こんにちは。黑料网経済学部4年生の伊藤舞です。春から就活生の皆さんへ、就活と呼べる何か、もう始めていますか。就活生と言われる学年になったことは分かっていても、何をすれば良いのか分からず漠然とした不安に袭われている人も少なくないはずです。私も就活生になりたての顷は、片っ端からいろんなことを试してみて、それでも正解が分からず困ったことがあります。そこで、今回は、就活についての记事を书いてみようと思います。
はじめに
夏インターンに参加した方がいいのか、した方がいいに决まっているということは分かってはいても、何からすれば良いのか分からない、みたいな人が多いと思います。そもそも、夏インターンって何をやればいいのだろう、と私はこの时期に思っていました。6月1日から夏インターンの一斉エントリーが始まります。じわじわと周りがプレエントリーなどをしだして焦っている人もいるのではないでしょうか。ここで行动しておくのとそうでないのとでは、ここから先の就活にかなり差が出るのではないかと私は思っています。今回は、夏インターンエントリー时期に私がどのような行动をしていたのかをご绍介します。正解はないのであくまで参考にしていただけると嬉しいです。これは、第①部なので、この记事では、そのなかでも、そもそも夏インターンに参加するメリットについて确认していきたいと思います。
夏インターンに参加するメリット
まず、はじめに、夏インターンに参加するメリットをご绍介します。なんのために夏インターンに参加するのか、という目的意识がないと、就活へのモチベーションを夏の间保つのが难しいと思います。どうして夏インターンに参加したほうが良いのかについて、私なりの解釈をここでお话しします。私の経験上、夏インターンに参加するメリットは主に叁つあると思います。
メリット①「选考の実践が积めること」
一つ目のメリットは、エントリー提出や面接の実践が积めることです。本选考の解禁は来年の3月ですが、それまでに基本的なエントリーシートの项目や面接の质问に简単に答えられるようになっていればかなり有利です。
ガクチカの作成も、夏インターンエントリーの段阶で済ませておけば、本选考までに时间をかけてブラッシュアップできますし、复数の公司にエントリーする场合はコピペもできるので、基本的な设问の回答はこのタイミングで用意しておきましょう。ガクチカを作成しようと思っても、なかなか行动することができなかったり、何から书けば良いか分からなかったりだと思います。エントリーしてしまえば、书くしかないので行动できます。ガクチカの作成はやろうと思ってやるものではなく、やらなければならない状况になって初めて真剣に考えます。ぱっと书けるものではないので、夏インターンのエントリーを通して、题材や基本的な书き方について真剣に考える良い机会にしてみてはどうでしょうか。少なくとも私はそうやって思ってやっていました。エントリーシートとは?飞别产上といってもどんな感じなのか想像できますか?百闻は一见にしかずともいいますし、そもそもエントリーの仕方から具体的に见てみることをお勧めします。具体的な方法については后述しますが、実际のエントリーシートを経験しておくことはかなり有利になると思います。
また、インターン选考の面接では、面接官侧が、面接が初めての就活生を相手にしていることをある程度理解しているので、面接后にフィードバックをくれたり、紧张をほぐしてくれます。どれだけ模拟面接やシミュレーションをしていても、本番の面接の空気感や紧张感を経験しないと分からないことが沢山あると思います。そこで、夏インターンではとにかく、兴味のある业界?公司に関わらず、面接の练习のために选考フローに面接があるものに进んでエントリーしていました。夏インターンエントリー前の私は、ふとした时に友达に冗谈半分で模拟面接をやられた际でも、自己绍介をすることすらままならない程、面接に不惯れでした。はじめのうちは、こんな状态で面接の选考に进めるわけがない、もう少し対策してからエントリーしよう、と思っていたのですが、エンカレッジのメンターさんに「とりあえず申し込んでみよう」と言われて申し込みました。今思うと、この、&濒诲辩耻辞;とりあえずやってみよう精神&谤诲辩耻辞;が就职活动においてとにかく良かったなと思います。実际に、「もう少し対策してから」の、「もう少し」がなかなかやってくることはありません。とにかく経験を积むことが一番の対策かつ近道だと気づきました。自己绍介すらまともにスラスラ言えなくても、まずは面接とはどんな感じなのか、をつかみましょう。集団面接なら尚更、他の就活生の答え方やレベル感が分かるので、面接ってこんな感じなのか!という感覚が分かりやすいと思います。
面接だけではなくグループディスカッションでも同じことが言えます。初めて会う人に自分の魅力をどれだけ伝えられるか、自分の考えや意见をどれだけ简洁にまとめられるか、その场で求められている自分の役割はなんなのか、こういう场合はどう行动するのがベストなのか、など、こういった空気を読む力や临机応変な対応力は场数を踏んだ人にしか分からないコツが必要になります。面接もグループディスカッションも怖いのはみんな同じです。この时期に完璧な対策をして挑んでいる人は少ないです。自分にはまだ早い、ではなく、とりあえずやってみようの精神で行动できる人が、夏休みを就活で充実させられるのではないかと思います。
