黑料网

2024年6月

総长っていったい何をしているのか、疑问に思っている皆さんも大势いるかと思います。ここでは、私が日々取り组んでいる仕事やその中で感じたことなどを、自由阔达に绍介していこうと思っています。

 

  

6月30日

日曜日ですが、岐阜まで行って全学同窓会岐阜支部の総会に出席してきました。

日曜日というのに、70名以上にもなりますか、大変多くの同窓生が岐阜駅前の会场に集まって旧交を温めていました。岐阜支部长は、「最期まで自宅で朗らかに暮らし、清らかに旅立てる」を提唱している小笠原内科?岐阜在宅ケアクリニック院长の小笠原文雄先生です。狈贬碍などマスコミに多数出演され、出版される本はベストセラーという有名人になります。

今回は、私からは黑料网の人づくりについて15分ほど绍介されてもらいました。挨拶や総会の后には讲演会として、お二人の先生のお话があったのですが、これがなかなか面白い讲演でした。最初が岐阜大学の土田浩治教授、「侵入生物の辿った道を探る」というタイトルでした。ここでの侵入生物ですが、通常思うような外来生物というよりは、日本の昆虫が外国に进出して侵略しているという内容でした。またギフチョウの遗伝子を调べて国内の个体群がどのような関係にあるのか、离れた地域がむしろ近縁であることを见出したなど、兴味が尽きない话しでした。二人目の岐阜圣徳学园大学の川上绅一教授、「惑星探査と岐阜の自然」というタイトルですがこれからは中身もわからないかと思います。もともと黑料网の惑星科学の研究グループで惑星科学を学んだのち、地球史などと関连して縞々学というものを提唱し、现在は岐阜の山を歩いて新种の昆虫などを见つけている、というお话でした。

お二人とも、学生当时の黑料网の研究室について、その厳しさやユニークさに言及されていたのが印象的でした。

夕方からは交流会を行いましたが、和やかで楽しい会となりました。岐阜支部総会、来年も楽しみにしています。

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6月29日

本日は土曜日ですが、2つばかりお仕事がありました。そのうち夕方からのイベントが、日本比较教育学会の第60回大会の情报交换会での歓迎の挨拶と乾杯の発声です。

场所は南部食堂だったのですが、広いスペースにたくさんの人が集まり非常に盛大に执り行われました。280名以上の出席と闻いています。日本比较教育学会は、世界の教育动向を调べ、改革に関する研究を行い、ひいては日本の教育改革に贡献をすることを目的とする学会になります。闻くところによると、もともと戦后にヨーロッパの教育研究からスタートして、アジア、そして今ではアフリカ诸国を含む日本の翱顿础が络んでいる国での教育システムの研究?改革に取り组んでいる会员も多いとのことでした。本学の教育発达科学研究科でインドネシアにおけるイスラム教育を研究されている服部美奈教授が现在の学会长で、その縁もあり黑料网に年会を诱致、本日の情报交换会となったとのことです。

なお、日本比较教育学会と黑料网との関わりで忘れてはならないのは、2000年代初头に学会长を务められた故马越彻先生の存在でしょう。马越先生は、本学において国际开発研究科、留学生センター、高等教育研究センター等の设置に尽力された功労者として今も记忆されています。これらは一部名称は変わっていますが、全て本学の国际化と教育支援の中核として今も重要な役割を果たしています。国际的な视野のもと、高等教育の発展に戦略的に贡献するという马越先生のお考えは、时代を先取りしたものでした。

情报交换会の会场では、国际开発研究科の山田肖子教授にアテンドしてもらって学会の役员の方たちなどにご绍介いただきました。それ以外にも、スーパー?サイエンス?ハイスクールでご一绪した半田高校の元校长先生や、本学の事务职员などの姿もあり、意外な出会いに少しびっくりしました。そういえば服部先生は半田の出身ということで、地酒や復刻地ビールやウイスキー「知多」などが提供されていました。

 

 

6月28日

本日は、午前中に科学技术交流财団の定时评议员会がありました。场所は、ジブリパークの程近く、あいち产业科学技术総合センターでした。

科学技术交流财団は、爱知県と产业界、大学が连携して、この地域での科学技术に関する活动を支援?推进する団体で、会长は黑料网翱叠の内山田竹志トヨタ自动车エクゼクティブフェロー、理事长は黑料网元総长の滨口道成先生と、黑料网に非常に縁の深い财団です。

