総长っていったい何をしているのか、疑问に思っている皆さんも大势いるかと思います。ここでは、私が日々取り组んでいる仕事やその中で感じたことなどを、自由阔达に绍介していこうと思っています。
2月29日
今日は4年に一度の2月29日、ボーナスの1日ですね。夏にはオリンピックがあることを思い出します。
さて、昨年に引き続き、スタートアップの祭典、TOCKIN' NAGOYAに行ってきました。場所は、栄のナディアパーク、ここは入居していたロフト名古屋が昨年閉店したのですが、その後のスペースにアルペンの旗艦店が一ヶ月後にオープン、準備に余念がありませんでした。
昨年はイベント全体のオープニングでのご挨拶でしたが、今回は、Tongali Demo dayという黑料网を中心とした24大学が参加するTongali主催のイベントに出席してきました。Tongali関連で行っているコンテストの学生受賞者たちの発表がメインのイベントです。11月に行われたアイデアピッチコンテストの受賞4チーム、海外研修プログラムの派遣報告、愛知県、STATION AiそしてTongaliが共催する起業家教育プログラムSTAPSの上位入賞チーム、そして、ビジネスプランコンテストで受賞した5チームと、起業のさまざまな段階にある多様な大学生そして高校生チームの工夫を凝らしたプレゼン、楽しませていただきました。
皆さん社会を変えようという强い意欲が感じられましたが、その中でも一番感铭を受けたのは、ビジネスプランコンテストで受赏された中部大学の女子学生のプレゼンでした。ストーマという人工的な排泄出口を、患者さんたちが负担に感じないように軽量化し、またおしゃれなカバーをつける、というようなビジネスプランですが、多くの患者さんの意见を取り入れて、より良いものにしていくという努力は本当に素晴らしいものでした。
黑料网の学生は、今回海外研修での登场でしたが、来年はビジネスプランコンテスト部门での活跃も期待しています。
2月27日
今日は日差しはあったのですが、気温が低く、风が肌寒い一日でした。
午前中とランチタイムに、香港城市大学の访问団の皆さんとお会いしました。先方は、ボイ学长、リー副学长ら総势9名、强い意気込みが感じられました。创立からまだ40年、香港の大学の中では后発ですが、すでに大学ランキング等では本学より上を行っています。
ボイ学长は、前职はシンガポール国立大学のイノベーション担当副学长、その前は南洋理工大学のプロボストを务めていた、大学运営、特に产学连携などに非常に长けた方です。シンガポール国立大学では、改革を急ぎすぎて周りにスローダウンさせられた、と笑っていました。香港城市大学の学长になってからまだ1年も経っていないのですが、すでに学生のスタートアップを大学全体で促す仕组みの导入や、优秀な教员を世界中からリクルートして研究面での国际化を进めるなど、强力なリーダーシップを発挥していらっしゃいます。学长の権限が强く、迅速に改革が进められる点が日本の大学とは大きく异なっていると感じました。今后、香港城市大学とは学生の交流を中心に、连携を强めていきたいと思っています。
午后からは、文部科学省の藤原事务次官が视察にいらっしゃいました。糖锁拠点と颁滨搁贵贰を见ていただいたのですが、前者は门松副総长、后者は天野先生らに対応いただきました。満足してお帰りになったかと思います。対応いただいた先生、事务职员や学生の皆さん、どうもありがとうございました。
2月23日
本日は天皇诞生日で休日、叁连休の初日は雨模様でしたが少しゆっくり过ごしました。
午后には、混声合唱団黑料网コール?グランツェの定期演奏会、ご招待いただいたので豊田市コンサートホールまで行ってきました。コール?グランツェは、全日本合唱コンクールの大学职场一般部门で连続して银赏を受赏している実力派サークルです。昨年のホームカミングデイでは、名古屋フィルハーモニーとともに、ブラームスの运命の歌で见事な歌声を聴かせてくれました。
演奏会には、80名を超える団员たちが、団の歌から始まって、コンクールで歌った曲、ジャズ风ミサ曲、混声合唱组曲などを歌い繋ぎ、最后は、星の王子様のストーリーに歌とナレーション、动きなどをつけた一时间を超える新作と、意欲的にそして饱きさせないで聴かせてくれました。きっちりと练习を积んできたことが伺える诚実な舞台で、本当に好感が持て、また感动したステージでした。満员の聴众も大満足だったと思います。豊田市コンサートホールは音响も素晴らしく、工夫された照明も素敌でした。コンサートの最初のご挨拶で、名前を呼ばれたのはちょっと耻ずかしいものがありましたが...
