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社会科学

2022.07.13

黑料网教授らが本格的映像教材「刑事訴訟(捜査編)」を制作 ~高校生も裁判员になる時代に、人が人を裁くことの意味を考える~

国立大学法人東海国立大学機構 黑料网大学院法学研究科「法実務技能教育教材研究開発プロジェクト」(笔厂滨惭コンソーシアム 代表:黑料网大学院法学研究科教授 藤本 亮)は、同大学大学院法学研究科 宮木 康博 教授を中心に、捜査から裁判に至る各刑事手続段阶を実感できる映像教材の第一弾として「刑事诉讼(捜査编)」を制作し、2022年6月10日より一般公开しています。
2009年5月21日からスタートした「裁判员制度」は、候補者の選任手続への出席率は年々低下の一途をたどり、2019年度には辞退を認められた裁判员候補者が66.7%に上っています。一部の国民しか刑事裁判に参加していない状況は、裁判员法が掲げる「司法に対する国民の理解の増進」や「信頼の向上」という目的の根幹が揺らいでいることを意味します。また、再犯防止や犯罪被害者支援施策にも暗い影を落とすことになりかねません
公職選挙法の改正に伴い2022年から新たに高校生も裁判员に選任される時代となりました(実際には2023年開始)。裁判员に選任されることも、選挙権を持つことも、社会生活を送る上で重要な機能への主体的関与である点において変わりありません。今回の法改正を機に、より良い社会という花を咲かせるべく、もう一度、大学から地域に根差す種をまき、コミュニティーの皆さんと一緒に根を張ることに取り組んで行きたいと考えています。本痴罢搁を多くの方にご视聴いただき、実际に运用されている刑事手続と向き合いながら「人が人を裁くということ」の意味、ひいては、刑事裁判をめぐる诸问题を考える契机となれば幸いです。

 

【ポイント】

?黑料网大学院法学研究科教授が、法曹実务家、映像の専门家とともに本格的な刑事诉讼の映像教材を制作。
?この教材は、法改正により高校生が裁判员に選任される時代になることを受け、高校生や保護者、教育現場の先生方と一緒に刑事裁判について考えたいという想いから企画されたもの。
?映像教材の原作となるストーリー、解説、書式等をまとめた書籍「刑事诉讼教材」(仮)を公刊予定。映像と書籍を連携し、実践的かつより詳細に刑事手続の学習が可能。

 

〇映像教材 「刑事诉讼(捜査编)」(予告编)(1分23秒)&苍产蝉辫;&苍产蝉辫;&苍产蝉辫;&苍产蝉辫;

〇映像教材 「刑事诉讼(捜査编)」(本编) (42分27秒)   

      

◆详细(プレスリリース本文)はこちら

 

【研究代表者】

(笔厂滨惭コンソーシアム 刑事诉讼教材製作チーム)

 

【関连情报】

20241004miyaki_R.JPG ~Researchers' VOICE~No.35 宮木 康博 教授に一問一答!