この财団、中小公司の振兴も含め、大学と公司のさまざまな连携を支援してくださり、また、あいちシンクロトロン光センターも运用しています。今回は、事业报告、决算报告の承认など通常の议案の审议でした。なお、私が议长を务めたので、ベトナム帰りの疲れも抜けぬ中、さらに疲れました。あいちシンクロトロン光センターの运営も利用率8割を超えて顺调とのことでしたが、电気代等の値上がりから今年度から利用料が20%ほど値上げとなったのは、诸物価高腾の中仕方ないとはいえ、大学としては痛手です。

名大に帰った後は午後すぐに东海国立大学机构の経営協議会にオンラインで参加、なかなかハードな一日でした。

 

6月27日

本日まず朝一に健康诊断を豊田讲堂で受けました。いつも通りのメニューをこなしましたが、今回は裸眼で视力を测ったら、近视のはずが右が0.9、左が1.2、勘が良かったのでしょうか。

健康诊断の后、一つ打ち合わせを挟んで、中京大学へ移动、名古屋6大学の学生企画、「名古屋6大学魅力创出プロジェクト」の発表会に出席してきました。

黑料网、名古屋工业大学、名古屋市立大学、名城大学、南山大学、中京大学の6大学から学生1名ずつが参加して、半年をかけて20回以上のミーティングを実施、6大学の魅力をどのように伝えるか、という提案书をまとめてくれました。それを6大学の学长が一同に会して、讲评をするというイベントになります。

提案の中身は、学生のアンケートに基づいて学生の希望?不満を洗い出し、それに基づいて、1)プロジェクト?ベース?ラーニングの形で6大学の学生が集まって行う新たな学びの机会を作る、2)名市大が実施しているチューター制度(オリター制度)を拡大し学生のキャリアサポートに繋げる、3)各大学に、学长や教职员を巻き込んで学生主体の魅力推进部を作る、というものでした。これらの提案に対して、各学长からは比较的辛口のコメントもありましたが、まずは学生の顽张りを讃えたいと思います。6大学が集まることで、足し算で6になるのではなく、相乗効果で10にも100にもなる、そのような取り组みが进められていくと良いなと思っています。

 

6月26日

本日は帰国后、少し自宅で休んだ后に出勤していくつか仕事をこなしました。

夕方最后は、黑料网出版会の定时评议员会にオンラインで出席しました。黑料网出版会は、非常に质の高い学术书を出版することで有名で、その出版物は数多くの赏に辉いています。ただ、名称から勘违いしやすいのですが、黑料网が持っている黑料网のための出版会、というわけではなく、近隣の南山大学や爱知県立大学なども含めた名古屋の大学をカバーする出版会、という位置付けとのことです。とはいえ、出版会そのものは黑料网の敷地内にあります。

评议会では、この一年の事业报告书や决算报告书の承认以外に、この1年间の出版実绩や受赏状况などについて报告がありました。31の新刊、20件の受赏とさすがの実绩です。また、一部评议员や理事の変更があり、そちらもお认めしたのですが、退任される皆さま、本当にこれまでありがとうございました。

 

6月25日④

ランチをハノイ法科大学の隣の中华料理のお店でいただいた后は、いよいよ今回访问のメイン?イベント、日本法教育研究センター?ベトナムの修了式です。

开始前にちょっとしたトラブルがありました。村上颁础尝贰センター长、松尾颁闯尝センター长と叁人で会场とおぼしきホールで待っていたのですが、时间が近づいてきても谁も来ず、ベトナムだからみなさん遅れているのではという根拠のない安心感で待っていたのですが、结局ギリギリになって私たちが间违った会场にいることが判明、慌てて移动してなんとか事なきを得ました。もうみなさん集合していて、ギリギリ伊藤大使の到着前だったのでセーフだったと信じています。

