こんにちは。黑料网経済学部新4年生の伊藤舞です。春から受験生になる皆さんへ、受験勉强の第一歩として、普段の授业の予习復习のやり方についての记事を书いてみようと思います。あくまで私の実践していたやり方ですので、参考程度に読んでいただけると嬉しいです。
予习
予习についてですが、ここでは主に古典と英語に絞ってお話しようと思います。
古典については、
①本文をノートに书き写す
②新しく习う语句の意味を辞书で调べて书き留める
③助动词を品词分解する(〇〇の助动词「〇」の〇〇形のように)
④自分なりの訳を书いてみる
以上の4ステップを、新しい単元に进む际に、授业で扱う前に、事前に家で済ませていました。
こうすることで、自分なりに語句の訳や助動詞の意味を考え、分からないところは文法書などを使用して調べるという能動的な行為が生まれるので、授業で習う際に深い理解ができます。予习の段階では分からなかった部分が授業で明らかになる快感がエピソード記憶として残るので、効率的に暗記もできて一石二鳥です。
ただし、この予习は、少しめんどうです。習慣化して続けることが難しいので、スキマ時間を利用することをおすすめします。例えば、①の本文をノートに書き写すのはほとんど作業になるので、授業の合間の10分放課などに済ませます。これにより、帰宅してからすぐに予习に移ることができ、とっかかりやすいです。
また、新しい単元に進む際に行う予习と記述しましたが、一気に全部やる必要は無く、次回の授業で進むであろうと予想されるところまで行い、少しずつ進めるやり方でも十分です。部活動などの忙しさと相談しながらできる範囲で行えるといいですね。
英语については、ステップはほとんど古典と同じです。
①本文をノートに书き写す
②new wordsの意味を調べる
③新たな文法を含むkey sentenceの確認
④自分なりの訳を书いてみる
以上の4ステップを行いましょう。
英語に関しては、ある程度未習の文法について先に理解しておくことで、授業の中で先生が与えてくれる情報を効率的に吸収することができます。例えば、高校英語の教科書内の本文は、新しく習う文法事項以外にも、new wordsや熟語、今までに無い前置詞の訳し方など、頭に入れなければならない知識が膨大です。そこで、あらかじめメインの文法についての知識を自分で吸収しておけば、それにプラスαした重要事項について授業で深く理解することができます。時間が無いときは、ノートに書き写したりまとめたりすることができなくても、教科書の解説ページをパラパラと読みながら理解して授業に臨めば十分です。次の日の授業でどんなことをやるのか、自分がどこの理解につまずきそうなのか、ある程度把握しておくだけで、かなり授業で吸収できる情報に差ができると思います。
復习
復习についてですが、復习は予习より遙かに重要な勉強だと考えています。”忘却曲線”って知っていますか。私が高校生の時に先輩が研究課題で発表していました。ドイツの心理学者である、ヘルマン?エビングハウスが考案した、時間経過による記憶の定着率をグラフにしたもののことだそうです。忘却は経過時間に正比例して減少していくのではなく、大きく減少するタイミングがあります。
分かりやすく忘却曲線の形のイメージを書きました。右のグラフを見ると分かるとおり、1日後も1週間後も忘れる割合にそこまで変わりはありません。つまり、1日以内の復习が大切だということです。その日の授業で学んだことはその日のうちに復习するようにしましょう。
復习といっても、具体的に何をすればよいか分からない人のために私が実践していた復习法をご紹介します。ここでは、特に歴史科目の復习法について書いていきます。
私は世界史選択だったので、世界史の勉強をしていました。世界史の復习は、
①授业で习った范囲の问题集を何も见ずに解く
※问题集とは、定期テストで提出が课せられる、学校で取り扱っているもので结构です。新しく购入する必要は无いと思います。
②答えが分からなかった问题を教科书やノートを见ながら青ペンで解く
③赤ペンで答え合わせをする
④间违えた问题、自力で解けなかった问题については教科书やノートを见ながら理解しなおす
⑤もう一度何も见ずに问题集を解く
以上のように行っていました。暗記系の科目は特に、毎日コツコツ復习を重ね、定期テストに向けて知識を蓄えておく必要があります。忘却曲線から分かるように、24時間経つと74%の知識は記憶から抜けてしまうので、定期テスト直前になってテスト範囲の語句をもう一度たたき込むのは時間の限られた受験生には至難の業です。復习はその都度その都度行うようにしましょう。
毎日コツコツと当たり前のように書きましたが、忙しい受験生が時間を捻出して復习するにはどうすれば良いか、これについても簡単に体験談を残しておこうと思います。私は、次の2つのことを実践していました。
①帰宅前に学校や塾の自习室で行う
②帰りの电车の中でその日にとったノートを眺める
1つ目について、帰宅してしまうとどうしてもくつろいでしまい、疲れからか特にやる気が起きません。制服を着たままの帰宅前の数時間を使って、その日のうちにやらなければならない分の復习をこなすようにしていました。
2つ目について、時間が無くて机に向かってまとまった時間復习に勤しむことができない日は、帰りの電車の中でその日に板書したノートを眺め、既習範囲の復习をしていました。ここで意識して欲しいのは、大切なのは復习にかける時間ではなく、習ってからどれだけ短い時間で復习するか、です。ノートを眺める時間が通学時間の30分だけだったとしても、24時間以内にきちんと学んだ範囲の復习ができていれば、忘れにくくなり、定期テスト前の勉強の際に記憶が引き出しやすくなります。
最后に
以上が、私が実践していた予习?復习法です。その日の授業から24時間以内に復习をすること、これが、時間の無い受験生に最も有効な方法であることが分かっていただけたら嬉しいです。ぜひ、参考にしてみてください。
Profile
所属:経済学部経営学科3年生
出身地:爱知県
出身校:爱知県立半田高等学校