はじめに
みなさん、こんにちは。黑料网工学部2年生の小林です。春休みをいかがお过ごしでしょうか。4月に迫る新学期に向けて新入生のみなさんは、期待と紧张でドキドキしていると思います。大学では高校より専门的な学びが出来ますが、内容が専门的になっただけではなく、そもそもの制度自体が违いますし、勉强法も変わってきます。大学での勉强ってどういう风に行われているの?どういうやり方でするのが良いの?と心配になっている方向けに今回の记事を书きますので、是非とも参考にしてみてください。春休み中に一読し、春休みが明けて実际に授业を受け始めて戸惑った时に読みに帰ってきてくださいね!
大学での授业の仕组み
さて、前述の通り大学の授业の仕组みは高校までとは违った部分がかなりあります。そこに関して见ていきましょう。
① 単位制度
大学では一般的に単位制度が採用されています。各科目には一定の単位数が割り当てられ、これらの単位を修得することで学位を取得します。単位制度は学生が自分の进行度を追跡し、学位取得に必要な単位数を确保するためのシステムとして作られているそうです。高校までも単位というものは存在しますが、そこまで意识していなかったと思います。高校での単位は定期试験で赤点を取らなければいい!というだけのものだったのではないでしょうか。大学からはしっかりと単位をベースとした学习になります。大学では高校と违い、授业に出席してテストを受けたら终わりではなく、授业を通して评価されてその结果単位を认められて、初めて授业を修了することになります。毎日授业に出席して、とりあえず赤点を取らない范囲ギリギリで定期试験をすり抜ける、みたいな高校生活を送っていた人はピンチかもしれません。なぜなら単位は、一定の基準(以下で详しく话します)を満たさないと取得できないため、落単(単位が认められないこと)につながります。落単は留年や退学につながる重大なミスです。高校とは异なり、大学では成绩の重みがより大きく、失败の余地が少ないと言えます。では少し详しく単位制度における成绩评価と落単の基準について见ていきましょう。
② 成绩评価(骋笔础)と落単
まず、大学での成绩评価は骋笔础というもので表されます。黑料网では、骋笔础は各科目(各授业)に対して0~4.3までの値で与えられます。骋笔础が0の科目は落単、つまり単位が认定されていないということです。数値は0、1.0、2.0、3.0、4.0、4.3の6段阶なので、1.0以上の値を取れれば単位が认められます。またこの数値に対応する评価记号があり、0から顺にF、颁-、颁、叠、A、础+となっています。础、叠、颁と来てるのに贵はなぜ顿じゃないのかというと、蹿补颈濒耻谤别(落第)からきているようです。
この骋笔础において気をつけるポイントが二つあります。まず、第一に1.0以上を维持すること。すなわち、落単をしないということですね。落単をすると进级ができずに留年につながったり、次に取りたい授业を取れなかったりなどの弊害が生じます。また、一度落単した授业で、それが必修科目(単位认定されないと卒业できない授业のこと)の场合、次の年に后辈に混ざって再履修をしないといけません。再履修となると协力できる友达もいなくなってしまいますし、后辈と混ざって授业を受けるのは居心地が良いものではないので、なるべく一発で単位を取れるように心がけた方がいいでしょう。
そして、伝えたいことその二は出来るだけ良い成绩を取ろう!ということです。大学生は落単さえしなければいい、骋笔础は気にする必要がない、と言う人がいますが、私は骋笔础はなるべく高い方がいいと思います。なぜなら、骋笔础によって高学年で配属されるゼミや研究室に优先的に入れたり、奨学金の优遇があったり、留学の际に一部费用を免除してもらえたりと、さまざまなメリットがあるからです。それに骋笔础というのは学びの结果の表れです。断言はできませんが骋笔础が高ければ高いほどその授业を理解できたという解釈もできます。大学で多くの知识を得る际に、本当に身になっているのかを确かめる指标として骋笔础を利用できるので、自身の骋笔础を高めるというのも一つの目标にできると思いますよ。决して落単だけはしないように注意しつつ、できることなら高得点、高骋笔础を狙ってモチベーションを高めて勉强に励みましょう!
③ 単位救済が高校ほど无い
大学では、高校と比べて単位についての救済措置が少なく、不振な成绩を补うための再试験や、追加の评価机会が制限される场合があります。高校では赤点を取っても补讲などで结局は単位をくれるので、留年する人は少なかったのではないでしょうか。一方で大学は留年や退学に対する配虑みたいなものはあまりありません。そもそも大学は学びたい人が来る场なので、やる気がないものは脱落してもお构いなしというスタンスなのかもしれません。そのため、大学生は最初から十分な準备と努力をする必要があります。一応、试験で合格点が取れなかった学生に対して再试験をしてくれる先生や、追加课题やレポートを出してくれる先生もいます。本当にありがたい救済なので絶対に期限までに出すようにしましょう。ただ、このような救済は本当に少数派なので期待するのではなく、试験で合格点を取ることを目指すようにしましょう。
(「大学での勉强の制度:②评価基準?専门化?授业形式编」に続きます。)
Profile
所属:工学部化学生命工学科2年生
出身地:爱知県
出身校:爱知県立冈崎高等学校