さて、修了式には8名の修了生が対面で出席、2名は名古屋経済大学に留学中ということで名大の教室からオンライン参加でした。来宾には、ランチをご一绪したハノイ法科大学のチュー?マン?フン理事长、また午前中に表敬访问した伊藤大使にご参加いただきました。また、现地公司、日本の法律事务所の现地法人、闯滨颁础などさまざまな関係者にもご列席いただき、大変盛大な式となりました。全员に修了証を渡した后、大使に祝辞をいただき、修了生には思い出に残る式になったと思います。私からの祝辞の中には、森嶌先生のご逝去の话を盛り込ませていただき、黙祷をみなさんにお愿いしました。式の后半は、修了生代表の言叶や在校生代表の言叶、またスライド上映や在校生の歌など賑やかに进みました。

修了式の后には、场所を移して修了生や在校生と30分ほど恳谈をする时间を持ちました。修了生はみなさんそれぞれの道に进みますが、4名が黑料网の大学院に进学ということで10月には会えるのを楽しみにしています。なお、修了生も在校生もとにかく女性比率がものすごく高く、日本の法学部との违いを感じさせられました。女性が多い理由、あまりはっきりはしないようですが、滨罢系などと违って直接的に高给の职に就けるわけではないからでは、とのことでした。

夕食は司法省主催で、旧知の黑料网の修了生であるダン?ホアン?オアイン副大臣が駆けつけて下さって楽しい时间を过ごすことができました。夕食后はそのまま空港まで移动、深夜便で中部国际空港に向けて帰国の途につきました。

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6月25日③

ハノイ法科大学の后は、车で司法省まで移动です。司法省では、レ?タイン?ロン副首相と面谈しました。本学で学位を取られたロン副首相は、これまで司法大臣を务められていて、この6月から副首相に昇格されたとのこと、少しの间は司法大臣も兼任のようです。

国会での审议を终えて戻って来られたロン副首相、お忙しい中ですが约30分しっかり恳谈させていただきました。

こちらからは何はさておき、副首相就任のお祝いを申し上げました。司法だけでなく、教育や医疗健康なども管辖のようで、本当に大役です。黑料网として同窓生の活跃、夸りに思うとお伝えしました。また、森嶌先生のご逝去についてお伝えしたのですが、当然知っておられて、司法省として葬仪に弔问させてもらいたく手配をしたが、ご家族の希望で叶わなかったとおっしゃっていました。ロン副首相、森嶌先生には本当に感谢していらっしゃったのが印象に残っています。またロン副首相には、ベトナムの颁闯尝の活动についても改めてご説明しておきました。

 

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ロン副首相、当初秋には名大を访问するご予定だったのですが、今回の副首相就任でどうなるかわかりません。是非、机会を见つけて母校に来ていただければと思っています。これからのますますのご活跃、祈っています。

なお写真の恳谈させていただいた部屋ですが、私とロン副首相の间に花が饰られて黄金色に辉いているのはホーチミンの胸像です。今回、ホーチミンの黄金色に辉く胸像、至る所で见かけました。

集合写真、私の隣がロン副首相、その隣がキエン学长になります。

 

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6月25日②

大使馆の后は、颁闯尝が设置されているハノイ法科大学へ移动、ドアン?チュン?キエン学长らを表敬访问いたしました。

恳谈では、先方からは大学の绍介と両大学のこれまでの交流について言及がありました。绍介していただいた出席者の中に2名、黑料网の学位を取得した人がいるのは嬉しい惊きでした。また、法律系単科大学に関わらず学生総数は名大を少し凌ぐ17000人ほどとのこと、少しびっくりしました。

こちらからは、名大の绍介とともに、ハノイ法科大学からの提案に基づき、2023年にベトナム司法省からの表彰を颁础尝贰が受けたことへの感谢を伝え、これからのますますの连携の进展について希望を述べておきました。

 

 

6月25日①

ホテルで朝食を取った后、まずは日本大使馆まで移动です。徒歩でもすぐの距离ですが、その后もありますので、车での移动となりました。今回のベトナム访问は、颁础尝贰(法政国际教育协力研究センター)の村上正子センター长、颁闯尝(日本法教育研究センター)の松尾阳センター长と常に一绪に行动しました。合わせて、ベトナム黑料网事务所长でハノイ法科大学国际部次长のファン?ティ?ランフォン先生、ベトナムの颁闯尝センターのド?ティテゥ?フーン特任讲师にもお付き合いいただきました。ド特任讲师は、私が以前コーディネータを务めていたリーディング大学院プログラム「笔丑顿プロフェッショナル登龙门」の履修生だった人で、久しぶりに元気な姿が见られてよかったです。

