はじめに
みなさん、こんにちは。文学部2年の矢部です。最近やっと暖かくなってきたと思えば、花粉がひどいですね。かくいう自分も超がつくほどのアレルギー体质で苦しんでおります(笑)
先日、东京の大井町にあるきゅりあんにて、ポーカー学生の最强を决める学生选手権が3/5、6の2日间にわたって开催されました。名大ポーカーサークル狈鲍迟蝉の一员として僕も参戦してきたので、今回は当日の様子や雰囲気をお伝えしようと思います。
学生选手権とは?
学生选手権は、「学生ポーカー界を盛り上げたい」という信念のもと全国各地の有志が集まって开催しているポーカーの全国大会で、近年は春と夏の年の2回行われています。(次回は夏、大阪で开催予定)今回の大会のメインイベントには116人が参加しました。参加资格は学生であることのみで、中学生から大学院生まで幅広い人たちと交流できるのが魅力です。またメインイベントだけでなく様々なサイドイベントやリングゲーム(后述します)が充実していて、もしメインイベントに败退してしまっても饱きずに楽しめます。
2日间のイベントスケジュール
今大会では
3/5
#1 NLH Main Event Day1
#2 NLH Heads Up Day2
#3 NLH FLEX
3/6
#1 NLH Main Event Day2
#4 NLH Second Chance
#5 FL 2-7 Triple Draw&Badugi
#6 NLH Shoulder-1
の6トーナメントが実施されました。ポーカーを知らない人には訳のわからない文字列だと思うので顺を追って軽く説明します。
まず#1~4の4つのトーナメントは、テキサスホールデムという今全世界で大流行中の種目のトーナメントになります。日本でポーカーといえば、おそらく5枚の手札から好きな枚数チェンジして強い役を作った人が勝ち、というルールだと思いますが、それはどちらかというと#5の種目に似ていて、テキサスホールデムは2枚の手札(自分だけが見ることのできる)と5枚のコミュニティーカード(全員が使える)を組み合わせて強い5枚の役を作った人が勝つ、というゲームです。これだけだと結局ただの運ゲーになってしまうので、プレイヤーは初めに手札の2枚だけをみてチップを賭けます。チップが揃ったら3枚のコミュニティーカードが開き、それを見てまた賭けます。揃ったらまた1枚、揃ったら最後の1枚が開いて、最後にチップが揃ったらお互いの手札を見せて勝った人がそれまでに賭けられていたチップを総取りする、というルールです。(もちろん、途中で賭ける価値がないと思った場合は降りることができます。その場合はその時点で賭けられているチップが相手のものになります。)強い役ができると期待して大きく額を吊り上げたり、すでに強い役ができていれば相手からチップを引き出したり、はたまた何もない手でブラフ(はったり)をかけて相手を勝負から降ろしたりと、お互いの手札の読み合いや心理戦がこの競技の魅力です。上記のトーナメントのNLHは、NL(ノーリミット、額の吊り上げの上限がない)のH(ホールデム)を表しています。また#2のHeads Upとは1対1の戦いのことで、事前に予選を勝ち抜いた4人によって行われました。他のトーナメントでは1つのテーブルにおおよそ8人が座って戦います。
#5の2-7 Triple Draw&Badugiとはドローポーカーという分類の中の2つのゲームで、2-7は手札5枚、Badugiは手札4枚で、コミュニティーカードはありません。そして3回手札を任意の枚数チェンジして、2-7はより弱い役、Badugiはマークも数字も異なる4枚を集めるゲームです。文面で説明するのは限界があるので、興味があったら詳しく調べてみてください。また、NUtsではどちらのゲームも頻繁に採用されているので、ぜひ遊びにきてください。
ポーカー界ではテキサスホールデムが花形であり、それ以外のゲームは合わせて惭滨齿ゲームと呼ばれることがあります。#5は学生选手権では初となる惭滨齿ゲームのトーナメントでした。
そして#6のNLH Shoulder-1は、最後の打ち上げイベントであり、完全な運ゲーです(笑)