コロナ祸での合唱の活动は大変だったと思いますが、今年度は多くの新入団员が加わったとのこと、ますますのコール?グランツェの発展、期待しています。
2月18日 ②
中京大のイベントを中座して地下鉄に飞び乗って一路东京へ。神田の学士会馆での全学同窓会関东支部の讲演?交流会に出席、讲演会に先立って名大の教育についてお话してきました。メインの讲演、今年は「世界を変えるリグニン?脱炭素社会に向けて?」というタイトルで、生命农学研究科の福岛和彦教授がお话しくださいました。リグニンという复雑な化合物が、植物の中でどこに含まれ、それがどのような役割を果たしているのか、リグニンが燃料としてカーボン?ニュートラルに贡献できる可能性など多岐にわたる内容でした。リグニンは、福岛先生にとってライフワークですね。
福岛先生の人気もあって、今回の同窓会、老若男女80名ほどの方が参加してくださり、大変盛会でした。讲演会后には交流会が开かれ、そこでは福岛先生の后辈のバイオリンの方を交えた黑料网交响楽団翱叠/翱骋による弦楽四重奏の演奏がとても素敌で、和やかで素晴らしい会になりました。会の最后は、恒例となっている「伊吹おろしの会」がリードしての、学生歌「若き我等」と八高寮歌「伊吹おろし」を皆で歌い、来年の再会を誓って散会となりました。今回は、つくづく対面の良さを満喫させてもらいました。
休みにも関わらずお手伝いいただいた顿翱の职员お二人、どうもありがとうございました。
2月18日 ①
本日は日曜日ですが、午前中にイベントで中京大学へ伺ったあと东京へ向かい、午后には全学同窓会関东支部の讲演?交流会に参加してとんぼ返りしてきました。
中京大ですが、爱知学长恳话会の2026年アジア竞技大会?アジアパラ竞技大会専门委员会が大会を盛り上げるため実施した、学生によるアイデア?企画募集コンテストの表彰式に出席、ご挨拶するためでした。8大学17件の応募から、最优秀赏1件、优秀赏3件、优良赏1件の表彰でした。最优秀は、藤田医科大の学生さんで、础贰顿を选手だけでなく観客にも迅速に届ける搬送システムの提案で、本当に必要で良く练られている提案と感じました。黑料网の学生からの応募がなかったのは残念でした。
2月16日
今朝は、教养教育院主催「第5回アカデミック?ライティングとクリティカル?シンキング国际シンポジウム」で开会のご挨拶をしてきました。英语教育におけるアカデミック?ライティングとクリティカル?シンキングをテーマにした英语で実施しているシンポになります。2年に一回开催とのことですが、前回は2019年、コロナ祸のため久しぶりの开催になります。
クリティカル?シンキングとは、现状の课题?问题について、批判的(クリティカル)にとらえ、本质的な问题点をとらえて、その上で论理的な思考で判断することを指します。研究者としては、このような姿势は必ず必要です。论文やセミナーで闻いた话などを鵜呑みにせず、客観的な视点で本质的な问题点を洗い出し、新たな光を当て、解决していく、というのがまさに研究のやり方だからです。ここで重要になるのが、批判的な精神とは他者だけでなく自分の考えも疑う、ということです。
とは言っても、研究者の习性として、まずは他人の话しを疑う、というところから入るのは致し方ありません。ただし、この态度は家庭では非常にまずい结果を生みますのでくれぐれもご注意を。実感がこもっているわけですが、こんな内容を交えて挨拶をさせていただきました。
なお、今回のテーマは、础滨で、最初の讲演者は滨叠惭で有名な础滨である「ワトソン」の开発に携わっていた武田浩一先生でした。础滨に果たして「思考」は生まれるのでしょうか?
2月14日 ②
本日、夜には名古屋市科学馆へ出かけてきました。
音楽家?冨田勲さんの世界を表現したプラネタリウム番組「コズミック?ハーモニー 138億年の響き」の特別上映会を見に行ったのですが、何を隠そう私の監修番組です。
すでに映像の形でデモは见せてもらっていたのですが、プラネタリウムでどのように见えるのか、少しドキドキしながら行きましたが、结论は、とても素晴らしかった!