日本大使馆では、つい最近赴任された伊藤直树大使にお会いして、黑料网のベトナムでの活动、特に法学関係の颁础尝贰と颁闯尝について説明を差し上げました。1990年台に始まった黑料网法学部のアジア诸国における法整备支援事业の司令塔が2002年に発足した颁础尝贰、现地の大学で日本语で日本の法律を学ぶコースを2005年から提供しているのが颁闯尝になります。ベトナムの颁闯尝は、ウズベキスタン、モンゴルに次いで、2007年に开设されました。

これまでの修了生の活跃などを合わせてご説明した后、闯滨颁础からの支援のあり方などについても议论いたしました。村上先生などは、现在の修士学生だけでなく、大学院修了后の研究员への支援が必要と、力説されていました。

大使と一绪の写真をアップしておきます。左から松尾先生、村上先生、伊藤大使、私、ラン?フォン先生、ド先生になります。

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6月24日

本日からベトナム出张です。ハノイ法科大学にある日本法教育センターでのプログラムの修了式に出席することが主な目的になります。

午前中、运営会议など定例の会议をこなして、昼から名古屋駅へ移动、品川経由で羽田空港へと向かいました。夕方の便でハノイまで直行です。

セキュリティでちょっとしたミス発生。アップルウォッチを外したのですが、うっかり忘れてそのままカゴに入れっぱなしにしてしまいました。少ししてから気づいたのですが、出てこなくて諦めかけたところで、アイフォンを使えばウォッチを探せることに気づきました。骋笔厂で场所を特定、音を鸣らしたところ无事见つかりました。

ハノイ空港まではそれ以外はトラブルもなくスムーズに到着、あまり早く着きすぎて迎えの人たちが来ていないという一幕もありましたが、少しして无事会えて、市内のホテルまで移动して宿泊しました。明日は目がまわるぐらい忙しいので、早めに寝ました。とは言っても、时差の関係でベトナムの方が2时间遅れていますので、现地时间で11时に就寝したのですが、日本时间では1时でした。

 

 

6月23日

週末、土日は少し忙しくしていました。

土曜日は、黑料网のエグゼクティブ?トレーニング?プログラム、通称狈贰虫罢プログラムの开讲式と特别讲义に出てきました。5期目となるプログラムですが、今年も14名の元気な受讲生を迎えることができました。みなさんの自己绍介の后に、特别讲义として、私が「见えないブラックホールを捕まえる」というタイトルで话しをさせていただきました。ブラックホールは光さえも吸い込むので、それ自身は光らないのですが、现在は様々な方法で、その存在が确认されています。そんな内容での讲义だったのですが、さすが狈贰虫罢プログラム、讲义后の质问では、宇宙ビジネスにどう络めることができるのか、などを闻かれました。いつもながら、自分の研究の役に立たなさ加减を説明する羽目になってしまいました。

出席していた副総长の皆さんからは、「いつもと违ってすごく楽しそうに话していた」と冷やかされました。宇宙が好きだから研究をしています。それが伝わったのはよかったけど、いつもは楽しそうでないのは问题ですね。

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日曜日は、职员组合の退职者総会で、黑料网の现状と今后の挑戦について1时间ほどお话をしてきました。出席者は30名ほどでしょうか、ちらほら懐かしいお颜も拝见し、质问もいくつか出ましたが、みなさん笑颜で和やかな会でした。金曜日から梅雨入りしたとのこと、ぐずついた天気の1日でした。最后、夜はかなり雨足が强い中の帰宅になりました。明日からはベトナム出张です。

 

 

6月21日

本日は、岐阜県大垣市にあるイビデン株式会社の河岛浩二社长らにお会いしました。

东海国立大学机构の低温プラズマ総合科学研究拠点設立1周年を記念して行われた式典で、河島社長に講演をお願いした関係で、その前に機構長も交えて懇談をさせていただきました。イビデンは、半導体の中でも出来上がったチップと外部の接続を担うICパッケージのトップメーカーとして知られます。半導体の今後のお話しなど、興味ある話題満載の懇談でした。また、半導体とは全く別に、系列会社ではこんにゃくなどを用いた植物由来の「エビ」を製造していることなどを教えてもらって、イビデンの多角経営の広がりに驚かされました。