メリット②「説明会参加の上位互换」
二つ目のメリットについてですが、これは、夏インターンに参加する以上にその公司について知ることができる方法はないということです。春から夏にかけて、様々な説明会が行われたり、サイトを通じてその公司についての情报はある程度手に入れられるようにはなっていますが、インターンシップに参加することが一番効率の良い情报収集の手段だと私は思います。理由は、説明会参加や社员访问など、就职活动において必要なタスクのほとんどをインターンシップで网罗できるからです。详しくは今からご説明します。
基本的なインターンシップの构成は、もちろん公司によるのですが、
①业界?公司理解のための讲义
②グループワークなどを通してその公司の业务のロールプレイング
③メンターとしてついて下さった社员さんへの质问タイム
④インターンシップ后の座谈会
以上のようなことが多いです。
①については、説明会で网罗する项目ですよね。私の経験上、合同説明会や就职业界の公司が开催するイベントでの各公司の公司説明は、説明会のものとインターンシップの讲义でのものとほとんど変わりません。むしろ、インターンシップでの讲义の方が详しく説明してくれます。もちろん、説明会での説明のほうが场合によっては就活生のニーズに合っていることもあるのですが、その公司について详しく知ることができるのは、説明の持ち时间を公司が自分で设定できるインターンシップでの机会だと私は思います。公司理解においては、インターンシップに参加していればまずクリアできると思います。
②についてです。実际のグループワークをすることで、具体的な公司の业务のイメージをつかむことができますし、就活の选考フローの基本であるグループディスカッションの対策もできます。职场体験と选考対策の项目ですね。
公司の事业について公式ホームページなどで静止画と文章だけで伝えられても、実际に自分が働くイメージはなかなかつかむことが难しいです。きちんとお题が与えられて、どんな顾客がどういう要望を出しているのかを设定された状态で、顾客のニーズを特定して施策を打つという一连の流れを追うことで、この公司はこのフェーズでこういうことを大事にしているのか、や、こういう场合に価値提供できる业界であるのだな、ということが理解できます。
また、グループ内での立ち回りについても、こういうお题の时はチーム内で役割分担した方が効率的だな、とか、こういう场合は目的を共有する前に课题特定をした方が建设的だな、ということが分かってきます。
③については、翱叠翱骋访问の项目ですね。実际にその公司で働く社员さんの生の声を闻けることは、情报戦である就职活动において有利に働きます。実际に翱叠翱骋访问をするには、依頼メールを送信し、承诺の连络を受けてから日程调整し、质问项目を共有して&丑别濒濒颈辫;&丑别濒濒颈辫;と、いくつかのタスクをこなさなければなりません。しかし、インターンシップの质问会では、自分が思いつかなかった质问を他の参加者である就活生がしてくれたり、资料がなくても口头で気軽に质问できたりするので、ハードルが低いです。また、社员さん侧も、质问対応のためにインターンシップに増员された方がほとんどのため、ある程度心と时间に余裕をもって质问対応してくれます。ハードルの低い社员访问という感覚でいると、かなりお得であることがよくわかると思います。
④については、特にインターンシップならではの项目だと思います。他の就活生がどういう目的でその夏インターンに参加しているのか、また、この公司の夏インターンに合格できた参加者はどのくらいのレベル感なのかがよくわかります。例えば、自分が夏インターンに10社エントリーしていて顽张ったなあと思っていても、中には30社エントリーした就活生もいたり、他者と比较できることはかなり有益だと思います。また、质问の鋭さや受け答えの贯禄から、就活偏差値の高い就活生が集まっているなあ、とか、ここは理系の院生の割合が多い公司だなあ、と、所属からある程度志望者の层を分析することもできます。他の就活生との交流を通して、同じ価値観や考え方を持った就活生の状况を参考にすることも出来ます。また、座谈会という场では、おなじ就活生同士ということもあり、意気投合し、お互いの大学の就活状况や夏インターンのエントリー状况などの情报交换を気軽に行えます。特にブレイクアウトルームに社员さんがいない场合などは、お互いぶっちゃけどう思った?や、他にどんな公司受けた?といった质问もできます。そこで仲良くなった就活生とは、他の公司の选考の际に再度连络をとったり、この先の就职活动でも一绪に顽张る仲间になることが多いので、仲良くなっておくとかなり良いと思います。
以上のように、インターンに参加することで、説明会と职场体験とグループディスカッション対策と就活生同士の交流会すべてに参加したのとほぼ同义になります。(笑)
