こんにちは。黑料网経済学部4年生の伊藤舞です。春から受験生の皆さんへ、今回は、歴史の勉强法についての记事を书いてみようと思います。あくまで私の実践していたやり方ですので、参考程度に読んでいただけると嬉しいです。
はじめに
世界史や日本史などの暗记科目に苦しんでいませんか。英语や数学と违って、社会系の科目は受験生真っ只中でも、容赦なく新しく覚えなければならない知识が降ってきます。问题集を解くだけでは、なかなか漏れなく暗记することができないという人のために、私の実践していた歴史の勉强法を绍介します。私は世界史选択だったので世界史を例に説明させていただきます。
エピソード记忆
はじめに、エピソード记忆による勉強法をご紹介します。これは、受験生時代に私が通っていた塾の先生が教えてくれたもので、その日から実践してかなり効果があったなと実感した方法です。世界史の授業で、焚書坑儒という単語を習った時の出来事を例として紹介します。世界史選択ではない人のために、この焚書坑儒という単語の意味について先に解説しておきます。焚書坑儒とは、儒家思想が取り締まられた時に、儒教に関連する書物を片っ端から燃やして、儒家思想たちを生き埋めにするといった取り組みです。この単語について学ぶときに、先生が、急に教室中を巡回し始めて、みんなの机の上をじろじろチェックしていました。何をしているのか、みんなわからず、困惑していたのですが、一通りみんなの机の上をチェックし終わると、「この教室の中に焚書坑儒に値する人が??人いる」と言いました。どういうことかというと、先生は儒家思想者の取り締まりのように、みんなの机の上に置いてある消しゴムのケースを確認していたのです。その塾の銘柄の消しゴムではなく、競合である他塾の消しゴムを使用している人たちの数を数えて、「??人生き埋め?!」とふざけていたのです。笑
このおかげで、私は焚書坑儒を忘れることはありませんでしたし、受験生から何年か経った今でも明確に覚えています。1つの単語や出来事を覚えるときには、その単語と意味を機械的にセットで暗記するよりも、その単語に関連するエピソードを思い出のように記憶として暗記する方が、定着しやすいです。私は、些細なことでもエピソードとしてその単語に関連づけるために、先生の面白い例えや、生徒の珍解答を逐一ノートにメモとして残していました。ノートを見返したときに、あの時の先生のあの面白い例えの単語だ!や、あの時あの子がこう答えて面白かった時の授業で習った出来事だ!のようにアウトプットできます。また、台風のような荒れた天気の日や、先生のファッションが特徴的だった日、学校で文化祭などの印象的な出来事があった日などは、日付と一緒にノートの左上に記録していました。あの日の授業か、と、授業ごと思い出すことができると、かなりエピソード记忆を生かして暗記できます。
头文字暗记法
次に、头文字暗记法についてご紹介します。これは、上記の塾の先生の授業の時のチューターさんが教えてくれた勉強法です。世界史のアテネの時代の出来事で、起こった順番が重要な単元があります。ただでさえこの時代の単元は特に、見慣れないカタカナの羅列ばかりで暗号のように感じます。それに加えて出来事の起こった順番も同時に暗記しないといけなかったのでかなり個人的に苦手意識があったのですが、このチューターさんが紹介してくれた头文字暗记法を実践してからは、苦しむことがなくなりました。ここでも世界史の例を取り上げるのですが、「ドソペクぺぺぺ」です。
これは本来だと、
ドラコン
ソロン
ペイシストラロス
クレイステネス
ペルシア戦争
ペリクレス
ペロポネソス戦争
という、重要人物とその时代に起きた戦争を年代顺に并べたものになります。これをこの顺で正确に暗记できるには时间がかかるのですが、头文字だけ「ドソペクぺぺぺ」と先に覚えてしまえばかなり楽です。この暗记方法がこの単元で特に役に立った理由としては、ここでは、出来事の起こった顺番の方が问题で问われることが多く、特に、センター试験(现在の共通テスト)で课されたからです。カタカナを1字1句覚えることができていない状态でも、选択肢のある4択の问题なら「ドソペクぺぺぺ」で十分ですよね。
ノートの取り方
最后に、こういった歴史の科目で适したノートの取り方で、私が実践していたものをご绍介します。みなさんがどうかはわからないですが、社会系の科目は先生が独自プリントを配布することが多かったです。私の场合は公民も世界史もプリントの授业でした。プリントだと、自分で记述する量が减って负担が軽くなりますが、暗记科目は特に授业中に手を动かさないと眠くなりますよね。笑
そこで、私はプリントをノートに贴って普段ノートを取る要领でかなり书くということをしていました。両面印刷のプリントは、片面に自分で印刷し直して贴っていました。ノートに贴る利点は、プリントがかさばらないという理由以外に、余白が増えてメモがたくさんできることにあります。プリントをめくった下のノート部分に、先生が口头で言った重要事项をメモしていました。「??と△△の対比に注意」、「比较で出ることが多いからセットで覚える」、などです。加えて、私は、世界史の登场人物の自分なりのイメージの似颜絵を描いていました。吹き出しを作って会话や名言をメモしておくと、ストーリー仕立てで覚えることもできて楽しいです。
まとめ
以上が、私の実践していた歴史の勉強法です。エピソード记忆を利用して、単語にエピソードを関連づけて思い出として記憶する。順番が重要な単元は头文字暗记法を利用する。プリント配布の授業ではノートに貼って積極的にメモをとる。以上の3点を抑えてください。あくまで私の実践していたやり方ではありますが、みなさんの受験勉強のヒントになれば嬉しいです。
おまけ
歴史の勉强法について、もう1つ私が実践していたものがあるのでここで绍介します。特に模试の见直しなどをする时に行っていたものなのですが、それは、资料集を辞书代わりに活用する、です。基本的に教科书などで、文章でインプットする知识よりも、资料集や図表などで写真や図で视覚的にインプットする知识の方が、定着もしやすいですしアウトプットもしやすいです。歴史的な事象に関连する絵画や风刺がなどをその出来事と関连づけて覚えていました。资料集のあのページの右上に载っているあの絵の出来事だから、これは??の戦いだな、のようにアウトプットできます。资料集にまとめられている図も、その図の形?位置のまま暗记すれば、时代ごと?国ごとの比较も同时に暗记することが出来て、効率がいいのでおすすめです。模试の见直しの际は、模试の问题集や解説の隣に资料集を置いて、间违えた问题の该当の単元を辞书のように検索しながら関连知识を视覚的にインプットしていました。ぜひ真似してみてください。
Profile
所属:経済学部経営学科4年生
出身地:爱知県
出身校:爱知県立半田高等学校