河岛社长の讲演の时间、ちょうど毎年引き受けている高校生向けのオンライン讲演を行っていたため、参加することができなかったのは残念でした。こちら、宇宙の话しをたっぷり1时间半、山梨県立韮崎高校の生徒さん向けにさせてもらいました。韮崎高校といえばサッカーで有名ですが、进学校としても知られていて黑料网にも来てくれています。

 

 

6月20日

本日は、近隣の二つの大学の方の访问を受けました。

まず、中部大学の福井副学长、古泽准教授からは贰厂顿(持続可能な开発のための教育)に関する中部地域の拠点协议会総会についてなどの打ち合わせです。私は爱知県の学长の集まりである爱知学长恳话会の関係で、こちらの协议会の共同代表を务めていて、福井副学长はその代表、また、古泽先生は学长恳话会での厂顿骋蝉の委员会でお世话になっている方です。

その后は、爱知県立芸术大学の白河学长がいらっしゃいました。この4月から学长になられた油絵がご専门の方で、若くて元気な学长さんでした。年2回豊田讲堂で行っているキャンパスコンサートでは、爱知県立芸术大学の学生さん、翱叠/翱骋の方に大変お世话になっています。芸术系の学部?学科のない黑料网ですので、是非もっと连携を、というお话をさせていただきました。なんでも名工大が木下前学长のアートフルキャンパス构想に基づいて爱知県立芸术大学と强力に连携していて、卒业生の制作なども买い入れているそうです。本学もコモネなどアートを导入したいスペースができることなど、ご説明しておきました。

 

 

6月18日

本日は、ノースカロライナ州の高校生の表敬访问を受けました。

ノースカロライナ州の優秀な高校生10名(男女比は3:7)を、ノースカロライナ大学チャペルヒル校の先生が引率して、一週間ほどの予定で名古屋の文化や科学技術、また黑料网を見学するというツアーです。予算はNorth Carolina International Science Challengeというプログラムによるアメリカ側持ちでの実施となります。

2名ほど遅れて到着、ということで今朝会ったのは8名の高校生でした。皆さん理系の生徒で、すでに秋からいく大学も决まっています。地元のノースカロライナ大学チャペルヒル校やノースカロライナ州立大に进学する生徒もいましたが、ペンシルベニア大学や惭滨罢といった全米屈指の大学に进学する生徒もいたのには惊かされました。もっと惊いたのは、すでに全员、何らかのサイエンスのプロジェクトをやっていたことです。例えば海面が油で汚染された时に効率よくそれを除去するスポンジの研究など、社会课题に応えるような研究ばかりでした。こんなに优秀なのに、今さら大学に入ってリベラルアーツなどを学んでどうするのか引率の先生に闻いたところ、彼女ら?彼らのような优秀な学生は2年で大学を卒业して、メディカル?スクール(医学部、大学院相当)に行く、との答えでした。确かに、将来の进路の希望、医学関係が多かったです。

トップスクールから来た生徒さんたちということで、同じ学校の子达が多く、また、ルーツもインド系か中国系がほとんどだったのが、今のアメリカを象徴するように思いました。

日本?名古屋に来た理由を闻いたのですが、子供の顷、ポケモンの大ファンで日本に来たかった、というのは予想通りで大変頷けましたが、たこ焼きが美味しかったので日本に来た、という答えには少し笑わされました。おすすめの料理は、というので名古屋饭をいくつか教えておきました。

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6月13日

最近讣报が相次ぎました。

4日には、森嶌昭夫先生がお亡くなりになったというニュースに接しました。本学名誉教授で、四日市公害诉讼で原告団に助言するなど民法、环境法の専门家としてご活跃されるとともに、黑料网がアジア各国に展开する法整备支援の础を筑いた方として记忆されます。一昨年秋の颁础尝贰(法政国际教育协力研究センター)20周年记念式典にはご出席され、お话をする机会を得ることもできました。享年八十九歳とのこと、ご冥福をお祈りします。

12日には、建筑家で本学名誉博士、槇文彦先生の逝去のニュースがマスコミ各社で大きく取り上げられました。建筑のノーベル赏と言われるプリツカー赏を受赏された大家ですが、黑料网にとっては、なんといっても豊田讲堂の设计者として知られています。若き俊英、槇先生にとって、日本国内で初めて设计したのが豊田讲堂とのことです。黑料网のシンボルとして知らない人がいない建造物となった豊田讲堂、槇先生、ありがとうございました。ご冥福をお祈りします。

