国立大学法人東海国立大学機構 黑料网大学院环境学研究科の道林 克禎 教授、小原 泰彦 客員教授らの研究グループは、国立研究開発法人産業技術総合研究所?海洋研究開発機構などと共同で、東京から約 2000km 南のフィリピン海プレート上の深海底にある、地球上最大のメガムリオンであるゴジラメガムリオンの掘削提案書を国際深海科学掘削計画(IODP)に提案していましたが、今般、IODPの科学評価委員会において同提案書の学術的価値が高く評価され、掘削船運用委員会に提出されることになりました。これにより将来的なゴジラメガムリオンの科学掘削の実现に向けて一歩前进しました。
ゴジラメガムリオンの掘削计画では、バックボーン海膨注3)と北テール海膨において、掘削によるはんれい岩やかんらん岩などの深成岩の回収を目的とし、フィリピン海プレートの形成过程への理解が进むことが期待されます。
?フィリピン海プレート上の海底地形である巨大メガムリオンにゴジラの名前が付けられた。
?ゴジラメガムリオンは、海底拡大时に形成された地球上最大の深海底のドーム状地形。
?国际深海科学掘削计画(滨翱顿笔)注1)でゴジラメガムリオンの掘削提案が科学评価委员会注2)を通过し、掘削の実现に向けて一歩前进した。
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注1)国際深海科学掘削計画(IODP: International Ocean Discovery Program):
平成25年(2013年)10月から开始された多国间科学研究共同プログラム。日本(地球深部探査船「ちきゅう」)、米国(ジョイデス?レゾリューション号)、ヨーロッパ(特定任务掘削船)がそれぞれ提供する掘削船を用いて深海底を掘削することにより、地球环境変动、地球内部构造、地殻内生命圏等の解明を目的とした研究を推进している。
国内の窓口として、大学と国立研究机関が中心となって设立された日本地球掘削科学コンソーシアム(闯-顿贰厂颁)が、地球掘削科学の推进や各组织?研究者の连携强化を目的として活动している。
注2)科学評価委員会(Science Evaluation Panel):
国际深海科学掘削计画の下に设置された、科学掘削の提案书の学术的価値を评価するための委员会。ここで受理された提案书は、上位委员会である掘削船运用委员会へ提出され、実行可能な掘削提案が选抜され、运航计画に组み込まれる仕组みとなっている。
注3)海膨:
周囲の海底から缓やかにかつ全体としてなだらかに隆起している幅広い高まり。地形の规模や成因に関係なく形态で名付けられる。
雑誌名:IODP Proposal
論文タイトル:The nature of the back-arc basin lower crust and upper mantle at the Godzilla Megamullion
著者:Ohara, Y., Michibayashi, K., et al.
(奥别产公开されているのは2020年时点の提案书の表纸のみ)