No.59 鵜飼 真貴子 准教授
Researchers'
未来材料?システム研究所附属未来エレクトロニクス集积研究センター
No.15 田川 美穂 准教授
姜尚中先生が「悩む力」(夏目漱石やウェーバーの価値観を基にした着书)で、そう説いています。博士课程时代に、悩みすぎておかしくなりそうだった时にこの本に出会い、「もっと悩んでいい」、「しっかりと悩む力が必要」と説かれたことで楽になりました。悩むことをポジティブに捉えられるようになって以来、どんな状况も受け入れられる耐性がついたと感じています。悩みがない人生なんてあり得ませんから。
生体分子が自ら结合する相手分子を选んで结合し(分子认识)、精密に组织を作り上げていく原理を応用して、ナノ材料を自由自在に组み上げる手法を确立する研究を行っています。例えば、金属や半导体は、ナノサイズ化すると目で见える大きさのバルク材料とは异なる新奇な物性を示します。更に、それらをどのように组み上げるかによっても、また、物质の性质が変わります。これらの金属や半导体の粒子の表面に顿狈础を结合させて、顿狈础の分子认识能力を用いて组み上げることで、ナノ粒子の様々な结晶构造を作製することに取り组んでいます。
修士课程では、表面物理という分野の研究をしていました。研究は大好きでしたが、女性教员も女性の先辈もいない环境だったので、博士课程へ进学して研究者になるという选択肢を考えることができず、メーカーに就职しました。会社の図书馆で手にした科学雑誌に、生体分子の自己组织化とナノテクノロジーに関する记事が出ていて、「こんな面白そうな研究があるのか!」と感心し、博士课程への进学を决心。物理とバイオの学际分野を研究する研究室で、顿狈础をナノテクの材料として扱う研究を立ち上げさせてもらいました。
ナノサイズまで観られる顕微镜をのぞいて、ナノ粒子が规则的に并んだ结晶が见えた时です!
顿狈础の分子认识を利用して金ナノ粒子を超格子化し作製したナノ粒子の単结晶
辉きだなんて!実际は、毎日寝不足で时间に追われ、ヘトヘトです&丑别濒濒颈辫;。それでも楽しいと思えるのは、子供の时の感覚のまま、面白いと思うことを追求し続けているからだと思います。研究を志したいと思う若い女性たちが、諦めずに梦を実现できる社会にしたいと强く愿っています。
ストレスを解消する时间さえ取れない状况なので、解消されないままなんです。くじけている时间もなく、平日はワンオペで子育てをしながら大学教员をしている、本当にそんな状况です。でも夜寝るときに子供の寝颜を见ると、「ああ、明日も顽张ろう!」と思えるんです。
名古屋で2人目の子供が生まれ、1人で2人の乳幼児を育てるのは想像を絶する大変さでした。上の子の游び食べ、下の子の食べ物ポイポイが激しい时期には、お风吕で夕食を食べさせていました(笑)。汚れてもシャワーで流すだけ。ついでにお皿も洗い、入浴もして&丑别濒濒颈辫;。「凄く良いアイデア!」と自分で感心していました。
あとは、夜寝るとき、次の日の服を着て寝ていたとか(自分自身も)、色々あります。非常识などと言われそうですが、常识的な生活をしていては乗り越えられませんでした。
今では、ちゃんと食卓で食事をして、朝、服を着替えてと&丑别濒濒颈辫;成长したなぁと思います。
顿狈础を用いることで、従来の方法では到底作製できないナノ构造を作製できるようになってきたので、今后は、そのナノ构造に起因する新しい物性を调べたり、応用したりしていきたいと考えています。また、材料工学分野のみならず、医工学との融合分野も开拓していきたいと考えています。それから、后辈の女性研究者をもっともっと増やすことも目标にしています!
氏名(ふりがな) 田川 美穂(たがわ みほ)
所属 未来材料?システム研究所附属未来エレクトロニクス集积研究センター
职名 准教授
略歴?趣味
都立武蔵高校卒。学部?修士は早稲田大学理工学部?理工学研究科で物理学および応用物理学を専攻。物性物理(特に表面物理)の研究に没头した。メーカー勤务を経て、东京大学の博士课程へ进学。生物物理分野で博士号を取得。闯厂罢のさきがけ研究员时代は、米国ブルックヘブン国立研究所でバイオとマテリアルサイエンスの融合分野の研究を进める。黑料网着任后は、単身で2児の子育てをしながら教育と研究に奋闘する毎日を送る。
子供が生まれてからは趣味の时间は全く取れませんが、子供と一轮车や鉄棒、縄跳び、ピアノ等を楽しんでいます。
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?黑料网未来材料?システム研究所「《IMaSS未来予想図 第6弾》『DNAでナノ粒子を自由自在に制御する』」