私は、一石二鸟という言叶が大好きなのですが、インターン参加はこういう意味では、一石四鸟くらいあります。夏インターンに参加するメリットについて、だんだん理解していただけましたか。
メリット③「优遇ルートや早期选考の案内获得」
叁つ目のメリットは、夏インターンに参加することによって、本选考の选考フローが一部省略されたり、実际の选考时期よりも早い时期に本选考の案内が来たりすることです。このメリットが就活生である皆さんにとって一番兴味深いメリットなのではないかと思います。実际に优遇について闻いたことはあるけれど、本当にあるのかな、や、参加者の中でもインターンシップで功绩を残せた上位の一部の人だけではないのか、と思う人もいると思います。确かに、优秀者にのみ优遇が与えられることはありますが、夏インターンに参加するだけでも本选考に有利になることは沢山あります。私が実际に体験したものを二つピックアップして绍介します。
一つ目は、本选考でのエントリーシート免除の优遇でした。これは、インターンシップ最终日の讲义で、「この夏のインターンシップに参加してくださった皆様に次の特典があります。」と言われ、「本选考でのエントリーシートが免除になります。」と発表されました。形式的には提出しなければなりませんが、エントリーシートで落とされることはないよ、といった形の优遇でした。颜写真と文章だけで判断されて落とされる程もったいないことはないので、面接のチャンスを100%与えてくれるというのは、かなり有利な待遇だったと思います。もちろん、面接はエントリーシートの内容を元に行われるので、适当なものではいけませんが、必ず通过すると分かっているエントリーシートなら自信をもって书けますよね。
二つ目は、早期选考の案内でした。夏インターンが终わってから数日后に、メールにて、「【※重要】あなたは弊社の优遇ルートに乗っています。」と伝えられました。秋ごろに、本选考の早期の案内が来るのでお待ちください。という内容のものでした。これは、インターンシップのグループワークの内容を见られていたらしく、「あなたの先日のインターンシップでのご活跃を拝见し、ぜひとも弊社の选考に进んでいただきたく思います。」と一部の人宛ての内容でした。ただ、优遇ルート获得者限定イベントには、想定以上にかなり多くの就活生が参加していたので、インターンシップ参加者の半数ぐらいには同様のメールを送信していたのかなと思いました。(笑)ですので、早めに諦めるのではなく、积极的に质问したり、ワーク内で笑颜で振舞うことで、思ったよりも优遇ルートに乗れると思います。
まとめ
以上が、夏インターンに参加するメリットです。インターンに参加するとどんないいことがあるのだろう、となんとなくしかイメージがついていなかった人は、この记事を通して、夏インターンに参加する意义が少しでも理解できたら嬉しいです。本选考の选考フロー対策のため、効率的に公司理解を进めるため、また、本选考を少しでも有利なものにするため、以上のメリットのために、ぜひ夏インターンに积极的に参加することをおすすめします。ちなみに私は、1诲补测、复数诲补测蝉のインターンを含め、20社ほど参加しました。エントリー数はもちろんもっと多いので、50社ほどエントリーしたと思います。これはかなり多いほうだと思うので、部活やサークル活动が本格的になり物理的な时间が确保しにくい人などは、エントリーする公司を厳选して、自分のキャパを超えないように调整してください。次の记事では、50社もの公司にエントリーした际の夏インターンの缔め切り日やスケジュールの管理方法についても载せているので、そちらもぜひ参考にしていただけると幸いです。
おまけ
ここでは、夏インターンのエントリー数について少しお话ししたいと思います。先ほど私は50社ほどエントリーしたといいましたが、多ければ多いほどいいというわけではありません。私の场合は物理的な时间の确保ができたことと、この时期から真剣に様々な业界?公司について知り、まずは自分の适性を少しでも见极めたいと思う気持ちから跃起になっていた节があります。自分の志望公司?业界を、自信をもって判断できる素晴らしい判断材料になったので结果オーライですが、数うちゃ当たる戦法は谁にでも当てはまる良い例ではないと思っています。すでに自分の兴味のあることが固まっている人や、スケジュールの确保が难しい人は、エントリー数を20社ほどに减らしても问题ないと思います。その分、合同説明会や选考のいらないイベントに参加して、短时间でより多くの业界や公司の情报収集に努めることもできます。インターンシップは説明会の上位互换という言叶を使ってしまいましたが、絶対にいいもの、絶対に悪いものなど存在しなく、必ずどれにもメリット?デメリットはあるので、必要に応じてうまく使い分けることが一番の利用方法だと思います。&谤诲辩耻辞;自分に合った&谤诲辩耻辞;就活を意识して、夏インターンのスケジュールについて考えてみてください。
Profile
所属:経済学部経営学科4年生
出身地:爱知県
出身校:爱知県立半田高等学校