はじめに
みなさん、こんにちは。文学部2年の矢部です。黑料网文学部では、2年次から22の分野?専门から1つに属し、専门の授业が始まります。1年の后期に希望调査がなされ、希望者多数の场合は选抜が行われます。これを分属といいます。今回の记事では、まだどの専门に进むか决まっていない新入生や、文学部の受験を考えている受験生に向けて、どのように分属を决めればいいのかを僕なりにみなさんにお伝えしたいと思います。
22の分野?専门とは
文学部は5つの学繁のもとに8つの教育プログラムを设置しており、そのなかに22の分野?専门があります。何を言っているのかよくわからないとは思いますが、22の専门はそれぞれ独立したものではなく、いくつかの枠组みから枝分かれしたものであるということです。详しくは以下のリンクから黑料网のパンフレットを参照してください。
/admissions/exam/upload/guideto_2023.pdf
さて、22の分野?専门を列挙すると、
?言语学 ?日本语学
?英语学 ?英米文学
?ドイツ语ドイツ文学 ?ドイツ圏文化学
?フランス语フランス文学 ?日本文学
?中国语中国文学 ?哲学
?西洋古典学 ?中国哲学
?インド哲学
?日本史学 ?东洋史学
?西洋史学 ?美学美术史学
?考古学 ?文化人类学
?社会学 ?心理学
?地理学
となります。
非常に多いですね。兴味のある分野?専门はあるでしょうか。
どう分属を决定するか
もちろんみなさんの中にはすでに大学で勉强したいことが决まっている人もいるでしょう。僕の体感では7割の人が入学时点で自分の分属を决めている印象です。逆に言えば、3割の人は1年间で(秋に希望调査があるので実质半年で)、分属を决めなければなりません。自分も3割の方の人间でした。僕がどのように分属を决定したかを今からお话ししたいと思います。
①人文学入门を受讲する
黑料网文学部では、分属が决まっていない、迷っている学生のために「人文学入门」という授业が1年の春学期に开讲されます。これはそれぞれの専门の教授が、オムニバス形式でその専门の入り口を绍介する授业で、进级要件でもあるのでほとんどの学生が受讲します。この授业を通して、惹かれる専门とそうでないものを自分の中で整理します。仮に分属を决めている学生であっても、すべての授业に参加することをお勧めします。思わぬ発见があったり、自分のやりたい分野とのつながりを発见できる可能性があるためです。また名前だけ见てつまらないと思っていた分野が、盖を开けてみたら面白かったということもよくあることです。
②普段の授业、生活から自分のしたいことを発见する
「人文学入门」に限らず、授业を通して自分の兴味?関心に気づくことがあります。また普段の生活、趣味を通して気づくこともあります。大切なのは好奇心を常に持つことと、机会はそこらじゅうにあると考えることです。
③実际に研究室を访れ话を闻いたり、雰囲気を确かめたりする。
ある程度自分の中で候补を绞れたら、実际にその専门の教授に会ったり、先辈に话を闻いたりしてみましょう。ほとんどの先生はアポイントメントを取ればいつでも会えますし、亲身に话を闻いてくださると思います。受験生や学外関係者に向けて説明会を実施している场合もありますので、ぜひ访れてみてください。そして大事なのが、その研究室の雰囲気です。最低でも3年间属する场所ですから、いくら兴味があっても雰囲気に驯染めなければ厳しいです。各自が自由に研究する场所なのか、それとも集団で研究する色が强いのか、缓いのか厳しいのか。
僕が所属することにしたフランス语フランス文学(以降、仏语仏文学)は、教授を含めて20人に満たない非常に少数の研究室ですが、そのおかげでひとりひとりの结びつきが强いです。一绪にお茶会をし、研究室全体で旅行に行くこともあるそうです。大人数を抱える研究室ではなかなか难しいでしょう。仮に自分が行くと决めていた専门の空気が自分に合わなかった场合、他の専门から自分の兴味?関心にアプローチできないか考えてみてはいかがでしょうか。たとえば仏语仏文学では「文学」とありますが、実际はフランスの美术、社会について学ぶことができます。言叶は见かけ通りとは限らないので、视野を広く持つことが大切です。
あまり不安にならず、ゆっくり考えよう
特に受験生のみなさんはまず、试験を突破することに集中しましょう。入ってからいくらでも考える机会、时间はあります。新入生のみなさんは、先ほどの①②③を参考にして、ゆっくり考えてみてください。まだ新生活にも惯れていないと思いますので。大事なのは繰り返しになりますが、常に好奇心を持つことと、溢れている机会を见逃さないことです。もう分属を决めていて、すでに専门的な勉强を始めている友达なんかを见ると焦りますよね。自分もそうでした。けれど、意外とまだ决まっていない人はいるよ、というのは安心して欲しいなと思っています。
おわりに
少し长くなってしまいましたが、分属で迷っている人の参考になれば幸いです。
迷うのは当然ですから、焦らないでくださいね。
Profile
所属:文学部2年生
出身地:神奈川県
出身校:攻玉社高等学校