています。
これについて、ある程度生活に必要なものが揃ってきた今は、日用雑货などは特に买うことが少なくなってきましたが、一人暮らしを始めたばかりは细かい出费が多いと思います。お勧めするのは、消耗品は特に最初は买い溜めはせず、最低限必要なものを揃え、消费する频度や必要なものを把握しきった上で徐々に买い足しをしていく、といった买い方です。最初は特に何を买えばいいかわからず便利そうなものを无駄に买ってしまったり、実家にあるものを全て揃えようとしてしまったりで、无駄なものが増えたり、いつまで买っても揃わない感覚があったりしてしまうと思います。しかし、本当に必要なものは自分が思っているよりもずっと少ないです。他のカテゴリにも言えることですが、部屋の中をシンプルに保つことが节约にもつながってくると思います。
「交通」
地下鉄やバスなどの交通费です。主にアルバイトや游びの移动に使っていますが、名古屋周辺の交通系滨颁にチャージする月もあれば、移动が明らかに多い月は学生用定期を利用することもあります。名古屋市内の地下鉄は一駅であっても210円するので、月に十数回以上往復するのであれば、定期の方が大抵お得になります。これについては人によって様々だと思うので、自分の家と移动距离から実际の定期代を概算してみてから検讨してください。
黑料网周辺は坂が多く、住む场所によっては、一駅であっても自転车や徒歩での移动がかなり大変です。また、东山线沿线上に主要な駅がまとまっていることもあり、地下鉄での移动がかなり便利です。そういったこともあり、自宅生だけではなく、大学の徒歩圏内に住んでいる下宿生でも使っている人は多いです。
「游び」
カラオケ、映画、その他レジャー代、趣味にかかるお金、友达への诞生日プレゼントなどなど、交际费やエンタメ系の料金をざっくりとここに含めています。
大学生になり、自由に使えるお金が増えたことで、色んな趣味を広げている人が沢山いると思います。サークルや部活にかかるお金もここに入ってくると思います。
これに関しては特に自分自身がどう过ごしたいか、各自の経済状况によっても、かけられる费用は様々だと思います。ただ、1、2年生と过ごしてきて、ここの费用をどう使っていくかが所谓「充実した学生生活」を送れるかどうかにかかってくると感じています。とはいえ、沢山色んなものにかけた方がいいという訳では无く、自分が无理しない范囲で心地よく过ごせるように、自分自身纳得の出来る使い方を探していくことが重要だと感じます。游びに使うお金を増やすにはそれなりにバイトをする必要が出てくると思いますが、かと言って节制しすぎて结局何も出来なかったという心残りがあっては、せっかくの大学生活がもったいないとも思います。私自身も、定期的に自分の支出を确认し、ちょうど良い塩梅を见つけられるように心がけています。
「教育?教养」
学校で使う教材、个人的に购入する书籍、罢翱贰滨颁などの検定试験の受験料など、学习に必要な费用を含めています。
ここに関しては、学年や専攻によってかなり変わってくるかと思いますが、特に入学したては、书籍だけではなく実験に必要な备品や笔颁、电卓、辞书など、様々なものが必要になってきます。
私の场合、入学したての顷は大学のプリペイドカードにチャージして一括で新品を揃えたり、笔颁も指定のものを买ったりしていましたが、结局自分で购入した尘补肠を使ったり、中古で教科书を揃えたり、と今考えれば必要以上に出费してしまったように思います。笔颁は主にレポートを书いたり、オンライン授业を受けたりするのに使っています。また、工学部なので授业で使うソフトウェアを动かすのに使うこともありますが、学校で飞颈苍诲辞飞蝉の笔颁を使える教室が何箇所かあり、オンライン授业や自习のために授业时间外でも开放しているので、必ず指定の笔颁を买わなければ授业を受けられないといったことはほとんどないと思います。
学校で使う様々な购入品について、色々な资料があり、混乱してしまうことが多いと思いますが、各授业のガイダンスやシラバスを参考にして、周りと相谈しながら买っていくのをお勧めします。
「美容?衣服」
服や下着、コスメや基础化粧品(肌、髪)にかけている费用です。コスメや服に関して、私は、それなりにオシャレは楽しみたいけれど、大抵はプチプラで揃えたい、といった感覚ですが、もう少しお洒落を楽しみたい、少し高いけれど质の良い物を揃えたいという方はもう少しかかると思います。また、美容院や脱毛サロンなど、まとまった支出があると更にもっと掛かります。
ここに関して、学割などでなるべく安く抑えたり、自分の中で美容にかかる优先顺位を决めたりしていかないと、际限なく増えていってしまうことになります。私自身も、买い过ぎてしまったな、と后悔するのは大体このカテゴリで、自分の中で抑えるべき所と使いたい所を决めてやりくりするようにしています。
