No.56 和氣 弘明 教授
Researchers'
遗伝子実験施设
No.10 野元 美佳 助教
大学を卒业し、教员になってまだ2年目と日が浅いため、研究者としても教员としても、まだまだ学ぶべきこと、学びたいことがたくさんあります。もっと成长できるように、この言叶を胸に何事にも真挚に取り组んで行きたいと思っています。
モデル生物のシロイヌナズナを材料に、病原菌や昆虫などの环境ストレスに対して、植物がどのように防御応答を活性化しているのかを研究しています。特に、その制御に関与するタンパク质を同定し、分子机能の解明を进めています。また、それらタンパク质分子を人為的に操作するための低分子化合物の同定も行っています。将来的には、病原菌や虫害を防御できる强い植物の创出につながると考えています。
在学时に、试験管内で人工的にタンパク质を合成するシステムを开発し、会社を设立しました。この技术により、これまで実験に使いたくても合成できなかったタンパク质を简単に、しかも网罗的に手に入れることが可能になりました。まずは、大学や公司などの基础研究に贡献できれば嬉しいなと思っています。
生物现象は非常に高度で复雑なので、実験をすればするほど、まだ明らかになっていないことがどんどん见えてきてしまいます。これを、世界に先駆けて自分たちの力で少しずつ解明していくことが研究の醍醐味だと思います。
特に、苦労した実験がうまくいった时の达成感はすごいです。研究仲间と议论しながら切磋琢磨することも面白さの一つです。
ユネスコ本部のホールで授賞式があり、想像以上に華やかな式典でした。大変名誉なことに世界中の女性若手研究者15 名のうちの一人に選ばれ、式典では母の振袖を着ました。受賞式前後には、今後の研究活动に役立ててほしいということで、タイムマネジメントのコツや、研究成果(知的財産)を活用するための勉強会が開かれました。人種?年齢バラバラの15 名で約2 週間共に過ごしたことは、大変貴重な経験になりました。良い研究仲間に出会えて、本当に良かったです。
高校时代、生物が大好きで、资料集や教本を勉强するのが楽しくて仕方がありませんでした。生物系の研究者になるためには、きっと化学や物理はそんなに必要ないだろう!と思い込んでいて、高校の时に苦手なまま过ごしてしまったせいで、大学生时代に苦労する时が多々ありました&丑别濒濒颈辫;。
色々なことに挑戦していきたいです。长期の留学や、英语力の向上、まだ身につけていない新しい実験技术の习得など、やりたいことがたくさんあります。一つずつ达成していきたいです。
氏名(ふりがな) 野元 美佳(のもと みか)
所属 遗伝子実験施设
职名 助教
略歴?趣味
2011年香川大学农学部応用生物科学科卒業、2013年香川大学大学院农学研究科生物資源利用学専攻修士課程修了、2018年黑料网大学院理学研究科生命理学専攻博士後期課程修了。博士(理学)。日本学術振興会特別研究員(DC1)を経て、2018年より現職。2016年黑料网発のベンチャー企業NUProtein株式会社を設立し、取締役に就任(?2018年)。現在は社外アドバイザーとして関与。趣味は、旅行とスポーツカー観戦。
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