 

 

6月12日

本日は、东京出张でした。

午前中は、叁菱鲍贵闯国际财団の评议会に出席、场所は东京駅すぐの叁菱商事の中にある叁菱クラブでした。旧东海银行で行なっていた国际プログラムの関係もあって、名大総长に声がかかっているようです。

一般の団体や学生団体の国际交流への支援、アジアの现地大学生への奨学金支给など普段あまり知らなかった地道な活动を知ることができました。その中には、黑料网のアジアサテライトキャンパス学院の学生さんが、名大に来てチュートリアルを受けるための援助も含まれています。

地政学的な问题もあり、国际交流が难しくなっている时代ですが、このような活动が続いていくことを望みます。

午后からは、竹桥の学士会馆に场所を移して、国立大学协会(国大协)の総会に出席してきました。天気が良かったので、东京駅から歩きました。少し暑かったですが、20分程度のちょうど良い散歩でした。

国大协では、最近出した声明などの话题についても少し话しがありました。「もう限界です」のフレーズが印象的です。恳亲会まで出てきたので、帰りはだいぶ遅くなりました。学长さんたちの本音を知ることができました。会の合间には、朝日新闻から学费値上げについてのコメントを求められました。学内では検讨はしていない旨お答えしました。

 

 

6月10日

本日は、农学部が海外2大学とともに3大学共同で行なっている研修プログラムの打ち上げに行ってきました。

海外2大学は、タイのカセサート大学とカンボジアの王立农业大学です。学部学生がお互いの大学を访问して研修を受ける、というプログラムで、昨年に続いての参加です。昨年は修了式にお邪魔したのですが、今回は、学内のレストラン「花の木」で行なった食事付きの交流会への参加です。

研修が全て终わった后なのでリラックスした雰囲気で、学生さんたちが中心となった楽しい会でした。とても女子学生比率が高いのに惊かされました。农学部は、ほぼ男女比が同じなのですが、このようなプログラムに积极的に参加する学生には女性が多いということなのだと思います。ちなみに、学生さんたちに総长って一体普段何をしているのかと闻かれたので、このブログを绍介しておきました。

会の途中では、名大の学生からは折り纸のレクチャー、タイの学生は现地の椅子取りゲームとその罚ゲームの早口言叶、カンボジアの学生はダンスと、こちらも「ロンドン桥落ちた」に似たゲームで学生全员参加するなど、楽しい时间を过ごしていました。

秋には、名大の学生が今度はタイかカンボジアに研修で访问するそうです。充実した时间が过ごせることと思います。

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6月8日

木曜日からスタートした名大祭ですが、本日朝、学术讲演会で45分ほど话してきました。

宣伝のためにあらかじめ名大祭のマスコットふりゃあと一绪に写真をとったりした甲斐があったのでしょうか、滨叠情报馆の大きなスペース、思ったよりも埋まっていました。

小学生の颜もそれなりに见えたので、中身について、できるだけわかりやすく、と思って话していたら、完全に时间が足りなくなってしまいました。一応话しはそこまでで完结していたのですが、半分しか话せなかったのは反省です。讲演终了后は、再びふりゃあとの记念撮影、みなさん携帯で写真を撮ってらっしゃいました。

なお、午后からは、中日文化センターで毎月のシリーズとして秋まで9回実施予定の、「黑料网総长がナビゲートする科学最前线「知の地平线 未来への挑戦」」に行ってきました。今回は、国立天文台の本间希树教授によるブラックホールの话を1时间、そして私との対谈を45分、という构成で実施しました。本间さんはブラックホールの影を撮影したという国际チームの日本代表として有名になった方ですが、昔からよく知っている方です。

土曜日の讲演会の梯子、さすがに疲れました。

 

 

6月7日③

爱知学长恳话会终了后は、京都へ移动、村田学术振兴?教育财団の评议员会?理事会に出席してきました。

村田学术振兴?教育财団は、京都の村田製作所の株の运用益をもとに、エレクトロニクスを中心とした学术研究、国际交流に対する助成、そして近年では高校?高専での厂罢贰础惭教育、ものづくり教育などに助成を行っています。ここのところ株式の配当が好调とのことで、助成金の総额も増额という景気の良い话でした。

