みなさん、こんにちは。工学部3年生の小林です。受験生の皆さんは夏休みいかがお过ごしでしょうか。残り2週间ほどになりましたが、受験生にとってこのラスト2週间は非常に重要な时期です。今回の记事では、夏休みの追い込みに向けた効果的な勉强法と、気をつけるポイントについて绍介したいと思います。
① 过去问を彻底的に解く
过去问を解き始める时期は人それぞれだと思いますが、私は高3の夏休みには始めるべきだと考えます。过去问は、受験する大学の出题倾向を把握するための最良のツールです。だいたい过去5年分を解いて出题倾向や频出问题を分析し、「倾向と対策」を练るべきです。夏休み中には最低でも一年分は解いておきましょう。より効果的な过去问の使い方としては、以下の3つの厂罢贰笔を参考にして见てください。
厂罢贰笔1「本番同様の环境で解く」
过去问を解く时は実际の试験时间で解きましょう。できる限り本番と近い环境になるように、家族にも协力してもらい一人で受けましょう。二次试験の试験时间は长い大学も多く、连続で150分ほどになる场合もありますが、できる限り途中で中断せずに通して解くことをおすすめします。そうすることで各设问に割り当てる时间配分や、见直しの时间などの管理能力を习得できるはずです。
厂罢贰笔2「解答の确认、採点と分析」
解いた后は必ず解答を见直し间违いを分析します。自己採点になるので难しいですが、部分点を考えながら採点するべきです。完答まで行けなくても、正解まで辿り着くための道筋において何割程度解けたのかを考え、部分点评価をしましょう。そうすることで、今の自分の点数が概算でき、合格点と自分のレベルの差を明确にすることができます。さらに、あとどの程度の努力が必要で、どの分野が苦手なのか、どのような形式の问题が苦手なのかという自己分析をしましょう。そしてこの大学はどういった形式、分野の问题がよく出るのかという试験の倾向も分析しましょう。これにより、がむしゃらに勉强するよりも、より効率的な试験勉强をすることが出来ます。
厂罢贰笔3「彻底的な復习」
同じ问题を繰り返し解くことで、确実に理解を深めます。2回目目は絶対に间违えないという気持ちで取り组みましょう。1回目に间违えた问题は原因と復习した内容をふまえ、确実な正答を思い出しながら解き直しましょう。过去问は一度解いて终わりというものではないです。解き直しは知识の定着という面で非常に重要なので、数週间后に再度解き直して知识の定着を図りましょう。
② 苦手科目など弱点の克服
夏休みのうちに自分の弱点を洗い出しましょう。特に间违えやすい分野や问题形式を重点的に復习します。弱点が见つかるたびに一つずつ克服していきましょう。
弱点克服の方法としては、参考书や问题集の中でも自分の弱点に特化した问题集を购入し、集中的に练习するのも手です。网罗型の问题集の中で、自分の苦手分野だけを集中的に取り组むのも良いでしょう。また、解説动画を见るという方法もあります。文字情报だけでは理解しきれない部分もあるので、视覚的に理解を深めるために积极的に活用すると良いです。そして、友达や先生に质问することも良い方法です。自分では解决できない问题でも、质问することで自分とは违った视点から教えてもらうことができ、理解が简単になる可能性があります。夏休みの最后の2週间は、これまでの勉强で见つかった弱点を克服する絶好のチャンスです。全体の成绩を底上げすることができるため、この时间で积极的に弱点を无くしましょう!
③ 勉强计画を立てる/见直す
勉强计画を立てている人も、もしかするとあまりしっかりとは立てていない人もいるかもしれません。个人的には絶対に计画して勉强するべきだと思います。具体的には、长期目标(例えば夏休み全体の目标)と短期目标(1週间単位や1日単位での细かな目标)をそれぞれ设定して、その后に具体的なスケジュール(1日の中での勉强内容とその所用时间)を见积もるというステップで行うと良いです。
そして、计画を立てた后には计画に见直しが必要です。夏休みの最初に计画を立てた人は、今计画通りに进んでいますか?谁しも、计画通りに进まないことがあるので、できていなくても自分を责めないでください。その场合は进捗を当初の计画と比较し、计画通りに进まなかった原因を分析し、改善策を考えましょう。その后、必要に応じて计画を変更し、无理なく実行できるスケジュールに调整します。この&谤诲辩耻辞;无理なく&濒诲辩耻辞;という点が重要です。自分を追い込むすぎるのは返って効率が低下する恐れがあります。计画がハードになりすぎないように、自分の体力とも相谈して残りの2週间を顽张りましょう!