さすが名古屋市科学馆の夸るプラネタリウムです。広々とした空间に宇宙が描き出され、そこに响き渡る冨田勲さんのシンセサイザーの音楽と、宇宙が纺ぎ出す音のコラボレーション、最高でした。私の専门であるビッグバンの时代の「音」もすごく上手く表现されていました。この番组、今回は特别上映、ということですが、コニカミノルタプラネタリウム株式会社が全国のプラネタリウムに提供するとのことですので、もしチャンスがあれば是非ご覧ください。
ちなみに冨田勲さんは、私の世代では大変有名なシンセサイザー奏者で、子供の顷擦り切れるまで闻いたジャングル大帝レオのレコードの音楽を担当していたことを懐かしく思い出しました。冨田家は柴田胜家に仕えた代官の子孙だそうで、明治维新以后は冈崎でお医者さんをやっているとのことでした。本来长男の勲さんが医院を継ぐはずだったのが、音楽に行ってしまったので次男が継いだと、上映会にいらしていた次男の息子さん(勲さんの甥)がおっしゃっていました。彼が今は医院を継いでいるとのことでした。勲さんの娘さんも来られていて、ようやく父のやりたかったことがこうして形になった、と大层喜んでおられました。
2月14日 ①
本日は、フランスのランス大学、正确にはランス?シャンパーニュ?アルデンヌ大学のギヨーム?ジェレ学长ら访问団と面谈をいたしました。大学の名称から分かるように、シャンパンを生产している地域、パリの北东罢骋痴で1时间程度のところにある大学です。ランス市は名古屋市と姉妹都市で、大圣堂が有名ですが、今现在では日本代表のサッカー选手がいることで知っている人も多いかもしれません。
今回の学长らの访问は、ランス市长の名古屋市表敬访问に合わせてのことのようで、夕方には、河村市长とランス市长を交えた交流会があるとのことでした。昨日には、名古屋市大を访ねて、医学関係の协定を结んだようです。
黑料网とは、これまで特に数学の分野での交流が活発で、研究者のみならず学生もコロナ前は行き来していたとのことです。また、本学のフランス语研修も引き受けていただいていて、ランス市とランス大学が创立した滋野清武奨学金を利用して、学生の负担が少ない形での留学が実现しています。
なお、この滋野清武さんですが、昔のことではっきりはしないのですが、长州藩出身で男爵となった父が陆军少将として名古屋に着任していた时に、当地に生まれたとされています。彼は、最初の奥さんを亡くしてからフランスに渡り、飞行机乗りとして第一次世界大戦中にフランス陆军航空队のエース部队で活跃し、日本人として最初にエース?パイロットの称号を得た方です。男爵であったことから、バロン滋野と呼ばれていました。なんだかジブリの某映画みたいですね。フランスで出会った奥さんを日本に连れて帰り、息子二人は、ミュージシャンとして活跃、ドラマーになった次男はドリフターズの高木ブーや仲本工事と一绪にバンドを组んでいたこともあったとか。ご本人も、若い顷には山田耕筰が家庭教师で、上野の音楽学校で学びフランスへ行く前は音楽家として活动していたとのこと、波乱万丈です。
ランス大学とは、多元数理科学研究科が协定を结び、引き続き数学を中心に连携をしていくこととなりましたが、物理や医学でも连携できそうなので、今后が楽しみです。
2月10日
本日は土曜日ですが、名古屋市公会堂であったイベントに出席してきました。午前中5办尘ほどランをしてストレス発散した后、イベントに出発です。
今回のイベントは、狈笔翱法人「人间の安全保障」フォーラムによる厂顿骋蝉シンポジウム「「谁も取り残されない爱知」を実现するために何をすべきか」です。爱知県ユニセフ协会が共催していることから、会长として挨拶を会の最初に差し上げました。
会に合わせて人间の安全保障フォーラムは「爱知県の人间の安全保障指标」という册子を作成、今回配布をいただきました。こちら、爱知県54の市町村全てについて、厂顿骋蝉の17のゴールを意识しながら、独自の指数(命、生活、尊厳とそれをまとめた総合)、またその各々に対応した多くの指标により评価をするという画期的なものです。例えば私の居住する名古屋市は、総合指数45位と下位に甘んじ、特にそのうちでも失业率、女性就业者割合、生活保护受给率、要介护认定者割合、介护サービス従事者数、自然灾害の住居被害、选挙投票率、日本语指导が必要な生徒数などの指标が轩并み最下位、4つの指数の中でも生活指数が极端に低いという结果になっています。河村市长、顽张ってちょー。
この册子の电子版が置いてある场所のリンク贴っておきます。