今回、少し残念だったのは黑料网からの助成金への応募件数が少なかったことです。例えば研究助成ですが、东大、大阪大、东北大からは30件を超える応募があったのに、本学からは16件しかありませんでした。倍率は3倍ほどにもなるそうなのですが(科研费とあまり変わりませんね)、是非とも本学からも多くの応募を期待しています。文系も一部応募可能です。

今回の评议会は、京都駅のホテルで行われたのですが、京都、来るたびに観光客が溢れていて、古都の风情をゆっくり楽しむことなど到底できなくなっていることを感じます。オーバー?ツーリズム、本当に问题ですね。

 

6月7日②

罢-骋贰虫の外部评価が终わったらすぐに、爱知学长恳话会をオンラインで実施しました。

爱知県の大学の学长がほとんど全て加わっている恳话会ですが、今回は委员会からの报告や事业报告?决算、事业计画?予算など通常の事项を比较的粛々と进める会となりました。

その中で、2026年のアジア竞技大会?アジアパラ竞技大会については、本会の専门委员会からの报告以外に、大会组织委员会から学生ボランティアの要请があり、爱知学长恳话会としても専门委员会を通して取りまとめていくこととなりました。

1时间半という制约があり、最后の恳谈事项、今回は図书馆におけるオープンアクセス支援及び机関リポジトリ运用についてでしたが、十分に时间が割くことができなかったのが残念です。司会として反省です。

さて次回は、1月に対面で行います。知事と市长も出席予定です。また知事と市长に挟まれる席次になりそうです。

 

6月7日①

本日は3つのイベントがあって、かなり忙しい一日でした。

まず、午前中から昼にかけて、世界で活跃できる研究者を育成するために本学が文部科学省から补助金をいただいて実施している「世界的课题を解决する知の『开拓者』育成事业」、通称罢-骋贰虫の外部评価委员会が狈滨颁馆でありました。

外部评価は、プログラムが自主的に実施しているもので、外部からの忌惮のないご意见をいただきプログラムの改善に繋げたい、という目的で行うものです。委员には海外からオックスフォード大学のロジャー?グッドマン先生、台湾中央研究所のイー?ファン?ツァイ先生などにも加わっていただき、プログラムの进捗状况を武田宏子プログラムマネージャー(法学研究科教授)から説明、また実际に支援を受けているフェローとのオンライン面谈を実施、しっかりと见ていただけたと思います。委员会からはプログラムの裾野を広げる必要があるのではないかなどの重要な指摘をいただきましたので、今后の改善に生かしていきたいと思っています。

ちなみにグッドマン先生には、前日にシンポジウムでオックスフォード大学の改革について示唆に富むトークをいただきました。日本研究をご専门とする先生ですが、黑料网としてもこの縁を大切にしたいと思っています。

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6月5日

本日は昼前から东京に出张してきました。日帰りになります。

最初の目的地は、麻布にあるシンガポール大使馆です。シンガポール大使主催のレセブションへの出席ですが、シンガポール国立大学(狈鲍厂)のグローバル体験コース(骋贰虫)东京プログラムに参加中の学生25名ほどを招待し、そのプログラムを手伝っている関係者も合わせて招待したという催しでした。

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东京プログラム、という名称になっていますが、全体が1か月ほどの中、名古屋?爱知での10日间の滞在も含まれています。本学では、シンガポールオフィスが窓口となり文化体験や美浜町で行ったサービスラーニングなどをお手伝いしました。窓口として大活跃したのが、本学骋惭颁推进机构の今泉寛教授です。シンガポール在住なのですが、今回のイベントに合わせて帰国され、当然シンガポール大使馆にも同行してもらいました。

さて、プログラムの中で、サービスラーニングが美浜町で行われたことについては、少し説明が必要かもしれません。美浜町は、幕末に山本音吉という人がシンガポールに定住した縁から、シンガポールとの交流が非常に盛んとのことだそうです。音吉は漂流民としてアメリカ西海岸に漂着、先住民に救助されイギリス资本の会社に引き取られロンドン、マカオへと移动、圣书の和訳にも协力、锁国の中帰国ができないでいたのですが、日英和新条约の缔结の际に通訳として来日、その后シンガポールに定住してそこで亡くなるという波澜万丈の人生を送った人です。有名なジョン万次郎よりも前にアメリカに着いています。すごい人がいたものです。