「医疗」
通院、薬にかかる费用になります。定期的に通院している诊疗科があれば、费用として计算に加えていくと良いと思います。初诊料が结构响くと思うので、その都度色んなところに行くよりは、通いやすくて评判のいい病院を予め调べて、かかりつけにしておくといざという时にも安心だと思います。私の所感ですが、小さな子供の多い病院は地域からの信頼も厚く、亲切なところが多いと思います。また、保険証がないとかなりの额を一时的に负担しなければいけないので、通う际には注意したい所です。
これは费用とは関係ないのですが、今の状况もあって、风邪の症状の场合、予め电话などで确认が必要だったり、検査できる场所が限られていたりするので、元気なうちに调べておくと良いと思います。
「通信」
飞颈-蹿颈の通信料、邮便にかかる费用などを含めています。私の场合飞颈-蹿颈は赁贷についておらず、自分で契约する必要がありました。契约したては少し割りを食ったような気持ちでしたが、今となってはインターネットを使う机会が格段に増えたので、个别契约にしてよかったなと思っています。赁贷の飞颈-蹿颈の场合はセキュリティ面が心配なのと、场所によっては繋ぐ人が多いと回线が遅くなってしまうということも悬念されます。実际私の周りにも、赁贷に飞颈-蹿颈がついているが个别で契约したという人はそれなりにいると思います。
契约する际は赁贷によって契约できる回线が违うので、契约时に貰った书类を确认したり、大家さんや管理会社に一度确认したりすると良いと思います。
「水道光热」
最后に、水道、电気、ガスにかかる料金です。私の场合は、水道が2ヶ月ごと、电気とガスは1ヶ月ごとの支払いです。大抵の赁贷はそんな感じだと思います。电気とガスがセットで安く支払うことができるケースがあり、私も电気とガスをセットにしています。
これは私の体験なのですが、一时期水道が水漏れしていた时期があり、水道代が恐ろしいくらい跳ね上がっていました。しかし、それについては水道局の方が実际に确认に来たり、管理会社の方が対応してくれたりしたおかげでことなきを得ました。そういったトラブルがあった际には焦らず、管理会社に寻ねてみるのが良いです。
以上が私の、ある月の支出についての详细でした。人によって支出の割合は违うと思うので、参考になればと思います。
ただ、これだけの出费を维持するために、当たり前ですが、それなりにバイトに时间を费やす必要があります。これについて次项で详しく书いていこうと思います。
その分サークルや部活だったり、友达と游ぶ时间だったり、勉强だったり、睡眠时间だったり、何かしらの时间を削る必要があります。
趣味や游びのために身を削ってバイトに励むのか、余裕を持って健康第一でゆっくり过ごすのか、过ごし方は人それぞれだと思いますが、自分の思い描く过ごし方に合わせて、何を优先したいのかを第一に考え、出费を调整していくというのが1番大切なことだと感じます。
「真っ白」なスケジュール帐をどう埋めていくのか。
タイトルにある通り、大学生活というのは恐ろしいくらい自由で、何も予定を入れなければ、本当に何もしない1日を送るなんてことはざらにあります。かと言って、詰め込もうと思えば二重、叁重にも予定を入れてしまえます。私はサークルも何もやってないので、暇な日は本当に何もなかったり、逆にバイトの掛け持ちだけで1週间が终わるという时もあったりします。友达の中には、カレンダーに一日の予定が10何个もあったり、夜ありえない时间まで部活に励んだりと、かなりのハードスケジューラーがいます。
参考までに、思い出しながらある一日の时间の使い方を书いていこうと思います。
この日は学校もバイトもあり、そこそこ予定がありました。私の授业はほとんどオンラインだったというのもあり、隙间时间に课题を进めたり、本来授业がある日を1日开けて次の日に取り组んだりといったように、ここから柔软に予定を変更していました。
また、昨年の时间割を参考にしていますが、1、2年生の时は细かい授业が复数詰まっていて、朝から夕方まで一日学校にいて、业后にバイトやサークルに取り组む、といった流れが基本だったような気がします。周りの话を闻いていると、1年生の时は対面や锄辞辞尘を通したリアルタイムの授业が比较的多く、2、3年生で専门的になってくるとオンデマンド型の授业が増えてくるといった具合です。状况が良くなってきた时も、実験や実习以外の普段の授业は変わらずオンラインでした。
ここに関しては结构学部学科の特色が反映されているようで、状况が悪化しても変わらず対面授业があるというところもあり、所属学部学科の先辈の声を参考にするのが良いと思います。
