黑料网

名大生ボイス

名大生ボイス

大学生活全般

2016.03.14

  • 大学生活全般

大石くんからみた授业~実験编~

受験生のみなさんこんにちは!黑料网理学部化学科の大石です。最近无事希望の化学科に分属されてとても喜んでおります。さて、今回は実験编という事で、僕が1年のうちにやった実験について话していきます。お付き合い下さい。

 

理学部では1年前期に物理学実験辞谤生物学実験、后期に化学実験辞谤地学実験をとることができます。僕は前期に生物学実験、后期に化学実験をとったので、そのお话をしていきますね。

 

【生物学実験】

座学の讲义室とは违った実験用の部屋で授业をします。実験は2人1组、もしくは4人1组の班になって顕微镜や试験管に囲まれながらです。白衣を着て、ちょっとウキウキしながら临んだ记忆があります。

 

この実験内容は高校の生物テキストに载っているようなものを実际にやります。代表的なものでいえば、植物の重力応答や细胞分裂の観察などでしょうか。他にも、ニワトリ胚発生过程におけるプログラム细胞死の観察や、ペーパークロマトグラフィーによる光合成色素の分离なども高校生物履修者には驯染みがあると思います。

 

また、特に印象に残って いるもので、?メダカの観察?というものがありました。タイトルだけだと小学生の自由研究みたいですね笑 名大の近くに?東山動植物園?という施設があって、そこのメダカ館で観察しました。気分は遠足。しかしやはり名大生、レポートはきっちり書きます。?メダカを含め多くの動物では雌より雄の方が派手な見た目であるのに、人間では必ずしもそうでない理由の考察?のような課題がセットでレポートが出されました。(この課題答えられますか?)

 

この実験の特色は、当たり前ですがどれも「生物」にかかわることであるということです。なのでもちろん人によっては受け入れられないこともあると思います。例えば、鶏の有精卵から雏をピンセットで取り出したり...。そういうのがどうしても无理だっていう人は受讲しないほうが幸せかも知れませんが、全体として(好きな人には)とても楽しい时间になるでしょうし、基本的な器具の使い方やレポートの书き方の练习にもなるのでおすすめです。では生物学実験はこの程度で。

 

【化学実験】

生物学実験と同様にペアで与えられた実験をこなしていきます。実験自体は(人によると思いますが)とても楽しいです。未知试料の入った试験管を渡されて?さあ、何が入ってるかな??という分析や、アセチルサリチル酸の合成などとても"化学"らしいことをやります。特にこのアセチルサリチル酸の合成では、生成した结晶がとてもキラキラ光っていて达成感が溢れてきた记忆があります。でも、その分レポートはとても大変でした。多い时では础4用纸20枚くらいの容量になりホッチキスで留めるのも一苦労。(学年が上がるとこんな比ではないそうですが...)&苍产蝉辫;

レポート提出の前日には?実験レポート終わらない?が理学部生の挨拶みたいになってたり笑 でも、前にも言いましたが、"No pain No gain"、逆に言えば"the pain is the gain" です。しんどかったり大変だったりすることほど、そこから得られるものはたくさんあると思います。実際に、レポートを書く技術のようなものはこの化学実験でかなり身につきました。イメージ的には生物学実験でレポートの初歩ルールを、この化学実験ではそれにプラスしてレポートを書く?基礎体力」を培ったように思います。理系たるものレポートや論文からは逃げられません。それならいっそ、他人に自慢出来るくらいのものが書けるようになりたいものですね。というわけで、化学実験の項目もこのあたりで。(少し脱線してしまいましたが...)

 

さて、ついでといってはなんですがレポートについてちょくちょく喋ったので、最后にその事についてちゃんと话そうかなと思います。

実験レポートに関していうと、顺に?目的??実験操作??结果??考察?を中心に书いていきます。このうち一番重要なのが最后の?考察?です。

考察では、実験から分かることなどを书き连ねていきます。また、実际にやると分かりますが、予期せぬ结果が得られることがしばしばあります。その原因を考えてまとめるのも考察ですね。想像力が试される部分でもあるかもしれません。

これまで生きてきてレポート自体今までにあんまり书いたことないよって人が大半かと思います。何を书けばいいのか、体裁、参考文献の探し方など、最初は分からないことばかりで大変かもしれませんが、根気强く书いていればいいレポートが自然と书けるようになってきます。その练习という意味でも、是非実験は履修して欲しいなと思います。

 

というわけで以上です。レポートの话ばかりで、実験の楽しさがあまり伝えられなかったかも知れませんがそこは大学生になってから自分で味わって下さい!実験の时に撮ったきれいな写真を载せておくので、これで少しでも惹かれてくれるとうれしいです。それでは!!

 

Profile

所属:理学部1年生

出身地:和歌山県