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受験勉强法

2021.06.12

  • 受験勉强法

大学院入试までの勉强法②

多元数理科学研究科1年の金堂です。前回の続きです。まだ前半を読んでいない方は、ぜひそちらもご覧下さい。

今回は、6月、7月、入试直前、直后のそれぞれの勉强法について、ひとつずつ书いていきます。

 

6月

この时期は、とにかく入试の过去问を解いていました。まだまだ自分には足りない知识があると思い知らされながらも、前に进むことしか考えていませんでした。何年分もこなしていると、学生间でも解决できない问题に出会うと思います。そのようなときは、先生方に质问してヒントを顶いていました。顶いたヒントを繋げつつ自分なりの証明をつくることで、问题を自分のものにしていきました。

また、この时期は願書の提出にも時間を削がれました。願書の取り寄せや写真の撮影、その他書類の記入はもちろんですが、最も時間がかかったのはやはり「学習研究計画書」です。

にある第一次募集の募集要项によると、

卒业研究の内容、兴味を持って勉强している内容、これから勉强したいことを所定の用纸に记入の上提出すること。

とあります。今勉强していることと、8月以降や大学院で学びたいことを书けば良いのですが、私はなかなか笔がのりませんでした。なぜなら、私の大学の数学科は卒业研究がそもそもなかったからです(まず、数学科のほとんどは卒业研究がないと思います)。4年次ゼミというものはありますが、それもまだ始まって2,3ヶ月。今勉强していることは何か、と问われても、何十行も书くことは难しいです。そのため、力を入れたのは「大学院で勉强したいこと」でした。もちろん、4年次ゼミで勉强していた内容も书きましたが、このテーマがどれよりも书きやすかったです。特に、私は学部の顷に研究をしていたのもあって、その研究の概要、発展性、课题などを论文のアブストラクト风にまとめて提出しました。研究をしていなくても、このテーマであれば书くことは山ほどあると思います。大学院に进むということは、学问のどこかに魅力を感じ、より深く学びたいという気持ちがあるのでしょうから、その思いを缀れば十分な文章量になると思います。最后に少し重要な话をしておくと、博士后期课程に进学するかどうかを付け加えておくと良いと思います。决断するには早いですが、今のところ进学する意思があるかないかだけでも伝えておくと、后々指导教官に迷惑がかかりません。

 

7月

7月に入ります。6月とは违う紧张感に袭われていたのを覚えています。特に去年は、试験が急遽オンラインになったこともあり、対策のしようもない试験に一时期諦めも感じていました。しかし何もしないのも気持ちが悪く、友人と行っていたゼミは轮讲形式から口头试问対策に移行しました。何が出るかも分からない状态で试験时间のみ伝えられていたため、学部1、2年で扱った教科书の定义とやさしめの命题を1から确认し直す作业をひたすら続けるほかありませんでした。また、事务的内容を闻かれるかどうかも教えられていないので、多元数理科学研究科を选択した理由や研究のビジョンなど、様々なパターンを用意して简洁かつ明瞭に答える练习をしていました。今のところ、今年の多元数理の试験は选抜方法が「笔记试験」となっていますが、変更される可能性も考虑して、対策の开始を早められるように心がけておくと良いと思います。

よく言われることですが、この时期はメンタル面の管理も大事です。私の場合、試験がオンラインと伝えられる以前は単調に過去問をこなすだけでした。朝起きて、過去問を解いて、夜寝る。の繰り返しです。大学院入試が余裕に感じられない人の中には、同じような日々を過ごしている方もおられるかもしれませんが、生活習慣はできるだけ乱さないようにしましょう。一日の中で、確実に心休まる時間を作るのも良いと思います。例えば、食事中は動画を見て頭を使わないようにするとか、寝る前に好きな本を読む、などです。そんなことをせずとも平気な人もいると思いますが、知らないうちにストレスは溜まっているものなので、やってみて損はないと思います。私自身、それが原因で病気を患った経験がありますので、みなさんも気を付けてください。

 

入试直前、直后

入试直前は、口头试问で闻かれると思われることを头で再生して答える、という练习をしていました。かなりの时间を対策に削いだので自信はあったのですが、オンラインで、かつ颜合わせもしたことがない十何人もの先生方に见られるというプレッシャーに耐えられず、落ち着いていられませんでした。そんなときは、友人と通话するのがもっとも紧张をほぐすのに効果がありました。友人のおかげで、ある程度紧张せずに试験を乗り越えることができました。试験対策に付き合ってもらったり、紧张をほぐすために通话してくれたりと、友人には感谢しかありません。

他の大学院には详しくないのですが、多元数理は试験の翌日に合格発表があるので、余韵に浸る暇もありませんでした。合格を确认したのち、すぐに自分の専门の勉强に取り掛かりました。せっかく基础を固めて大学院に进学しても、専门の実力がついていなければ意味がないので、その点は念入りに勉强していたのを覚えています。また、自分が研究したい问题について、4年生のうちに明确にし、4年次の指导教官に相谈しておくと、进学した后ですごく楽になると思います。

入试后から惭1になるまでの约半年间における、勉强や大学院の先生とのコンタクトについては、また记事で详しく书きたいと思います。

 

さいごに

いかがでしたでしょうか。选抜形式が去年と今年で异なるということもあり、あまり参考にならなかったかもしれませんが、私の経験をもとに记事を书いてみました。まだ过去问で解けない箇所がある人も、友人や先生を頼るなどして完璧な答えを作るように努力すれば、早いうちに类似した问题も解けるようになるはずです。入试まで约1か月、自分に足りない部分を埋めていき、万全を期して试験に挑みましょう。応援しています。

Profile

所属:多元数理科学研究科1年生

出身地:叁重県

出身校:叁重県立四日市南高等学校