みなさん、こんにちは!黑料网工学部3年生の小林です。今回は大学生の私から高校生向けに、文系と理系を选ぶ际のポイントをお伝えしたいと思います。文理选択は高校1年生の秋から冬のタイミングで决定することが多いため、今まさに选択を迫られている时期だと思います。よかったらこの记事を自身の选択の参考にしてください。
??文系?理系の违いとは?
何となくのイメージはあるかもしれませんが、文系と理系では学ぶ分野が异なります。文系は、人文科学や社会科学、法学などを中心に学び、主に言语、歴史、心理学、経済学、法律や政治などが含まれます。一方、理系は自然科学を中心に扱い、物理、化学、生物学、工学、数学などが主になります。受験科目にも违いがあり、文系は、数学Ⅰ础?Ⅱ叠と理科の基础科目を勉强しますが、理系が勉强する数学ⅢCと理科の発展科目は勉强しません。一方で理系は社会科目が1科目で十分な场合が多く、社会が2科目必要な文系よりも少ないという特徴があります。このように受験期から大学まで学ぶ科目が大きく异なっているので、どちらの分野を勉强したいのかよく考えて选ばなければなりません。私もどちらにも兴味を持っていたので悩みましたが、その际に考虑したことを以下で述べていきます。
??自分の兴味を见つける
まず初めに自分が何に兴味を持っているのかを考えてみましょう。どちらの分野に魅力を感じるか、高校に入学してから今までの授业を思い返してみてください。入学してからあまり时间が経っていないこの时点で考えるのは难しいかもしれませんが、その场合は高校だけでなく小?中学校の顷まで思い出して、理系と文系どちらの方が面白かったか考えてみましょう。他にも日常の中で兴味を持ったことがどちらに近いか考えることも、选択を探ることにつながります。
例えば、自分は化学を専门とする理系に进んでいるのですが、最初に化学に兴味を持ったのは、ドライアイスを初めて见た时でした。普通の氷は溶けると水になるのに、ドライアイスは溶けた后に何も残らないことを不思议に思って亲に质问すると、「氷は水に状态変化するけど、ドライアイスは液体にならず、気体の二酸化炭素に状态変化するんだよ」と教えてもらい、とても面白いと感じました。私はこのような日常の体験から化学の不思议さ、面白さに気づいていったのだと思います。みなさんも、日常の中でのワクワクを思い返し、どんなことを学びたいのかをじっくり考えてみると、文理选択がしやすくなると思います!
??得意科目を考える
兴味を持つ分野だけでなく、自分の得意な科目についても考えてみましょう。その科目が得意であれば将来の学びや仕事に大きく影响しますし、苦労せず高得点が取れます。小?中学校から最近までの成绩表をざっと确认して、得意な科目がどちらに多いのかを确认してみてください。
また、苦手科目を考虑することも意外と重要になります。文理选択后は一方の科目を重点的に学习しなければならないので、苦手が多くあると勉强が大変になります。ただ、苦手科目でも好きな科目はあると思いますし、逆に得意だけどあまり好きじゃない科目もあると思います。得手不得手は确かに重要ですが、好みによって勉强が楽しいか苦痛になるか変わってくるので、个人的には好き嫌いを优先して欲しいです。好きな科目なら勉强が楽しくでき、今はそうでなくても得意になっていく可能性があると思っているからです。
??将来なりたい职业について考える
文系では教育、福祉、メディア、法律など人と接する仕事が多いので、コミュニケーション能力が求められる倾向にあります。一方で、理系ではエンジニア、医疗、研究职など、技术的な职业が多く、より専门性が高い职种が多いです。自分の梦に近づくためには、どちらの选択が最适かを考えてみてください。まだ明确でなくても大丈夫です。私もそこまで明确なビジョンを持っていたわけではなかったので、高校生の间にいろいろなことを経験して、徐々に见つけていけば良いですし、文転、理転も不可能ではないので直感的に决めてもいいと思います。
??周りの意见も参考にする
客観的な意见を闻くと考えを整理しやすくなるので、特に両亲、先辈、先生など年上の人に闻くのがオススメです。「どうしてその人が文系?理系を选んだのか?」「実际に文系?理系の道に进んでどんな経験をしたのか?」など、さまざまな実体験を闻くことができます。また、担任の先生はもちろん、进路指导の先生に相谈するのも良い方法だと思います。进路指导の先生はいろんな生徒の情报を多く持っており、的确なアドバイスをもらえると思います。それでも悩んだり困ったりしたら、友达がどちらを选ぶかも参考にしてみてください。同じクラスやグループで一绪に学ぶことで、勉强のモチベーションが上がることもありますし、文系?理系どちらにしても周りの环境は大切で、学びたいと思える环境でないと勉强の効率が悪くなります。私も実际、高校1年生の时の友达が多く理系に进んだことが、理系に进むことを后押ししました。ただし、最终的な决定はあくまで自分自身の意志で行うべきなので、色んな意见を参考にしつつ自分で选択してください!
??高校?大学生活のバランスを考える
文系と理系では、课外活动や部活动との両立のしやすさも异なります。理系科目のうち特に数学は难解な问题が多く时间がかかりますが、文系は比较的自由な时间が多いこともあります。自分の高校?大学生活を考虑に入れて、どちらがバランスよく过ごせるかを考えるのも大切です。私は、高校时代に文化部だったので、负担の大きい数学や物理、化学の课题や復习に时间を割くことができましたが、运动部の人は勉强时间を作るのが难しいと言っていました。自分の入っている部活と勉强の负担がどの程度大変なのかは、先辈に闻くと分かりやすいです。このような勉强と部活?サークルの比重について考えることも判断材料になると思います。
??実际に文系?理系を体験してみる
可能であれば大学のオープンキャンパスや体験授业に参加し、自分がどちらの分野に惹かれるのかを実感してみるのもいいと思います。いきなり高校1年生で大学の授业を受けるのは难しすぎると思うかもしれませんが、高校と大学の授业はある意味で违うものなので、高1でも高3でも理解度はそこまで変わらないと思います。勉强にもなるのはもちろん、文系?理系に进んだら大学ではこんなことをやるんだ、と実体験できる贵重な机会なのでぜひ行ってみましょう。オープンキャンパスは11月でも行われている大学もあるので、时间と都合が合えば検讨してみてくださいね。
??まとめ
今回は文理选択について解説してきました。多角的な视点から、文系?理系の选び方についてお伝えできたでしょうか?一度决めてしまうと変えにくい部分もありますが、自分の兴味や得意科目、将来の目标を轴にしっかり考えれば、きっと纳得のいく选択ができると思います。周りの意见を取り入れながら、最适な选択をしてください。みなさんの可能性は无限大なので、自分に合った道を见つけられることを愿っています!拙い文章ではございますが、最后までお読みいただきありがとうございました。
Profile
所属:工学部化学生命工学科3年生
出身地:爱知県
出身校:爱知県立冈崎高等学校