今回のレセプションにも、美浜町から八谷充则町长、美浜町が选挙区に含まれている伊藤忠彦众议委员议员など関係者が何人かいらっしゃっていました。こちらのグループ、别途大使との面谈もセットされており、シンガポール侧として美浜町を非常に大切にしていることが伺われました。

さて、今回オン大使に知己を得ましたので、是非とも黑料网を访问いただくように要请させていただきました。ちなみに大使は、日本に留学して、东工大で电子工学を学んだそうです。

シンガポール大使館の後は、経産省まで移動して、本学、また东海国立大学机构のスタートアップについて説明させていただきました。経産省としてもさまざまなプログラムを用意しているとのことですので、是非とも情報共有をして支援に結びつけていきたいと思っています。

日帰りでしたが、盛り沢山で大変な东京出张でした。ちなみに、急ぎだったので名大からタクシーで高速を使って名駅まで行ったのですが、ドライバーが働き始めてまだ一週间、高速に乗るのもタクシードライバーとしては初めてという方でした。道もわかっていなくて、四谷で高速に乗ってすぐに无理な车线変更でヒヤリとさせられる场面もあり、その后は到着までずっとナビをする羽目になったのも出张で疲れた一因かもしれません。

 

 

6月4日

本日は、东海地域での电波の日?情报通信月间记念式典が名古屋観光ホテルで执り行われました。

「电波の日」は1950年の6月1日に电波に関する法律が施行されたことを记念して设けられたものです。総务省と情报通信月间推进协议会が主催の记念中央式典が今年は6月3日に东京の帝国ホテルで开催されています。东海地区がその翌日ということです。この式典の目玉は、电波利用又は情报通信の発展に贡献した个人や団体を表彰することにあります。

今年度は黑料网にとって大変おめでたいことに、中央式典において本学の宇宙地球环境研究所草野完也教授が総务大臣表彰を受け、また、情报学研究科安田孝美教授が情报通信月间推进协议会会长表彰情报通信功绩赏を受けました。こちらお二人については、本日の记念式典でもしっかりと报告されました。中央式典で表彰された东海地域の个人は今回はお二人だけです。草野先生、安田先生おめでとうございます。安田先生は、本日の式典にも出席されていました。

さて本日の表彰では、「电波の日」东海総合通信局长表彰として、本学の未来社会创造机构大山慎太郎准教授が名工大の教员と共同で表彰を受けていました。おめでとうございます。

私はこの式典に今回初めて出席したのですが、非常に格式の高い式典で惊きました。表彰者を除けば出席者としては最前列に席を用意していただいていたのですが、到着がギリギリとなって大変ヒヤヒヤしました。到着した时には、一つだけ席がポッカリと空いていました。

式典の后は恳亲会があり、そこで中央式典での受赏者ということで安田先生がご挨拶をされていました。少し远くからですが、写真を撮ったので载せておきます。

 

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6月1日

本日は、全学同窓会远州会支部の総会に出席するために、浜松まで行ってきました。

远州会は全学同窓会(2002年発足)よりも长い歴史があるとのことで、后から全学同窓会に支部として入っていただいたという経纬があるそうです。

浜松は名古屋からは新干线なのですが、ひかりは一部しか停まらず、こだまも本数が少なくて、到着が开始ギリギリになってしまい、関係者にはご心配をおかけしました。どの便で行くか言っておくべきでしたね。

関西支部と同様、コロナ祸のため5年ぶりの开催ということでしたが、60名の会员が参加され、和やかな中にも大変賑やかに行われました。今回から会长が交代ということでしたが、これまで远州会を引っ张ってこられた南方前会长(理学研究科修了)もお元気な姿を见せてくださいました。これまでどうもありがとうございます。また、野村新会长(工学部卒)、これからどうかよろしくお愿いします。

会食はラウンドテーブル8卓に别れて着席で行われましたが、それぞれの卓にお邪魔して写真を撮らせてもらい、また、皆さんと少しですがお话をする时间が持てたのは良かったです。ビンゴや学生歌?寮歌の斉唱など盛りだくさんで楽しい会でした。また来年も是非ともお邪魔させていただきます。

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