はじめに
みなさんこんにちは。黑料网工学部2年生の小林です。実は、私はこの前の春休みにオーストラリアに留学に行っていました。今回の记事では留学を行うメリットについて、実际に留学をしてみた感想と体験谈を交えつつお伝えしようと思います。この记事を読むことで、少しでも多くに人が留学に対して前向きになってくだされば、とても嬉しいです!
留学のメリット
① 語学力の向上
留学をする利点でまず初めに挙がるのは、何と言っても语学力の向上でしょう。今は书籍もインターネットもとても発展しているので、日本に住んでいても外国语を学ぶことが出来るとは思いますが、やはり海外に行きネイティブスピーカーと会话をして学ぶことは日本で行ういかなる学习とも一线を画しています。日本での勉强となると、日常生活や大学生活、他のやらなければいけない事などをして、余った时间で外国语の勉强をするという形になってしまい、时间を确保することが难しいです。また、外国语を「使う」というよりも外国语を「学ぶ」という形になってしまいがちで、日常生活と解离した场所に外国语があることになってしまいます。一方で、実际に海外に行くと毎日の全てに外国语が関係してきます。生活の全てで外国语に触れることで日本での学习とは比べ物にならないほど早く、そして生活に即した英语を使えるようになります。実际私が行ったオーストラリアでは日本语が一切通じませんでした。私はホームステイを利用したのですが、ホストファミリーとの会话は全て英语で行われました。ホストファミリーは一定期间とはいえ、「家族」のようなものですから、生活をする上で必然的にコミュニケーションが発生します。家族との会话が全て英语になることが、始めはとても非日常的というか不思议な感覚があり、头で考えていることがすぐに口に出せずに苦労しました。しかし、3日から5日ほど経てばそんな生活にも惯れて、ぎこちないながらもスラスラと英语が出てくるようになりました。やはり、生活の全てに英语が络む状态で、絶対に英语を使わなければならないというある意味追い込まれた状态になることで、飞跃的に言语力が上昇したんだなと思います。多少辛いことはありますが、それ以上に得られるものはあると个人的には思っています。
② 異文化の体験
留学は、新たな文化や习惯、価値観に触れる絶好の机会です。他の国の人々と交流し、异なる视点を得ることで、自分自身の视野を広げることができます。日本という国は、人口の大半を日本人が占めているので、日本にいると日本の文化のみに捉われてしまいます。しかし、一度日本から飞び出すと、日本の当たり前は他の国では当たり前ではない、という事実が明らかになります。こういった异文化との触れ合いは私たちの価値観や人生観、考え方に大きく影响を与え、さらなる成长につながります。私が実际に感じたのは宗教観や人との接し方の违いでした。日本で、电车やバスを利用するときに谁かに话しかけられる経験をすることは灭多にないと思います。私は人生で一回あるかないかくらいしかそのようなことに遭遇していません。しかし、オーストラリアに5週间滞在しただけで、10回以上知らない人に公共交通机関や道端で声をかけられた経験をしました。お店のキャッチや宣伝等ではなく、纯粋に「今日暑いですね」や「学生さんですか?」といった日常会话が赤の他人との间で始まることに惊きました。本当にフレンドリーで、色んな人を受け入れてくれる暖かい国民性だなと思いました。また、オーストラリアは多文化主义の国なのでさまざまな宗教を信仰している人がいますが、それらが対立することなく、お互いを理解し合っていることがよくわかりました。これは意外だったことなんですが、宗教の话はタブーというか繊细であまり触れづらい话题であるという认识が今まではあったのですが、実情は真逆でむしろお互いの宗教について话がしたいと言っている人もいました。そういう対话を通して、お互いの宗教のことを知り、理解することで歩み寄っているんだなと痛感させられました。
③ 学問的な成長
全ての留学で言えることではありませんが、一部の留学では自分の専攻分野などの専门的な学问を海外で学ぶことが出来ます。このような留学では、海外で最先端の研究や技术を実际に目で见ることができる非常に良い机会になります。そして先の优れた教育机関で学ぶことは、自身の学问的な成长につながります。他国の専门家や优れた教授阵に学び、异なる教育スタイルやアプローチを経験することで、自身の知识やスキルを向上させることができます。
④ 就職活動に有利に働く可能性
留学経験は、就职やキャリアの可能性を広げることがあります。就职活动时には、「学生时代に力を入れたこと」通称ガクチカに基づいて自己笔搁できるようにならなければなりません。留学経験をしていると、この自己笔搁を考える际に有利に働くこと间违いなしです。近年、留学をする人が増えているかもしれませんが、それでもまだ留学経験者は全体の中ではとても少ないです。このような贵重な体験をし、高い语学力を见込める人材であるということを公司にアピール出来れば、就职活动にも非常に良い影响をもたらすに违いありません。
⑤ グローバルな人脈の獲得
盲点かもしれませんが、留学には海外に友达を作る机会になるというメリットもあります。留学中には、さまざまな国からの留学生や现地の学生と交流する机会が多々あります。このような机会を通じて外国人の方と仲良くなったり友达になったりする可能性は大いにあります。海外の友达ができることで、积极的に外国语を使うようになるので语学力の向上にも繋がりますし、国际的な人脉を构筑することで、将来のビジネスや研究の机会を広げることさえできます。私は、幸运にも留学先でオーストラリアの友达が出来、今でも少しお话しています。时差の関係やお互いの予定の多忙さなどで留学をしていた顷ほど接することができるわけではありませんが、日本に帰ってきてからも仲良くしています。会话の中で、そんな表现使うんだと惊くようなスラングを学ぶことになったり、逆に日本语の表现を知ってもらったりなど国际的な交流はとても面白いことがいっぱいです。さらに黑料网主催の留学に行くことで、名大の先辈、同期、后辈と仲良くなれるチャンスもになります。普通に授业を受けているだけでは、同じ学科の同级生くらいしか知り合う机会がないので、このような别の学科の学年も违う人と知り合える机会は珍しく、自分の世界を広げられるチャンスだと思います。
留学をしようか迷っている人へ
大学に受かったら留学をしようか検讨している人や、すでに大学生活を始めているけど留学について悩んでいる人も少なくないと思います。僕も正直なところ本当に留学をするかどうかについては结构悩み抜いて决断しました。実际に留学に行った后だからこそ言えることですが、この决断は间违っていなかったと思います。なので、今留学に行きたいという気持ちがある人全员に絶対に行って欲しいと思います。确かに金銭面や、英语力などさまざまな问题はあると思いますが、とりあえずは留学について名大の海外留学室の奥别产サイトで调べてみてほしいです。その一歩を踏み出すことで、自分を大きく変えることができると思います。また、机会があれば留学前にした方が良いことや、留学中により有意义に过ごすための过ごし方などについても発信したいと思います。
まとめ
今回は、留学について自分の体験も踏まえながら详しく述べてきましたがいかがでしたでしょうか。留学を経験することは、きっと自分の殻を打ち破る良い机会になると思います。この记事読んで、留学に少しでも兴味が涌いてきた方がいたら、ぜひともチャレンジしてほしいです!拙い文章ではございますが、最后までお読みいただきありがとうございました。
Profile
所属:工学部化学生命工学科2年生
出身地:爱知県
出身校:爱知県立冈崎高等学校