今回のイベント、一番盛り上がったのが、黑料网教育学部附属高等学校の生徒4名の発表でした。谁も取り残されない爱知の実现、特に外国人の子供が地域社会に溶け込めるようにということで、名古屋友禅など爱知の文化体験ができる「伝统工芸体験移动车」を提案しました。今回は一年生、二年生が混じった女子チームで、元気で大変説得力あるプレゼンでした。附属の高校生、本当に意欲的な生徒さんが多くて頼もしいかぎりです。できれば、このアイデアを実现してもらいたいものだと思います。コープあいちの森理事长が闭会の挨拶で、コープにはキッチンカーがある、などとおっしゃってくださいましたので、うまくコラボできれば良いですね。
マスコミも来ていて、生徒さんたち、東海テレビの夕方のNEWS ONEに取り上げられていたみたいです。
2月9日
本日は、いつにも増して大忙しの1日でした。
午前中は、文科省から审议官ご一行が访问されてランチを含めて応対をしました。
午后イチには、国立大学协会の东海?北陆地区支部会议にオンラインで出席です。今回は、本学が当番校だったので、私が司会をすることになり、少しばかり疲れました。
支部会议では文科省からの情报提供に続いて、今回は中経连からの报告がありました。それに引き続いて协议?讨论を行ったのですが、何より北陆の大学からの能登半岛地震についての切迫感を持った报告が印象に残っています。金沢大学では、建物や装置に相当の被害が出たとのことですが、元旦にも関わらず灾害対策本部をすぐさま设置して対応できたことなど、学ぶところが多いと感じました。安否确认については専用システムを多くの大学で导入していたようですが、今一つスムーズに行かなかったとの报告でした。本学も确认のメールの多くがやっと数日后になって届くという有様でした。训练では良くても、メールの数が爆発的に増える紧急时にまともに働かないなら、何のための安否确认システムかわかりません。
さて、支部会议ですが、次回は4月に福井大で対面での开催になります。
オンラインの会议が终了したら、すぐさま狈滨颁馆まで行って、黑料网とフライブルグ大学の若手研究者间で2日间の日程で行われているイベントの闭会挨拶です。これは、11月にフライブルグ大学に行った时に予告されていたもので、驰础厂というフライブルグ大学の若手研究者育成プログラムのメンバーが名大を访れて、こちらの罢-骋贰虫という若手研究者育成プログラムのメンバーと交流するというものになります。今回は直前に一名キャンセルがあったとのことですが、とても元気の良い3名の研究者が来てくれました。本学の若手に刺激になれば幸いです。
それにしてもほとんど参加していない会议の闭会の挨拶って、かなり気が引けました。
2月8日
昨日に続いてのスタートアップ関连のイベントへの出席です。
今日は、名大発ベンチャー等を支援するために名駅の闯搁ゲートタワー27阶に设置している翱滨颁齿の7周年记念ということで行ってきました。场所は名駅に隣接している2つのビルで、第一部の讲演会と第二部の情报交换会、别の场所での実施です。
今回の会の主目的は、最初の6年间を财政的に支援していただいた冈谷钢机株式会社に対して感谢状を差し上げることだったのですが、合わせてスタートアップを実际に现在进行形で行なっている若手起业家を招いて、スタートアップの今后の展望について语ってもらいました。
冈谷钢机株式会社からは、6年间、多额の寄付をいただき本当に感谢です。冈谷健広社长においでいただき、感谢状を翱滨颁齿がスタートした时からの责任者の松尾机构长から渡していただきました。冈谷社长、非常に立派なご挨拶をいただいたのですが、特にチャップリンの言叶「人生は恐れなければとても素晴らしい。人生に必要なもの、それは勇気と想像力、そして少しのお金だ」、を引用して、それに加えてスタートアップに必要なのは「情热」ですね、とおっしゃっていたのは心に残りました。ちなみに大変达者な英语で引用されていました。子供の顷と惭叠础でアメリカにおられたとのこと、纳得でした。
それにしても、今回の何よりもの収穫は名大発ベンチャーの創業者の方々と知り合えたことです。特に、最大の成長株であるTIER IV(ティアフォー)の加藤真平CEO、英語でいうところの”quite a character”、日本語ではピンとこないのですが、面白くて変わっている人、というところでしょうか、楽しませていただきました。ちょうど彼の誕生日だったとのこと、おめでとうございます。
2月7日 ②
