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受験勉强法

2016.10.14

  • 受験勉强法

河合くんの进路选択について。

こんにちは!今回は僕の大学までの进路决定について书いてみようと思います。僕は今「工学部 化学?生物工学科 分子化学工学コース」というコースに属して勉强しますが、なぜその进路を选択したかを高校の时の文理选択や受験校?受験学部选択、さらには大学に入学した后でのコース选択の过程をまとめてみました!进路の选び方は人それぞれですが、こういう进路选択の仕方もあるんだな程度に参考にしていただければと思います。

 

高校进学以前

僕は昔から科学が大好きでした。小さいころは野外で虫や花を観察したり、恐竜や天体の図鑑を読んだり、クリーニング店を経営している祖父母の家でボイラーや巨大な洗濯机が动いているのを眺めたり、市贩薬の説明书を読んで薬がどのように体の中で効くのかを知ったりと、周りで动いているものの様子やその仕组みについてよく考えていました。将来なりたい职业も、天気予报士、科学者、薬剤师など、科学に関するものばかりで、かなり小さいころから自然と将来は科学に関する职业に就くことを志していました。

 

高校での文理选択

「将来は科学に関わる仕事に就きたい!だから大学で勉强する!」という意志を持ったまま高校に入学したのですが、ここで一つ大きな壁に当たってしまいました。高校の数学で躓いてしまったことと、その数学が理系に进学するには必须だと知ってしまったことです。

今思えば中学の连立方程式の时点で躓いてしまうなど、数学はあまり得意ではなかった僕ですが、高校で最初に习う「集合」や「确率」などが全く分からなくなってしまい、いきなり高校生活のピンチを迎えてしまいました。さらに、高校入学当时は大学の名前と言えば东大、京大、名大その他数えるほどの大学名しか知らない程「大学」という组织の知识に乏しかった僕は、それまで现象の理由をひたすら覚える理科系の科目に数学が密接に络んでいる事を全く知らず、その事実を初めて知ったときはかなりビックリしたことを覚えています。

 

僕の高校で进路を选択する2年の秋の时点で、得意科目は英语と现代文、苦手科目は数学という、受験を突破するという视点から考えれば典型的な文系に行きそうな生徒でしたが、特に迷うことなく理系に进む事を选択しました。周囲からは「え?お前理系行くの?」と惊かれましたが、今思えばこの选択は正しかったと思います。大学に入って好きな事を勉强するという目标があったからこそ受験勉强を顽张れたからです。

僕が苦手な数学で胜负しなければいけない理系に进んだ理由は、これまでにお话しした通り、単纯に理科が好きだったからです。小さな顷から科学の道を志していた僕は、どんなに数学が苦手でも文系に行って当时は兴味が无かった学问(今は心理学とか経済学とか面白そうだなと思いますが)を学ぶことが想像できませんでした。「数学苦手だけど好きだしまあどうにかなるだろ~」くらいの軽い気持ちで理系クラス进学に○を付けたのをよく覚えています。

もう一つの理由は、せっかく大学でお金を払って勉强するなら、将来使える可能性が高いものを勉强をしたいと思ったからです。僕は昔から読书も好きだったので、文学部に入って日本文学について深く学んでみたいなとも思ったのですが、(余谈ですが当时の僕は文学部と言えば文字通り文学に関することだけを専门にしているのかと思っていましたが、実际には歴史学、地理学、心理学といったありとあらゆる学问分野について勉强しています。兴味のある人は调べてみてください!)せっかく长い年月をかけて学ぶのであれば将来の职业选択を広げるような学问を学びたいと思い理系に进みました。

また、当时非常に仲が良かった部活の友达がみんな理系に进むから僕も...という気持ちも少しはありました。伟そうなことを书きましたが、なんだかんだで周りに流されてなんとなくという动机も少しはあります(笑)

 

受験勉强と受験学部选択

こうして高校3年生の文理分けでは理系クラスに进学して、苦手な数学に四苦八苦して、気づいたら受験する学部を决めなければいけない时期となりました。僕は小さいときから薬が好きで、化学の実験も操作やなぜそのような结果が出るのかを考えるのが好きだったので化学系の学部を选び、理学部か工学部の化学系学科で迷いました。(ちなみに当时の僕は知りませんでしたが、农学部や薬学部にも化学系の学部があります。)僕はものの理屈を考えるのも好きでしたが、それ以上に理屈が分かったものをどのように応用するのかにより兴味があったため、工学部の化学系学科を受験することにしました。そして、特にこれと言って明确な校风が无さそうで居心地がよさそうな名大を志望することにしました。(この印象は割と合っているように思います。确かに明确な校风みたいなものはない大学ですが、大学の色というものがそれほどないためどんな人でも受け入れられる寛容さのようなものと、谁が何をしていても许される自由さのようなものがこの大学の魅力だと思っています。)

 

大学でのコース选択

そして晴れて工学部の学生となった僕ですが、大学1年生の基础科目を受讲するにあたって、自分の化学に対する认识みたいなものが大きく変わってきてしまいました。高校の化学は主に法则を覚えて条件に适応していくという、言ってみればパズルのような科目でしたが、大学の化学は数式が大量に出てきて、さらにほかの分野と比べて抽象的なものが多く、次第に内容が分からなくなってしまい、楽しさを见いだせなくなってしまいました。「せっかく化学系に来たのに化学楽しくなくなっちゃった。どうしよう」と困った僕はもう一度自分の学科のパンフレットを见直しました。すると化学工学という、端的に説明すれば化学製品を効率よく生产するための学问を学ぶコースがあることを知りました。この选択が今のところ成功と言えて、元々効率を上げるのが好きな僕には向いているなあと思うような分野を勉强できていると思います。

 

名大の花坛には季节ごとに色とりどりの花が咲いています。今の季节はマリーゴールドが綺丽です。

まとめ

 ここまで読んでいただいた皆さんならお気づきの通り、僕の进路选択は今思えばかなりいい加减なものだと言えるでしょう。しかし、僕はこの选択は间违っていなかったと思っています。最后に、僕が进路选択をする上で大切だなと思った事をまとめてみます。

 

 出来る限りの情报を集める

出来る限り情报を集めて、持ちうる情报の中から最良だと思える选択をすることです。正直、进んだ进路の実际の様子など进んでみないと分かりませんが、それでも限られた情报の中で自分の纳得する答えを见つけ、正しいと思える选択に少しでも近づく努力をすることは大切だと思います。

 

 自分の意志で进路决定する

进路选択に迷ったときには、自分が本当に学びたい!进みたい!と思えるような进路を选択することが大学生活を充実させるために大切な事だと思います!受験科目や就职状况等の大学卒业后の将来を考えて进路选択をすることも良い选択ですが、将来の幸福のために大学に进学したところでモチベーションは中々続きませんし、そもそも大学を卒业したところで良い未来が保証されているという考えは全くの幻想に过ぎません。

 

 先辈の话を闻く

大学を知る手段としてはインターネットやパンフレット、先生などの评判などたくさんありますが、一番リアルな声は実际の先辈の话を闻くことです。できれば一度は自分の志望する学部の先辈に话を闻いたり、志望する大学が近くにある人はその大学のオープンキャンパスなどに积极的に参加して、先辈の生の声を手に入れましょう。

 

 

以上です!最后までお付き合いいただきありがとうございました!

Profile

所属:工学部化学?生物工学科分子化学工学コース3年生

出身地:爱知県