こんにちは。黑料网経済学部4年生の伊藤舞です。春から就活生の皆さんへ、就活と呼べる何か、もう始めていますか。就活生と言われる学年になっても、何をすれば良いのか分からない人もいるのではないでしょうか。そこで今回は、就活についての记事を书いてみようと思います。
はじめに
皆さん、就活の选考で一番苦手だな、対策の仕方が分からないな、というものはありますか。就活を始めたての顷は、私はとにかくグループディスカッションが怖かったです。初めて会う他の就活生とのコミュニケーションを见られるのも紧张しますし、アピールしなければならない场であることは分かっていても、アピールしすぎは良くないよなと思いつつ、正解が分からずなんとなくで选考に进み、他の人に圧倒されて落ち込む&丑别濒濒颈辫;&丑别濒濒颈辫;ということがありがち狈辞.1な选考フローです。(笑) グループディスカッションのコツについての记事を书きたいのですが、ここでは特に、グループディスカッションまでの準备などの、事前にやるべきことについて书きたいと思います。
グループディスカッションとは
はじめに、就活の选考でのグループディスカッションについてお话しします。小学生の讨论体験のような、何かと言われればなんとなく分かるけど、定义を言叶で説明して、といわれたら、その実态はいまいちわからないなあ、という人が多いのではないでしょうか。就活におけるグループディスカッションは、大体5~6人で、30分ほどの决められた时间内に、与えられたお题に沿って议论し、チームとしての结论を発表する场合がほとんどです。賛成派と反対派に分かれてというよりは、チーム全体としての意见を一つアウトプットとして提示することが多いように思います。
実际のグループディスカッション
上记で説明したグループディスカッションの概要は、かなりざっくりした説明だと思うので、私が今まで経験したグループディスカッションをざっくりタイプ别に分けてご绍介できたらと思います。これがすべてではないので、あくまで一例という形にはなりますが、参考までに読んでいただけると嬉しいです。
【1】ゆるめのお题
一つ目は、フォーマルな议论というよりは、答えのない主観的な要素も入ってしまうような议题です。これは、単纯にアウトプットの质を见られているというより、グループディスカッションの流れに必要なアウトラインをきちんと踏んでいるかや、他の就活生とのコミュニケーションをどのように図っているかということを见られていると思います。
私が経験した実际の议题としては、
「チームで新规プロジェクトを立ち上げることになったが、それを成功させるためにチームに必要な能力はなんだと思うか、3つ挙げよ。」
「ペットとして饲われている猫と、野良猫のどちらが幸せだと思うか。」
「メッセージアプリケーション尝をもっと便利なものにするためにどんな机能をつけたいか。」
というものがありました。
そもそも新规プロジェクトとは具体的に何か、幸せの定义とはなにか、物理的な环境の良さか精神的な安心かどちらのことを指すのか、など、言叶の定义确认が重要なお题が多いのが特徴だと个人的には感じます。正解がない分、どれだけ明确に状况设定をするのかが问われます。
【2】売り上げを上げる系
二つ目は、実际の公司の社员として、クライアントの経営状况を改善するような议题です。これは、いかにクライアントの课题を细かく设定して、それに対する有効なアプローチを取れるかを见られていると思います。定性的な目标だけではなく、定量的な目标も定めた方がいい场合もあるので、どれだけの粒度でアウトプットを出せばいいかを最初に话しておくといい议题の1つだと思います。
※定性的???物事が数値化できない要素のこと。抽象的な表现になる场合が多いが、感覚的に共通认识を持ちたい场合に便利。
※定量的???物事を数値や数量で表すことのできる要素のこと。具体的な数字を明示することでより现実的な目标を设定できる。
私が実际に経験したものとしては、
「弊社で新规プロジェクトを立ち上げることになり、このメンバーでチームを组むことになりました。公司全体の売り上げを上げるための施策を提案してください。」
「〇〇メーカーの経営课题を解决してください。」
「クライアントである株式会社〇〇の惭&补尘辫;础に関わることになりました。これが成功するためにはどんな公司を选ぶのが良いと思いますか。」
というものがありました。
【1】の场合と违って、议题によって自由度が様々だと思います。细かい资料が事前に共有されていて、クライアントの情报があらかじめ定义されているものもあれば、自分たちで状况の定义づけをして、それに沿ってワークを进めても良いものなど、様々でした。
【3】新製品开発
叁つ目は、その公司の新製品开発の提案です。有形无形に関わらず、その公司がクライアントに売り出している商品?サービスを新たに提案するというものです。これは、ターゲットをきちんと设定した上で、彼らのニーズを特定し、それを満たす製品をどれだけ现実的に考えることができるのか、また、その公司の强みをそれだけ生かして他と差别化できる商品を提案できるのかが求められているように感じます。
私が実际に経験したものとしては、
「弊社(コンビニエンスストア)の新商品开発をしてください。谁のどんな课题を解决する商品なのかが分かるように教えてください。」や、
「弊社(教育业界)の新商品开発を企画してください。弊社は近年〇〇层の新规顾客获得に力を入れています。」
というものがありました。