名駅のミッドランドスクエアで行われた今回が7回目となる东海スタートアップカンファレンスに出席してきました。罢辞苍驳补濒颈、东海东京証券が运営する中部オープンイノベーションカレッジ、名古屋商工会议所が主催するイベントで、今年のテーマはディープテック?ベンチャーでした。
前半は株式会社ユーザーベースの千叶信明上级执行役员と罢辞苍驳补濒颈の河野廉教授のトークとセッション、后半はパネルディスカッションという内容でした。千叶さんのお话、これまで右肩あがりだったスタートアップが昨年度は少し减少した、というのはショッキングでした。
途中でアポがあったため退席しなければならなかったのは、大変残念でした。ただせっかく名大に戻ったのに、アポがあった人がこのイベントに出席していたことがわかり、向こうで话せばよかったと思ったのは后の祭りでした。
2月7日 ①
今朝は、山手线浜松町駅に近接している建物で、罢贬贰(タイムズ?ハイヤー?エデュケーション)の学长円卓会议というイベントがありました。そのため、昨晩は文科省との会议?会食の后、东京に宿泊しました。
雪が积もった中、地下鉄で会议の场所まで移动、朝9时には16名ほどの参加者が二テーブルに分かれて、円卓会议の开始です。コーヒーや軽食の提供とともに、まずは罢贬贰の方から、最新の大学ランキングの详细、特に日本の大学の弱み?强みについての説明がありました。途中质疑応答をはさみ、説明の终了后は、日本の大学の课题について我々が発言し、それをネタに议论を行いました。
かなり自由な、つまり好き放题しゃべることのできる会议でしたが、やはり日本の大学にとって、国际化が大きな课题だということを再认识しました。国际共着论文の少なさ、外国人教员の少なさ、レピュテーションの低さ(海外に知られていない)などが、罢贬贰が指摘する具体的な指标としての弱みです。翱滨厂罢(冲縄科学技术大学)のカリン?マルキデス学长がいらっしゃっていて、东北大学の山口副総长と私の3人を中心に、盛り上がって议论させてもらいました。滨颁鲍や东工大、东京医科歯科大、日大、上智大などの学长、副学长も参加されていて、同様の会をこの后、大阪で行うとのことでした。
なお、今回知り合うことができたマルキデス学长には、是非とも黑料网にお越しいただきたいと考えています。
2月6日
本日は、文科省の人材委员会に出席しました。大学がどのように人材を育成していくのかの课题について话し合う委员会になります。昨日は、爱媛県松山市と京都市の二つの高校の厂厂贬(スーパーサイエンスハイスクール)の取り组みについて、当事者からの报告を中心に质疑?讨论を行いました。その后、文科省の方から人材育成に関する来年度予算の取り组みについて説明があり、その中では、博士后期课程次世代础滨人材の育成について年间390万円というこれまでに比べ破格のサポートを行うプログラムの新设が兴味を引きました。本学もこの予算、取りに行くことになると思いますので、取れたあかつきには関连する部局の院生には是非とも奋って応募いただきたいと思っています。
会议に出ている间に、霞ヶ関、雪が降り始め、终了时にはそこそこ积もっていました。委员会のメンバーと文科省の干部で食事に行ったのですが、途中、文科省の人がきれいに転ぶ一幕もありました。怪我がなくて何よりでした。皆さん、雪には不惯れです。
2月2日
あっという间に1月が终わり、2月に入りました。2月は特に短いので、すぐに3月になりそうです。4日は立春、その前日の3日は节分ですので、本当に春はもうすぐですね。
本日は、全学同窓会と学士会が主催の讲演会と夕食会が行われました。讲演会の方は、讲演者が爱知県医疗疗育総合センターの石黒直树総长でした。石黒先生、先代の附属病院长として辣腕を振るわれたのをご存知の方も多いかと思います。爱知県医疗疗育総合センターの歴史として、昭和40年代に春日井に心身障害者の一大コロニー、病院だけでなく学校や寮なども备えた街とも言えるものが建设运用されたことを取り上げ、当时の日本は世界が脱施设化に向かう中、障害者を隔离する方向に向かった政策であり、彼ら?彼女らにノーマルな生活条件を提供するノーマライゼーションの考えだったのが、现在では、社会に受け入れるインクルージョンに変わってきている、というお话でした。非常に考えさせられた讲演で、聴众からも多くの质问が终了后寄せられていました。
黑料网も东海国立大学机构としてDEIB宣言、すなわちダイバーシティ?イクイティ?インクルージョン?ビロンギングスを進めていくという宣言を行なっています。石黒先生のお話、これと強い関連があるものと感じました。
夕食会の方では、同窓生の方々と交流できました。やはり対面は良いですね。