ホールデムでは引きが强い人のことを肩が强いと言います。この#6では3ラウンドのフリップ(手札を2枚配ったらチップを赌けることなく全员オープンしコミュニティーカードを全て开いて胜者を决める)を行い、优胜者にはプロテインが赠られます。1番盛り上がるイベントです。
またトーナメントに败退してもリングゲーム(顺位を决めずにチップを増やすことが目的のゲーム、会话や戦略の分析をしながら楽しむ场)が设けられており、ホールデムや惭滨齿ゲームを楽しむことができました。
当日の様子 顿补测1
10:00开场だったので、9:30ごろに大井町駅に着いて朝食を摂りました。僕は当日の朝に新干线で向かいましたが、运営を担当していたり、东京観光を兼ねていたりしたメンバーは前日入りしていました。开场と同时に受付をし(ちなみに参加费は2日间で5000円)、10:30からの#1にエントリーしました。11:00には狈鲍迟蝉メンバーが全员揃い、12:30にお昼休憩になったのでみんなでご饭を食べに行きました。
&诲补谤谤;お昼休憩终了直前に现所属メンバーで撮った集合写真
また、11:00からの#2には狈鲍迟蝉から2人のメンバーが出场しましたが、惜しくも优胜を逃しました。そして14:00から#3がスタートし、僕も15:00ごろに#1を败退したので参加しました。そして#3も1时间ほどで败退してしまい、残りの时间はリングゲームをして过ごしました。21:00に闭场となり、狈鲍迟蝉からは4人が#1の顿补测2に进出しました。
当日の様子 顿补测2
2日目は少し開始時刻が遅れ、10:45に#4が始まりました。#1ですでに敗退しているメンバーはこちらに出場し、生き残っているメンバーは11:00からの#1 Day2 に参加しました。昼休憩を挟み、僕含めすでに敗退していたメンバーは#5にエントリーしました。 NUtsは普段からMIXゲームをよくプレーしているということもあり、FT(ファイナルテーブル、人数が減って最後の1テーブルになること)に進出した6人のうちの3人がNUtsメンバーでした。そして1人、また1人と敗退していき、上位3人をNUtsで独占することができました。
#5 2-7 Triple Draw&Badugi
优胜の搁补尘耻苍别さん
(狈鲍迟蝉代表、今年度卒业)
#1は狈鲍迟蝉最后の1人が14位で终了、#4も1人が贵罢に进出するも9位でフィニッシュし、#6を残して5つのイベントが终了しました。
そして闭会式ののち、最后の缔めくくりである#6が始まりました。全3ラウンドで狈鲍迟蝉からは5人が第1ラウンドを通过し、2人が第2ラウンドを通过。残り4人の贵罢のうち2人进出することができました。最后は代表である搁补尘耻苍别さんと次期代表であるユニコーンさんの一骑打ちとなり、胜率不利をひっくり返してユニコーンさんが优胜。プロテインが赠呈されました。
今回の大会を终えて感じたこと
まず何より、运営のみなさんに感谢しています。前日からの準备、当日の运営、片付けに至るまで、参加者が居心地よく最后まで楽しめたのは运営のみなさんのおかげです。本当にありがとうございました。また、今年度卒业される3名のメンバーとの最后の思い出にもなりました。今后もポーカーを続けていくそうなので、また一绪に游ぶ机会はあるとは思いますが、毎週颜を合わせて雑谈しながらまったりポーカーというのができなくなると思うと、寂しいです。
一方で同期とさらに仲を深めたり、新メンバーや他の大学の人と亲しくなったりする场でもありました。これからも人との出会いを大切にして、ポーカーを楽しんでいきたいです。
おわりに
いかがでしたでしょうか。正直、野球やサッカーとは违ってルールを知らない人も多いため、今回の记事でどれくらいポーカーの魅力が伝わったかわかりませんが、もし兴味を持ってくれたら、ぜひルールなどを调べて游んでみてほしいと思います。そしてよければ狈鲍迟蝉に游びにきてください。
僕はポーカーを始めたことで、年齢も职业も国籍もバラバラなたくさんの人に出会うことができました。トーナメント中はみな真剣ですが、休憩中やリングゲームをしている间はコミュニケーションをとることが多く、そういう意味では言语のようなものだと僕は解釈しています。もちろんハマりすぎは害ですが、ぜひ多くの人にポーカーを楽しんでもらいたいです。
Profile
所属:文学部2年生
出身地:神奈川県
出身校:攻玉社高等学校