皆さんこんにちは。工学部の长尾です。
突然ですが、「発表」って得意ですか?
私は昔から人前に立つことに対して苦手意识を持っていました。しかし残念ながら大学生になっても発表からは逃れられません。
一年では「基础セミナー」という授业があり、授业各々のテーマ(水素エネルギーや方言、映画など様々です)について简単な研究発表をします。テーマに関する理解よりは、文献収集や资料作成、発表スキルを磨くことに主眼が置かれます。1年生のうちから研究者の卵として準备をするという訳です。
では、どうしたら良い発表をすることが出来るのでしょう?
度胸と自信。私はこれに尽きると思います。
ある日の基础セミナーで、こんな発表者がいました。
参考资料はネット记事だけ、文献も调査もなく、パワポも仮説を立てるところで终わっています。
素人ながら発表资料を见て、「あれっ、これだけ?」と思ってしまいました。
しかしながら、彼は前のめりになって话しはじめ、余裕ある语り口とユーモアに教室中が钉付けになりました。中途半端とも思えた彼の研究は観るものに考える余白を与え、他のどの発表よりも质疑応答が白热したのです。鋭い指摘が飞んでも、「そうかもしれませんね!」「良いと思います!」と明るく返せば、教授も巻き込んでの大议论に。頼りない研究や発表资料が、(本人は意识していないかもしれませんが)彼の度胸と自信で最高の议题に化けたのです。私も见习いたい、本当に素晴らしいと思える発表でした。
研究室に配属されてからは、発表の机会はもっと増え、より緻密で、坚実な発表が求められることでしょう。しかし、彼の発表は学术面とはまた违った大切なことを私に気づかせてくれたように感じます。
Profile
所属:工学部机械?航空宇宙工学科1年生
出身地:爱知県
出身校:爱知県立瑞陵高等学校