また、アルバイトに関しても、1年生の顷はカラオケや饮食店などの深夜バイトばかり入れていたのが、深夜帯に働くのが难しく、日中时间が取りやすくなったのもあり、日中に在宅バイトだったり、家庭教师だったりを组むようになりました。私は、1年生の顷はアルバイトで生活が不规则になったり、予定をつい詰め込みすぎたりで何度もパンクしかけていましたが、今はそういった経験から时间の使い方を覚えてきて、柔软に时间が使えるようになったおかげで、日中にほとんど予定が终わり、规则正しく生活できるようになってきました。
ちなみに、在宅バイトのある日はこのような流れで过ごしていました。
在宅バイトは一体何をしているかというと、システムエンジニアの开発补助のような业务を行なっています。具体的には、会社で提供するサービスのアプリケーションの不具合を修正したり、うまく运用できるような仕组みを作ったりします。アルバイトという形态ではありますが、イメージは长期インターンに近い感じです。
その在宅バイトが9时-18时で入れるのですが、この日は実験があったため、午前に在宅のバイトを入れ、午后から学校に行き、対面で実験を行いました。実験の考察课题などがあるので、帰ってからはそれに取り组む时间に当てていました。在宅バイトが比较的自由に入れられるのもあり、このように讲义の间に取り组むようにしています。
このように、オンラインと対面が混合し、比较的柔软にスケジュールを组めるようになった今だからこそ、自分でスケジュールを律することがかなり重要になってきます。
高校までの时间の使い方は、ある程度用意されたスケジュールをどう効率的にこなしていくか、ということが求められてきたと思いますが、真っ白なスケジュール帐を渡されて、「さあどうぞ、ご自由に」と埋めさせられるのが大学生活だと感じます。
このスケジュールの豪华さで周りと比べてしまったり、到底こなせないスケジュールを作り上げてしまったり、自由さ故に悩みの种となってしまう时间の使い方。これをいかに、「自分が无理しない范囲で」「自分の纳得出来るように」埋めていくかが重要だと私は感じます。
この2つは相反していて、无理のない生活を心がけていると、体调やメンタルは安定する反面、少し时间が空いて味気ないと感じてしまったり、自分の生活を周りの人たちと比べて物足りないと感じたりすると思います。逆に充実させようと顽张りすぎて体调を壊したり、やろうとしていることを十分やりきれなかったりすることもあると思います。
大学1年生の顷は特に、授业数も少なくはなく、授业の情报を拾っていくのに精一杯なうえ、サークルや部活などの新歓や友达作りに勤しむため、1番広い人付き合いをする时期でもあり、多くの时间を要すると思います。更にバイトも始めたてで生计も安定せず、どんどんバイトを入れたくなります。沢山予定があると充実感で満たされますが、その反面どんどん予定の管理が难しくなり、予定を抜かしてしまったり、十分に时间が取れずに失败してしまう场面があったりと、だんだんボロボロになってしまう时期がくると思います。
そうなって改めて自分の生活を振り返り、自分にとって优先したいものをじっくり考えることで、段々と割くべきことに时间を割けるようになると思います。しかし、そうなる前にも自分の时间を安売りせず、自分が本当にやりたいことに时间を割くという意识を持って过ごすことで、もっと充実した时间を送れるようになるのではないかと思います。
最后に、时间とお金について自分の考えを交えつつ书いてきましたが、本当にこれが正解だ!という使い方がある訳では无く、人によって出费も时间の使い方も全然违うというのはあると思います。あくまで一例として捉えて顶けたら嬉しいです。
また、人によって経済状况や使える时间は本当にまちまちで、时には自分ばかり制约がかかっているように感じることがあると思います。ですが、一番何かに挑戦する机会が开かれているのは大学生活の初めのこの时期で、后からどんどん减っていくように思います。2、3年で何かを始めようと思っても条件的に参加できないことも多々あります。だからこそ、お金や时间の制约に缚られ过ぎず、できる限り自分のやりたいことにどんどん挑戦していって欲しいなと思います。それで仮に失败や、后悔をしても、きっと何か気付きがあったり、その后の自分に影响を与えるようなきっかけだったり、何か自分の粮になるようなことがあると思うので、諦めずにどんな小さなことでも、これを読んでいる皆さんが自分のやりたいように大学生活を过ごしていけたら嬉しいです。
Profile
所属:工学部机械?航空宇宙工学科4年生
出身地:岐阜県
出身校:岐阜県立斐太高等学校