④ 忘却曲线を活用して暗记科目を勉强する
突然ですが、エビングハウスの忘却曲线は知っていますか?暗记科目の勉强には、エビングハウスの忘却曲线を活用することが効果的です。人は新しい情报を学んだ后、时间が経つにつれてその情报を忘れていきます。今日学んだこと全てを一生忘れないなんてことはなく、明日には多くのことを忘れてしまっている経験がみなさんにもありますよね?学习した内容は、20分后には约40%、1时间后に约55%、1日后には约74%、1週间后には约77%、1か月后には约79%の情报を忘れてしまうと言われています。より详しく知りたい场合は「エビングハウスの忘却曲线」で调べてみてください。
この忘却曲线からわかるように、人间の记忆は20分で大幅に减ります。ここで、復习しないままで过ぎ去ってしまえば、1カ月后にはせっかく勉强したことをほとんど忘れてしまいます。これはもったいないですよね。しかし、适切なタイミングで復习すれば、100%の记忆に戻すことができ、さらに復习した后には记忆が&濒诲辩耻辞;忘却されにくくなる&濒诲辩耻辞;という研究结果が出ています。1日后に10分间、1週间后に5分、30日后に2~4分の復习を行うだけで、ほぼ100%の记忆に戻すことができるとされています。一度勉强したことを毎回全部忘れて全部覚え直すには大変ですし、时间も足りないです。この2週间で暗记科目を始め、1日后に10分间、1週间后に5分のフェーズを终えることができれば、后は1ヶ月に1回の復习だけで暗记科目の记忆を受験まで伸ばすことができ、直前期に焦らずに他の科目の勉强が出来ることになります!私の友人もこの方法を活用することで、暗记科目の復习の时间を大幅に减らして、その分浮いた时间で応用问题などに取り组んでいました。ぜひとも活用してほしい勉强法です!!
⑤ 受験勉强のモチベーションを向上させる
最后に伝えたいこととしては、受験勉强においてモチベーションの维持が键だということです。勉强を顽张りすぎると疲労やストレスが溜り、やる気が下がることもあるはずです。そんな时は目标を再确认し、达成感を感じられるような小さな目标を设定しましょう。また、友人や家族と励まし合うこともモチベーションを復活させます。自分がなぜその大学を目指しているのか、改めて目标、自分の原动力を确认しましょう。
また、受験は长期戦であるということも念头に置いておくと良いと思います。夏休みは受験の天王山と言われますが、本番まではまだまだ时间があります。毎日非常に长い时间を勉强する人もいると思いますが、辛い时は休んでください。ストレスが溜まってきたら、短い散歩や軽い运动、趣味の时间などでストレスを軽减しましょう。集中力を维持しやすくなり効率が上がるため、长期的に见れば受験にとってプラスになるはずです。自分を追い込むことは悪いことではありませんが、追い込みすぎるのではなく、自分を労わることも忘れてはいけません。そのバランスを上手く取れた人が合格を掴めると思います。リフレッシュの时间も忘れずに、勉强を顽张りましょう。
まとめ
今回は夏休みのラスト2週间の勉强法についてお伝えしてきました。过去问対策、弱点强化、计画の立て方と见直し、忘却曲线の活用など、効率的に勉强を进めるためのポイントを押さえて、万全の準备を整えましょう。また、今回述べた方法は私にとっては効果的だった方法ですが、みなさんにとって必ずしも最适とは限りません。学校の先生や塾のチューターなどの意见も参考にしつつ、自分に最も相応しいと思うやり方で、引き続き勉强を顽张ってください!最后まで諦めず、自分の力を信じて顽张れば、结果は自然とついてくるはずです!みなさんの努力が报われることを愿っています。拙い文章ではございますが、最后までお読みいただきありがとうございました。
Profile
所属:工学部化学生命工学科3年生
出身地:爱知県
出身校:爱知県立冈崎高等学校