はじめに
受験生のみなさん、こんにちは。文学部2年の矢部です。夏休みが终わってしまいましたが、勉强は顺调でしょうか。今ここで「顺调です!」と自信を持って答えられる人は、今回の记事は読まなくて大丈夫です。志望校に向かって弛まぬ努力をしてください。応援しています。
さて、しかし顺调ではないという人も多いと思います。なかには、志望校のレベルになかなか届かず、志望変更を検讨している人もいるのではないでしょうか。実际、2年前の僕が黑料网の文学部に志望変更をしたのもちょうどこの时期でした。そのため今回は僕が志望変更をしたきっかけや考えていたところをまとめながら、志望変更の注意点や意识すべきことなどをお伝えしたいと思います。
なぜ志望変更をしたのか
これには色々な理由があると思いますが、僕の场合は志望校に対して成绩が足りていませんでした。おそらく最も一般的な志望変更の动机だと思います。僕は神奈川出身ということもあり、都内の国立大学の文学部を志望していましたが、全く歯が立たず、夏の模试でも贰判定でした。そもそも大学でやりたいことがはっきりしていなかったこともあり全くモチベが涌かず、夏休みの后半は1日に3时间も勉强しない日が続いていました。しかしこのままではいけないと思い、やりたいことを探して志望変更も视野に入れることにしました。今振り返ってみると、勉强から逃げたいという気持ちが少なからずありましたが、结果的にこの判断は良かったと思います。
なぜ黑料网にしたのか
?やりたいことに基づいた理由
当时の僕はジェンダー学に関する书籍を読み渔っており、これは今まで特定のことに兴味関心をあまり持たなかった自分にとって初めて热中できる分野でした。そのためジェンダーについて学べる国立大学を调べていたところ、黑料网に行き着いたというわけです。黑料网は2017年に东海ジェンダー研究所と提携してジェンダー?リサーチ?ライブラリ(通称骋搁尝)が设置されたばかりで、后述する理由と合わせて1番自分に合っていると感じました。
?试験形态や立地に基づいた理由
ジェンダー学は、文学部や社会学部の范畴であるため、必然的にそれらの学部を有している大学から选ぶことになるわけですが、実家から通える都内の国立大でそれらを设置しているところは非常に限られていました。そのためちょうど一人暮らしに憧れていたこともあり、志望校を全国に広げることにしました。国立にこだわった理由は学费と、教科数が多い点でした。当时の成绩はバランス型とは程远く、得意教科と苦手教科がはっきりしていたので、少ない科目数で戦う私立よりも、苦手教科を得意科目でカバーしやすい国立のほうが向いていると考えたわけです。また名古屋という立地は、新干线のおかげで帰省もしやすく、京都や大阪、神戸へのアクセスも良いため理想的でした。
反省点
当时を振り返ってみて1番后悔していることは、志望変更をしてから対策に取り掛かるのが遅かったことです。元々の志望校の冠模试を秋に控えていたことや、周囲に応援してもらっていたこともあって、志望変更しようと考えていることを谁にも伝えられなかったのです。そしてそのままどっちつかずの勉强を続け、黑料网の过去问に初めて触れたのは、结局共通テストが终わってからでした。结果的に合格できたので笑い话にできますが、秋の段阶で気持ちを决め切るべきだったと思います。
志望変更しようか迷っている人へ
まずみなさんに伝えたいのは、目标を下げることは决して悪いことではありません。「退くも勇気」です。全てはその后どうするかにかかっています。まずやってはいけないことは、目标を下げたからといってあぐらをかくことです。仮に元々志望していたところよりも偏差値が低くても、入试问题にはその大学に特化した対策が必要です。今志望変更するということは、その大学に向けて长いこと努力してきた人たちを相手にたった半年で胜たなくてはならないということですから、休む时间は当然ありません。
そして1番大事なことはその决断に迷いを持たないことです。先に述べた通り、僕の志望変更の动机には「勉强から逃げたい」という负の侧面が少なからずありました。そして大学でやりたいことも、受験生生活を通して一贯したものではありませんでした。しかし不安や焦りによる迷いは决して良い结果をもたらしません。自分を肯定し、プラスの动机を作りましょう。动机はなんでもいいです。「モテたい」や「就职を有利にしたい」というような気持ちは、大学という机関の本质からは外れるかもしれませんが、十分立派な动机だと思います。もちろん、諦めずに元々志望していた大学を目指すのもありです。とにかく残り半年、覚悟を持ってください。変更するなら今が最后のチャンスだと个人的に思います。
おわりに
少し长くなりましたが、今回の记事は以上になります。夏期讲习や冠模试を経て、本番がいよいよ近づいてくる中で今が最も志望変更を検讨する人が増える时期だと思います。この记事がそうした人の一助になれば幸いです。
Profile
所属:文学部2年生
出身地:神奈川県
出身校:攻玉社高等学校