受験生の皆さんこんにちは。理学部3年の大石です。
今回の記事では、名大のちょっと変わったサークル「名大 シャボン玉クラブ」について書いていこうかなと思います!
「シャボン玉サークル?シャボン玉とか子供の游びじゃん」
なんて思っていませんか?甘いです。
誰もが小さい頃に遊んでいたあのシャボン玉、それを大学生クオリティで全力で楽しもうというサークルが「名大 シャボン玉クラブ」です。
活动内容はシャボン玉を飞ばすことですが、もちろん、それだけではありません。このサークルではシャボン液やシャボン玉製造机を自作してより楽しいシャボン玉ライフを目指しています。
なんだか、みなさんの头の中に「?」がいっぱい浮かんでそうなので活动写真を载せつつ绍介していきましょう!
まずはこの中サイズのシャボン玉。
たらいに特製シャボン液を调整し、お手製のシャボン玉机に膜をはって飞ばすだけ。シンプルなのに见栄えもよく、ちょうどいい形态です。ちなみにこのシャボン玉机はハンガーを変形させたものに毛糸を巻き付けて作ったもの。特に高いレベルの技量が必要なわけでもないので、初心者から上级者まで楽しめるスタイルといえるでしょう。公园でこれを披露すると子供たちから「やりたい!やりたい!」という声があがり、顺番待ちの长い列が出来てしまいます笑
次は大サイズのシャボン玉。
広げた时に轮っかになるようなシャボン玉机に液をつけ膜をはらせて飞ばします。これだけ闻くとさっきのものと変わんないじゃんって気がしますけど、実はかなり难しくて。
膜が膨らんでからいい感じのタイミングで轮を闭じなければならず、欲张って大きいのを作ろうとしてしまうとすぐ割れてしまうのです...。欲张りな僕には不向きなスタイルです。
ちなみにこの倍大きい特大サイズのシャボン玉にもチャレンジ中ですが技量ともにまだまだです。
さらにこれを応用したのが次のシャボン玉。
写真では分かりにくいかもしれませんが、小さな轮っかをひもにたくさんくくりつけて、二人がかりで走ると次々にシャボン玉が出来るという仕组みです。一度にたくさんのシャボン玉を量产できるので、今のところこのサークル一番の花形ですね。
最后に绍介するのは人が中に入るシャボン玉。
シャボン玉といえばやはりこの技ですよね。実はこれ、つい先日初めて取り组んだもので、まだまだ改良の余地があります。仕组みは円形のシャボン液のプールを用意して、そこから真上に特製リングを引き上げるというシンプルなもの。「持ち上げるリングにひもをつければいいんじゃないか」、「プールの形状が悪いんじゃないか」なんてみんなで试行错误しながら、なんとか人がなかに入れるレベルに到达しました。
ただ1つ欠点があって、风がないところじゃないと出来ないんですね。シャボン膜が风にあおられると中の人の身体にぶつかって割れちゃうんです。屋外でも上手く行けばよいのですがなかなか难しそうです...。
さて、みなさんいかがでしたか?このサークルの活动内容は伝わったでしょうか?ちなみにここまで出てきたシャボン液は、水と界面活性剤と洗濯のりをオリジナルの割合で配合したものを使っています。水は水素结合、界面活性剤は表面张力の低下、洗濯のりは粘性アップに役立っています。シャボン玉の原理は高校化学でも十分理解できるものなので、兴味のある人は是非调べてみてください!虹色に光って见える原理なんかも考えてみると面白いかもしれませんね。
ちなみに、他大学のシャボン玉サークルでは大根の煮汁を界面活性剤として代用し、オーガニック志向なシャボン玉の形成に成功していたりも。シャボン玉には无限の可能性が広がっていることが感じられますね笑
シャボン玉サークルの活动场所は主に大学内や市内の公园でやっています。大学内はわりと水が使いやすいので実験的なことをしてみたり、公园には人がたくさんいるのでシャボン玉公演をしてみたり。やりたいことによって场所を変えて、自由気ままに活动しています镑镑
まだまだ少人数のサークルですが、その分メンバー同士で「こんなシャボン玉が作りたい」というとみんなでトライしていくというスタイルになっていて楽しく仲良くシャボン玉ライフを送っています。
こんな感じで大学のサークルは(もちろん厳しいところもありますが)ゆるい雰囲気でやりたいことがやりたいように出来るものが多いです。
受験生のみなさんも、「大学に入ってからこんなことがしたい!?ということがみつかれば、勉强のモチベーションアップにつながるんじゃないでしょうか。
それでは今回はこのあたりで。また次の记事もよろしくお愿いします。
Profile
所属:理学部3年生
出身地:和歌山県