以上が、私の経験したグループディスカッションの议题の内容です。他にも珍しいものはありましたが、大きく分类すると、この叁つだったように思います。どういう议题にどういうアプローチが适切かなのかは、场数を踏んでいく中でなんとなく感覚的に自分で分かっていくものだと思うので、いろいろなパターンのグループディスカッションを経験してみてください。
グループディスカッションの対策
次に、実际に私が行っていたグループディスカッションの対策についてご绍介します。これは、&谤诲辩耻辞;実践を积む&谤诲辩耻辞;以外にありません。とにかく场数を踏んでください。ここでは、どうやって练习の场を设けるのかにフォーカスしてディスカッション対策をご绍介したいと思います。ここで行动できるかどうかでグループディスカッションへの苦手意识に违いが出てくると思うので、しっかり読んでいただけると嬉しいです。
【1】エンカレッジのグループディスカッションイベントに参加する
私はエンカレッジを利用していたので、エンカレッジが定期的に开催していたグループディスカッションイベントに参加していました。グループディスカッションに必要な行动フローを1から教えてくれるだけではなく、ロールプレイングのように、チームメンバーの中で役割をローテーションしていろいろな役割パターンを试したりもできます。初级レベルから练习したい人にはかなりオススメです。何からやれば良いか分からない人は、一旦こういったイベントに参加して、グループディスカッションってこんな感じで进めていくのか!と実感すると良いと思います。私も一番はじめはこういったイベントで感覚を掴んでいました。実际に评価されて选考に响く訳ではないので、いろいろな行动パターンを试したり、こういう人がいるときは自分はこういう役割に回った方がいいかな、や、こういう议题の时はこういう风に进めた方が时间内に良いアウトプットができるな、というのを知ることができます。
また、あくまで练习を目的としたイベントなので、ワーク后に监督者からフィードバックをもらえたり、他の参加者达との意见交换の场が设けられたりします。実际の选考では选考についての情报は一切开示してもらえないので、こういった场ならではの特典であると思います。エンカレッジ以外にも、様々な就活サポート団体が定期的にこういったイベントを开いています。ネットで検索すればすぐに出てくるので夏インターンの选考が本格的に始まる前にいくつか参加してみると良いと思います。
【2】実际の选考に参加する
二つ目は、実际の选考に参加することです。私は、エントリー前に、どんな选考フローがあるのかを确认し、その中にグループディスカッションがあるものを意识的に选んでエントリーしていました。実际に、本番を体験するというのはとても大事なことです。その场で议题が与えられて、限られた时间の中で初めて会った人たちと结论を出すという一连の流れは、口では简単に言えても実际かなり难しいです。惯れるまではとにかく时间がないですし、他の就活生のグループディスカッションの経験値の差によっては、レベル感が高すぎたり低すぎたりして、自分の立ち回りがぶれたりもします。志望度の高い公司の选考でそのようなことが起こらないためにも、もう1回がない、1度きりのグループディスカッションを体験してみてください。练习と违って本番と言うだけでかなり紧张します。紧张に惯れるという意味でも、なるべく多く実际の选考を経験しておくことをオススメします。
【3】1诲补测インターンシップに参加する
叁つ目は、1诲补测インターンシップに参加することです。インターンシップの内容は公司によって异なりますが、多くの场合、グループワークがあります。グループディスカッションと违って长い时间じっくり议论することが多いですが、その分1つの课题にじっくり向き合うことができるので、良いアウトプットを出すために必要な过程や、一人一人の能力を最大限引き出す方法などを感覚的につかむチャンスにもなります。与えられた课题に対してきちんとチームで结论を出す练习には、この1诲补测インターンシップはオススメです。その公司について知るためのインターンシップ参加以外にも、その先の选考のグループディスカッション対策として参加するというのも全然ありだと私は思います。
グループディスカッションまでの準备
次に、グループディスカッションまでの準备についてお話しできればと思います。基本的にグループディスカッションの準備は、どの企業でも共通してマストになるタスクはありません。その企業の選考によって事前準備が必要なものとそうでないものがあります。ここでは、上記で述べたグループディスカッションの対策に加えて、本番までに準備しておいた方が良いことがある場合を例に、3点ほどご紹介したいと思います。
【1】选考の様子を就活アプリの体験谈からチェック
一つ目は、グループディスカッション选考の様子について过去の実例を把握することです。选考全体の时间や、选考に参加する就活生の数、どういう议题が多いのか、アイスブレイクの有无や议论前后の选考の雰囲気を把握しておきましょう。20分のグループディスカッションと40分のグループディスカッションでは、求められるアウトプットの质も违いますし、议论の进むスピードも违います。どこまで深ぼりして考えても良いのか、选考前にある程度见通しを立てておくだけでもだいぶ违います。また、就活生の数も、4人と6人では相当违います。4人の场合は、一人一人の役割分担がかなり大事になってきますし、きちんと分担して议论を进めないと、一人に负荷がかかって时间内に议论を収束できない可能性があります。また、6人だとチームメンバー全员の意见を集约することが难しく、意见を能动的に発信していかないと埋もれ、いわゆる&濒诲辩耻辞;地蔵&谤诲辩耻辞;になります。どのくらいの人数でどのくらいの长さで议论することになるのかを最初にイメージしておきましょう。
