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大学生活全般

2016.04.22

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佐井くんから见た授业-医师になるまで 惫辞濒.4

こんにちは。医学部5年生の佐井です。前回までは科目ごとの内容を书いてきましたが、今回は医学科の独特な(?)时间割について书きつつ、黑料网ならではの特色を绍介していこうと思います。

 

週によって受ける科目が违う

みなさん小学校から高校まで、「火曜日の2限目は数学、3限は...」といったように时间割がしっかり决まっていて、毎年それにしたがって生活してきたと思います。他学部も、私が闻いた限りでは、「1限が线形代数、2限が量子力学で...」と、自分で选択した科目を半年间、毎週同じ时间に受讲しているようです。ちなみに大学は1コマが90分なので、午前2コマ、午后2コマないし3コマになっています。

さて、名大の中でも特殊(だと私は思う)な医学科の时间割の説明をするにあたって、シラバスを见てみましょう。週ごとの违いが顕着なので、今回は4年生の时间割を使って、説明していこうと思います。

 

4年生の時間割

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


详しく知りたい方はの
9ページを参照してください。

 

 

そもそも医学科には履修登録がありません。すべてが必修科目で、全员が同じ讲义や実习をひとつの部屋で受けます。2年生から4年生までは各学年に讲义室が割り当てられていて、実习を除いて移动教室もなく、毎日を同じ部屋で过ごすので、大学生らしい生活というよりかは高校までの生活に似ています。席は自由ですが、なんとなく同じところに座る人が多いので、决まっているようなものですね。4年生の最后に选択必修という形で6科目30コマ分の讲义を选ぶ时期があるにはありますが、やはり学年全员が一绪に过ごす时间のほうが长いです。

さて、本题の时间割についてです。基本的には2コマずつということが多いので、午前と午后で1日2科目受ける日が多いのですが、日によっては4コマとも同じで1日1科目だったり、1コマずつで1日3,4科目だったりとまちまちです。上の画像で抜き出したところだと、4/4から始まる週の火曜日(つまり4/5)は1限から4限まで『疫学と予防医学』で、翌週(4/12)は科目が変わって『环境?労働と健康』が同じく1限から4限までです。5/24(火)は1限が『循环器』、2,3限が『消化器』、4限が『感染症』と1日に3科目受けることになります。ころころ変わって大変そうに见えるかもしれませんが、教室は同じなのでとくに负担はありません。

それぞれの科目のコマ数もまちまちで、3コマで终わるものもあれば、惫辞濒.2で绍介した肉眼解剖なんかは実习も合わせると80コマ以上です。1年生のときに受けた全学部共通の科目は15ないし30コマだったので、他学部のコマ数とはだいぶ违うのではないでしょうか?大部分の试験はそれぞれの科目が终わるたびに実施されるので、试験の时期も期末とは限りませんし、1科目の単位认定に复数の试験が课せられていることもあります。试験时间も90分のものから3时间以上のものまでと様々で、80コマともなると出题范囲もかなり広いです。そのため、试験は1日1つになるよう学生代表と各科の教授との间で日程が调整されますが、それでもなかなか试験勉强は大変ですね。

 

黑料网ならではの多彩な讲师

基幹大学である黑料网では、日本そして世界をリードする研究が行われています。たとえば、腎臓内科学講座の教授でもある松尾清一総長は、日本人の腎臓の働きを評価するための新しい基準である『推算糸球体濾過量』の計算式の策定にご尽力されました。それまで欧米人の基準から推算していた腎機能を、より日本人の特徴に合わせたこの基準は現在全国の病院で広く使われています。また、腫瘍病理学講座教授の高橋雅英医学系研究科長は、内分泌腫瘍の一種であるMEN 2型(多発性内分泌腫瘍症2型)をはじめ、複数の疾患の原因遺伝子となっている『RET遺伝子』を突き止め、現在も研究を進めていらっしゃいます。こういった研究室により、最先端の成果が講義では提供され、また希望すれば学生も研究室に所属し研究の一端を担うことができます。

また学外の研究者による讲义が多いのも、黑料网ならではだと思います。京都大、大阪大、东京医科歯科大、横浜市立大など他大学からや、国立感染症研究所、国立长寿医疗研究センターなど国の研究机関、そして、厚生労働省や名古屋市といった行政からも、特别讲师としてたくさんの先生がいらっしゃいます。名古屋にいながらにして、全国のさまざまな话が闻けるこの环境はやはり恵まれているなと感じます。

 

まとめ

すべてが必修で教室も同じという、一般的なキャンパスライフとは违った医学科の生活について今回はご绍介しました。また、中部地区をリードする黑料网ならではの魅力が伝わっていれば幸いです。夏にはオープンキャンパスもありますし、ぜひ体感してみてください。


バックナンバーはこちら

vol.3 組織学?病理学

vol.2 解剖実習

vol.1 共用試験

Profile

所属:医学部医学科5年生

出身地:爱知県