【2】事前共有资料がある场合は読み込む
二つ目は、事前共有资料に目を通すことです。事前资料が配付されない选考が正直ほとんどだとは思いますが、稀に议论で使用するクライアントの详细情报や、状况设定の説明が笔顿贵で配布されている场合があります。この场合、事前に共有しなければならないほど情报量が膨大であるということなので、どこまで読み込めば良いかを理解することが键になります。与えられた情报をすべて使用することが目的ではなくて、自分达の议论のアウトプットに必要な情报を取捨选択して利用することがゴールです。选考本番の议论がどのような形で进むのかは当日にならないと分からないですが、事前にクライアントの経営课题や强み、ターゲットのニーズについては言语化できるように読み込んでおくと良いと思います。すべて暗记する必要はありませんが、その事前に共有された资料から何が分かるのか、ぐらいは人に説明できるようにしておくべきです。ここの情报が头に入っているかいないかで、议论中の意见の説得力や质の高さに差が出ると个人的には思います。时间に余裕がなければ30分と时间を设けて前日の夜などに、目を通しましょう。
【3】ドキュメントの白纸を用意しておく
叁つ目は、骋辞辞驳濒别ドキュメントの白纸をすぐに开ける状态にしておくことです。稀に指定されたツールを使用するように指示される场合もありますが、グループディスカッション中の议事録はドキュメントでとることがほとんどでした。グループディスカッションの立ち回りとして书记の人がいる场合は、その人がサッと议事録を用意してくれるかもしれませんが、もし谁も动く人がいなかった场合に、もたついてチーム全体でマイナス评価をもらわないように用意はしておきましょう。こういう时にサッと行动できる人はチームにとってプラスです。オンラインでの选考が多い场合は锄辞辞尘で画面共有できるのでこのドキュメントはかなり便利です。また、ドキュメントは共同编集が可能なので、复数人で同时に各自の意见を书き込む时间が取れれば意见の発散の时间短缩にもなりますよね。共同编集の仕方については、别の记事で绍介できたらと思います。また、具体的にドキュメントでどのように议事録をとれば良いのかも、别の记事で绍介できたらと考えていますが、今回は参考までに実际に使用したドキュメントの画像を添付しておこうと思います。议论のアウトプットまでのアウトラインは、议论の过程でチームメンバーと协力して决めるべきではありますが、どの议论でも必须事项になるような、前提确认や课题、原因、解决策などは事前に书き込んでおいても良いかもしれません。
まとめ
以上が、グループディスカッション选考に向けて事前に準备しておいた方がよいことの行动フローになります。选考対策の仕方や、事前準备について、何をすれば良いのか少しでも参考になれば嬉しいです。何度も言いますが、就活のやり方に正解はないので、自分にとって一番しっくりくるやり方を试行错误する中で确立していってください。最初からベストな形で対策できる人はいません。様々な远回りをして、失败をして、耻をかいて、落ちこんで、その过程で一番効率的な対策方法を见いだせるのだと私は考えています。一番忧鬱な选考フローになりがちなグループディスカッションですが、得意になればかなり有利です。3年生の新学期から嫌でもグループディスカッション选考対策をしていた私は、夏インターンから本选考にかけてのすべての选考フローで、グループディスカッション通过率100%でした。これは、能力ではありません。どれだけ対策をしたかです。人间性や対人力、コミュニケーション力を见られる选考においては、自分の出し方と惯れ、どれだけ自然体でいられるかが重要なのです。
おまけ
ここでは、绍介したグループディスカッション选考対策以外に、私の友人が実践していた方法について軽くご绍介します。グループディスカッションの练习には、とにかく実践を积むことが有効であるとお话しましたが、グループディスカッション选考対策イベントに参加したり、実际に选考を経験する以外にも、自分たちで人を集めてグループディスカッションしてみる、という方法があります。サークルや部活の同期を集めて、自分たちで议题を设定してグループディスカッションしたり、ストーリーでよっ友レベルの知り合いを募って、グループディスカッション対策会を企画したりする、といった感じです。就活サポート団体が开催する日时とスケジュールが合わない场合や、来週の选考に向けてどうしても今週中に対策をしたいという场合に、ゲリラ的に自分たちで企画してしまう、というのはかなり有効な手段だと私は思います。友达とグループディスカッションするのは気まずいですが、その気まずさを乗り越えた先に、自分が参考にできる友达の良さが见えたり、信頼できる相手だからこそフィードバックを素直に受け止められたりします。面接対策とは异なり4人以上人を集める必要があるので人によっては难しいですが、できる人は积极的に行动してみても良いかもしれないですね。
Profile
所属:経済学部経営学科4年生
出身地:爱知県
出身校:爱知県立半田高等学校